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アナログ・ノスタルジア

行きつけのソープランドが、今日は8時から営業になっていた。
今までは、平日の営業は9時からだったはずだ。
しばらく訪問しないうちに、営業時間が変わったのかもしれない。
 
今日は少し早いが、準備を整えて会社へと向かった。
まだ、誰も来ていない駐車場はガランとしている。
入り口の鍵を開けてオフィスに入る。
まだ誰も出勤していない静かな社内は、気持ちよく僕のやる気を誘ってくる。
 
始業時間の8時を過ぎたが、まだ誰も来ない。
中休みの多い水曜日と間違えているのであろうか?
腕時計のカレンダーは火曜日を指していた。
 
理由が分からない。
そして、壁に掛かったカレンダーを見てハッと気がついた。
 
『秋分の日』
今日は赤の日だ。
道理で昨日は、定時に帰宅する僕をチラリと見て、みんな遅くまで頑張っていた。
デジタルの、業務用カレンダーは休みの日を表示しない。
 
赤の日、残業にもならない勝手な出勤に、昨日のツケが回ってきていた。
 
いったい、僕は何をやっているのだろうか?

                (427文字) 
 


当作品は、東京ローカル岩男さんの企画「#岩男を笑わせろ杯」に参加致します。



旬の後悔、あなたに届け〜💌🕊️ 
 
 
 
 
 
 
 
 

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