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【「投資」をしたいけどお金がない】|むしろ借金がある!~そんな人のための整理術、その借金の危険度は?

NISAのこと、調べたことありますか?
「老後2000万円問題」「投資は早いほど有利」
SNSを開けば、そんな言葉があふれています。
でも、こう思った人もきっといるはずです。

「そもそも投資に回すお金がない・・・」

毎月ぎりぎり。カードの引き落としが怖い。奨学金の返済がある。
家族には言えない買い物のローンがある。
そんな状態で「つみたてNISAを始めましょう!」と言われても、

「……え、月1万円?無理なんですけど」

ってなりますよね。
でも、このままでは「投資を始められていない自分」への焦りだけが、じわじわ積み重なっていくだけです。

今回は、そんなあなたに向けて「投資の前にやるべきこと」を、順番にお伝えします。


「−37万円」からのスタートでした

今回の記事を書くにあたって参考にしたのは、私の姉の出来事からです。
姉が支出を本格的に見直したのは、通帳の残高がマイナス方向に37万円を超えたときでした。

クレジットカードのリボ払い。
友人の結婚式ラッシュで積み重なった出費。
「来月なんとかなる」が3年続いた結果です。
そのころ、投資系のYouTubeを見るのが逆につらくなっていました。
「月3万円積み立てれば10年後には…」という計算を見るたびに、
「私には関係ない話だ」 と画面を閉じていた。
でも、あるとき気づいたんです。

「投資ができない理由」と「借金がある理由」は、同じところに根っこがある。

それは、お金の流れが「見えていない」ことです。
見えるようにすれば、動ける。動けば、少しずつ変わる。

それでは彼女が実際にやった「整理の手順」を、そのままお伝えしていきます。


この記事でわかること

整理の手順として、次の3ステップを扱います。

STEP 1|自分の借金を「全部見える化」する
STEP 2|借金を「危険度」で仕分けする
STEP 3|投資より先にやるべき「返済の順番」を決める

「投資はその後でいい」
投資しながら借金返済は、原則として損します。
まずは「ゼロ地点を知る」こと。それだけで、確実に前に進めます。


STEP 1|自分の借金を「全部見える化」する

まず、紙でもスマホのメモでも構いません。
今ある「借りているもの」を、全部書き出してください。

書くべき項目はこの4つです。

  • 借りている相手:銀行、カード会社、奨学金機構、家族など

  • 残高(いくら残っているか):37万円、120万円 など

  • 金利(年利):18%、2.5%、0% など

  • 毎月の返済額:5,000円、12,000円 など

「金利がわからない」という人へ
カード会社や消費者金融は、WEBの「マイページ」か明細書に必ず書いてあります。
奨学金は日本学生支援機構(JASSO)の「奨学金返還確認票」に記載されています。
わからなければ、電話一本で教えてもらえます。怖くありません。
家族や恋人からの借金も、正直に書きましょう。
「お金の借り」は感情がからむぶん、精神的な負担が大きいです。

これをする理由は後のステップで整理します。


STEP 2|借金を「危険度」で仕分けする

書き出せたら、次は「金利」で仕分けします。

緊急:金利15%以上(消費者金融・リボ払い・クレカのキャッシング)

これは「借金」ではなく「火事」です。
リボ払いの平均金利は年15〜18%。
例えば、10万円借りたら、1年後には11万8000円に膨らんでいます。

投資の平均リターンは年5〜7%(長期・インデックス投資の場合)ぐらいが平均です。
つまり、金利18%の借金を持ちながら投資をするのは、18%で借りて5%で運用するようなもの
どう計算しても、返済を優先するほうが投資よりも「確実なリターン」になります。


注意:金利5〜14%(銀行カードローン、一部の教育ローン)

こちらも早めに返したいですが、投資と並行するかは状況次第です。
無理なくを優先するなら、借金の金利が5%を超えている場合、返済を優先するのが合理的です。
なぜなら、投資で確実に5%以上の利益を出し続けることは難しい一方、借金を返済すれば「その金利分の支払いを確実にゼロにする」という、投資で言えば「リスクゼロ・非課税の確定利回り」を得るのと同じ効果があるからです。


許容範囲:金利5%未満(奨学金、住宅ローン、家族からの借金)

これは「悪い借金」ではありません。
奨学金の第二種でも金利は上限年3%程度。住宅ローンは1〜2%台。
長期的には、投資と並行しても数字の上では成立します。


STEP 3|返済の順番を決める

ここが一番大事なステップです。

基本ルール:金利の高い順に、集中して返す

たとえばこんな状況の場合:

  • Aカード(リボ払い):残高12万円 / 年利18%

  • 奨学金:残高80万円 / 年利2.2%

  • 親への借金:残高15万円 / 金利0%

この順番で返していきます。

① Aカードのリボ(年利18%)→ 最優先で完済
② 親への借金(精神的負担が大きいため早めに)
③ 奨学金(金利が低いので、最後でもOK)

管理が面倒だからと、残高が少ないものから返したいという気持ちも沸くかもしれません。
一つでも早く「終わった!」という達成感が得たいからと思うのはしかたありません。
でも、実際の返済額を考えると「金利の高いものから」の方が総支払額は少なくなります。
ただどちらを選ぶかは、あなたの次第です。
少しでも支払いを減らすか、達成感を少しでも早く積み上げていく方が良いか、続けられる方法が正解です。


「投資を始めていいタイミング」の目安

緊急の借金(金利15%以上)がゼロになったら、投資を始めていいサインです。

そのとき、まず用意するのは「投資資金」ではなく「緊急予備費」です。
生活費の3ヶ月分(できれば6ヶ月分)を準備出来次第、手をつけない口座に確保してください。
これがないと、投資した資金を急な出費で売らざるを得なくなります。

予備費が貯まったら投資の開始。月100円でもいいのでつみたてNISAを始めます。
「少額すぎる」ことは、まったく問題ありません。
まずは投資をするという「習慣」をつくることが先です。


書き出しシート(コピーして使ってください)

スマホのメモにそのままコピーして使えます。

【わたしの借金マップ】
① 借入先:
残高: 円
金利: %
毎月返済額: 円
危険度:緊急 / 注意 / 許容範囲
② 借入先:
残高: 円
金利: %
毎月返済額: 円
危険度:緊急 / 注意 / 許容範囲
③ 借入先:
残高: 円
金利: %
毎月返済額: 円
危険度:緊急 / 注意 / 許容範囲
【返済の順番】
1位:
2位:
3位:
【投資を始めるゴール(緊急がゼロになる日の目安)】
年 月ごろ


リボ残高14万円を9ヶ月で完済した実際の動き

姉のケースを、数字でそのままお見せします。

スタート時(2021年9月)

  • クレカリボ残高:14万円(年利18%)

  • 毎月の最低返済額:5,000円(このままだと完済まで3年以上)

  • 手取り月収:約17万円(パート勤務)

やったこと

毎月の支出を見直し、「固定費」を中心に削りました。

  • スマホを格安SIMに変更:月▲4,200円

  • サブスク整理(動画2つ→1つ):月▲1,480円

  • 食費の「週払い管理」を導入:月▲約8,000円

捻出できた月約1万3,000円を、最低返済額5,000円にプラス。
毎月1万8,000円返済に変更。

結果

9ヶ月後(2022年6月)にリボ完済。
支払った利息の総額:約17,000円(最低返済だけ続けた場合の試算:約42,000円)
約25,000円の利息を「節約」できた計算になります。

完済翌月から、つみたてNISAに月3,000円を設定。
「やっと始められた」と言っていたのを今でも覚えています。


今日、1つだけやってみてください

まずは、1つだけ。

「自分が借りているものを、全部書き出す」

それだけでいいです。
書き出すだけで「見えていなかったもの」が見えてきます。
見えたら、怖くなくなります。怖くなければ動けます。
お金の整理は、投資の前の「地ならし」です。
地面が整ったとき、はじめて種を蒔くことができます。

焦らずまずは1歩は踏み出しましょう!


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次回は「Ozempic経済」について少し書いていますので、お時間あれば読んでみてください。

日々の中で資産を作っていくための心構えなどを日記代わりにいろいろ書いています。
前回の記事も時間がありましたら読んでみてください。


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