幸せそうな人が絶対にやらない習慣
「なんであの人は、いつも幸せそうなんだろう?」
最近、ふと思ったんです。
同じ会社の後輩、家も遠いし、子どもはまだ小さいし、業務量もそれなりに多いのに、なぜかいつも笑顔。
打ち合わせ後の休憩室で「いや〜、今日もいろいろやらかしましたけど、なんとかなるもんですね〜」って。軽い。とにかく軽い。
…こっちは朝から子どもの体温計見て、業務のタスク確認して、メール返信しながら食パンくわえて走ってるっていうのに。
なぜ彼は、こんなにも余裕があるように見えるのか?
そこで気づいたんです。
「幸せそうに見える人って、“あること”をしていない」って。
今回は、そんな「幸せそうな人が“やっていない”習慣」を3つに絞ってご紹介します。
もしかすると、あなたの毎日の息苦しさは、“やっていること”よりも、“やらなくてもいいこと”が原因かもしれません。
やらない習慣①自分を責めない
「反省してるんだから許してあげよう、自分を。」
私は昔、些細な失敗でも夜寝る前に「なんであんな言い方しちゃったんだろう…」って自責モードに入っていました。
「また言い過ぎたかも」
「相手の反応、ちょっと変だったな」
「もっと上手くやれたはずなのに…」
まるで“社内反省会”を一人で開いているような日々。
でもある日、妻に言われたんです。
「あなたって、ほんと自分に厳しいよね。たまには“まあいっか”って言ってあげれば?」
ハッとしました。
心理学では、「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」という言葉があります。
失敗したときに自分を責めるのではなく、親友にかけるような言葉を自分にかけるという考え方です。
「失敗は誰にでもあるよ」
「今日も一日、よくがんばったじゃん」
この一言だけで、心の重りがふっと軽くなる。
それを、幸せそうな人は“自然に”やってるんです。
やらない習慣②他人と比べない
「隣の芝生は、ただのインスタフィルターかも?」
あの人の家、広いな。
この人のSNS、リア充感すごいな。
部下のほうがプレゼン上手くない?
気づくと、誰かと比べて劣等感に襲われていること、ありませんか?
でも、ちょっと待ってください。
私たちが比べている“他人”って、人生のほんの一部だけを切り取った存在ですよね。
笑顔の裏で、親の介護に悩んでるかもしれないし、
キラキラ投稿の裏で、毎晩泣いてるかもしれない。
自分にないものばかりに目を向けると、際限なく「足りない」自分が出来上がってしまいます。
大事なのは、昨日の自分と比べること。
「今日はちょっとだけ早く寝られた」
「昨日より、イライラせずに話せた」
それで十分なんです。
他人のレースじゃなくて、自分のペースでいきましょう。
やらない習慣③「〜すべき」で生きない
「〜すべき」が増えると、心が窮屈になる
仕事は丁寧にすべき
家庭では我慢すべき
部下の前では弱音を吐くべきではない
…うん、しんどい。
いつの間にか「〜すべき」だらけの人生になっていませんか?
でも、それって誰が決めたルールなんでしょう?
たとえば、私は「管理職なんだから、常に冷静でいなければ」と思っていた時期がありました。
でもある日、会議中に爆発してしまったんです。
「無理なもんは無理だよ!」
って。
…めちゃくちゃ気まずかったけど、そのあと部下がポツリ。
「課長も人間なんだなって、逆にホッとしました」
あれ?意外と“ちゃんとしすぎないほうがうまくいく”こともある…?
「〜すべき」は、時に自分を守ってくれるけど、多すぎると鎖になります。
ときには、「別に、しなくてもいいんじゃない?」って自分に聞いてあげることも大切です。
今日からできる“やらない習慣”リスト
夜寝る前、失敗より「今日うまくできたこと」を3つ書き出す
SNSを開く前に、「これは演出だ」と心の中で唱える
「〜すべき」と思ったら、「それ、ほんとに?」と問い直す
自分への言葉を、親友に言うならどう言うか?と変換してみる
比べるなら、昨日の自分と比べてみる
一気に全部は難しいです。
でも、どれか一つでも意識してみると、心の風通しが変わります。
なぜ「自分を責めない」人が幸せに見えるのか?
「自責グセ」がある人って、責任感が強くて真面目。
でも、自己批判のしすぎは、脳にとって“ストレスそのもの”だと知っていますか?
アメリカの心理学者クリスティン・ネフ博士が提唱する「セルフ・コンパッション」の研究では、自己批判を続けるとうつ・不安・自己嫌悪が強くなり、幸福度は低下する
一方で、失敗したときに「自分に優しくできる人」は、ストレスからの回復も早く、人間関係も良好になりやすい傾向があるそうです。
とはいえ、「自分を甘やかすなんてダメ」と思ってしまう人も多いですよね。
でも、ここでの“優しさ”は、甘やかしではなくケアなんです。
たとえば、上司が部下にミスしたときに
「なんでこんな簡単なこともできないんだよ!」
と言うのと、「次はこうすれば大丈夫だよ。
どうやったらサポートできそう?」と聞くのとでは、
後者のほうがずっと建設的ですよね。
同じように、自分自身にも「建設的な声かけ」をする意識を持ってみましょう。
40代の私はこうやって“自責”から抜け出した
ある日、プレゼンで大失敗したんです。
声は震えるし、資料のページは飛ばすし、先方の表情はどんより。
その夜、ベッドで「もう終わった…」と落ち込んでいた私に、娘が一言。
「パパ、今日なんでそんなに元気ないの?」
「うーん、ちょっと失敗しちゃってさ…」
「ふーん。でもちゃんとごはん作ってくれたし、えらいと思うよ?」
その言葉で我に返りました。
「あ、仕事は失敗しても、全部ダメなわけじゃないんだ」って。
この「部分で評価する感覚」が、自責をやわらげる鍵です。
「比較しない」ってどうやって実践する?
他人と比べること自体は、人間の本能でもあります。
心理学でいう「社会的比較理論(Festinger)」ですね。
でも、それを無意識に・常にやっている状態が続くと、幸福感が著しく下がるという研究も出ています。
とくに現代はSNSがある分、「他人のハイライト」と「自分の日常」を比べがち。
そこでおすすめしたいのが、「比較対象の“軸”を変える」こと。
【実践法】「自分の軸」で比べ直す3ステップ
他人と比べて落ち込んだとき、まず紙に「今感じていること」を書き出す
例「あの人は発言力があってすごい」「私は場の空気ばかり読んでしまう」それを裏返して、自分の強みに変換してみる
例「私は相手の立場を考えて発言できる」「調整力がある」「自分が大切にしている価値観は何か?」を問い直す
例「私は、チーム全体の雰囲気をよくすることに喜びを感じる」
すると、自分の中の“比較の意味”が変わってきます。
「〜すべき」に縛られている人ほど、不幸になりやすい?
「~すべき思考」は、心理学では「musturbation(マスターベーション)」と呼ばれるほど有名な思考パターン。
有名な心理学者アルバート・エリスは、
“must”や“should”を多用する人ほど、心の柔軟性がなくなり、生きづらくなると指摘しています。
特に日本の管理職は、「会社ではこうあるべき」
「部下にこう接するべき」「家庭ではこう振る舞うべき」など、
“べきルールブック”を脳内で作りすぎる傾向がある。
でも現実は、そんな教科書どおりにはいきませんよね?
私の“べき”の呪いが溶けた瞬間
あるとき、家で洗濯物をたたみながらふとこう思ったんです。
「俺って、“ちゃんとした大人”やれてるかな?」
でもそのあと、娘がふざけてシャツをかぶって走ってきて、
私は思わず大笑いして、シャツがぐちゃぐちゃに。
その瞬間、「ああ、こういう時間のほうが大事かもしれない」って思ったんです。
“ちゃんとした大人”より、“楽しそうな親”のほうが、子どもには嬉しいのかもしれない。
仕事でも同じ。“べき”より“らしさ”が、人を惹きつけるんですよね。
【応用アクション】思考のクセを変えるセルフチェック
最近、よく使っている「〜すべき」「〜であるべき」な言葉を3つ書き出す
それぞれに対して「本当に?」と問い直す
代わりに「〜したい」「〜でありたい」に書き換える
例
❌「もっと上司として厳しくすべき」
✅「もっと信頼される関係を築きたい」
この“言葉の変換”が、思考の窮屈さをほぐす第一歩です。
「幸せそう」は“素質”じゃなくて、“選択”かもしれない
ここまで読んでくださったあなたは、
きっと誰よりも「ちゃんとやろう」と努力してきた人だと思います。
でも、それだけじゃ報われないと感じる日もある。
そんなときに思い出してほしいんです。
幸せそうな人って、たまたま楽してるんじゃなくて、“やらなくていいこと”をちゃんと手放している人なんだって。
このnoteをきっかけに、少しでも「軽やかな生き方」のヒントが届いていたら嬉しいです。
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この記事を書いてる間、冷蔵庫のタコがこっち見てたんです🐙
「チップ貰えなかったら、どうなるかわかってんやろな?」って。
怖すぎるんで、どうか助けてください…(震)