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サマーインターン0でも早期内定は取れる

結論から言います。僕がサマーインターンに参加したのは、3days×1社、1day×2社だけです。

しかも1dayは「選考なし」のものと「誰でも通る」レベルの緩い選考で受かったもの。3daysはグループワーク形式のワークショップで、実際の業務とはほぼ無関係な内容でした。

「インターンに行った」と言えるかどうかも正直怪しいレベルです。

それでも、10月に早期内定2社、11月に1社、12月に第一志望の自社開発企業から内定をもらいました。大学3年生のうちに就活が終わっていました。

この記事を書こうと思ったのは、ちょうど今の時期(7月)に「インターン全落ちしました…もう詰んでますか?」という声をよく見かけるからです。詰んでないです。でも、「インターンなんて行かなくていい」と言い切るのも違う。今回はその両方をちゃんと整理してみます。


サマーインターンのメリット、正直に言います

まず前提として、インターンに行くことのメリットはちゃんと存在します。ここを否定するつもりはないので、先に整理しておきます。

① 早期選考・選考優遇の案内

これは本当にあります。IT業界では本選考が年々早期化していて、インターン参加者を対象に秋から内定を出す企業も増えています。参加していれば、他の就活生より早く動けるのは事実です。

② 企業・職種への解像度が上がる

実際に社員と話して、雰囲気を感じることで、説明会やHP上の情報では見えなかったものが見えてくることがあります。「思ってたのと違った」と気づけるのも収穫です。

③ 志望動機が作りやすくなる

個人的にはこれが一番大きいと思っています。体験ベースで「この企業のここが好き」と言えるエピソードが作れる。表面的な情報だけで志望動機を作るより、説得力がまるで違います。


ただ、そのメリットには落とし穴がある

メリットはあります。でも、「よく言われているほど効果が大きいか」というと、正直そこまででもない部分があります。ここが本質的なところなので、丁寧に話します。

「早期選考に乗れる」は、インターン参加者の独占じゃない

IT企業の中には、本選考自体が8〜10月スタートの会社が結構多いです。これって実質、誰でも参加できる早期選考みたいなものです。インターン参加者への特別ルートがなくても、行動さえ早ければ普通に間に合います。

また、「秋の説明会に参加した人にも早期選考の案内をする」という企業も珍しくない。インターンに行けなくても、動いている人には機会は巡ってきます。

「○次選考免除!」という特典についても同じです。書類・Webテスト・1次面談の免除といっても、インターン選考に受かっている実力があれば、そのステップはどうせ普通に通過できるレベルです。手間は減りますが、合否には関係ない。

「企業の雰囲気がわかる」は、半分くらいに受け取った方がいい

インターンに来る社員は、会社の中でも就活生への対応が得意な人・好意的な人が中心です。しかも企業側は「いい会社だ」と思ってもらいたい場です。

数日間のイベント的なインターンで感じた「いい雰囲気」は、本当の職場の姿とは必ずしも一致しません。長期インターンならまた話が違いますが、夏の短期インターンはその点、少し割り引いて考えた方が現実的です。

志望動機については、代替手段もある

このメリットは本物です。ただ、インターンだけが唯一の手段というわけでもない。OB・OG訪問、説明会のパネルディスカッション、社員と直接話せるキャリアイベントなど、インターン参加者と同等の情報を取りに行く方法はあります。


結局、行くべき人・行かなくていい人

ここまでの話を踏まえると、整理はこうなります。

行く価値が高い人

  • 特定の企業が第一志望に近い人(→ その企業への志望動機を強化できる)

  • まだ業界・職種が絞れていない人(→ 比較・検証の場として活用できる)

  • チーム開発の経験がまったくない人(→ 面接で話せるエピソードになる)

無理して行かなくていい人

  • 志望業界と動機がすでに固まっている人

  • 行きたい企業の本選考が夏〜秋スタートで、インターン特典がない場合

  • インターン選考に時間を使いすぎて、自己分析や成果物制作が後回しになっている人

インターンは目的次第です。「行けば就活が有利になる」というより、「何を得たいか」が明確な人に刺さるもの、という感覚が近いと思います。


全落ちした人が今すぐやること

ここが一番伝えたいことかもしれません。

選考を受け続けること自体に意味がある

僕は大学3年の夏、インターンの選考を10社近く受けました。ほとんど落ちました。

最初の面接は本当にひどかった。緊張して頭が真っ白になったり、自分のことをうまく説明できなかったり。でも、面接を重ねるたびに変わっていきました。話し方のリズムが掴めるようになって、同じ質問でも答えがブラッシュアップされていく感覚がありました。

Webテストも同じです。形式に慣れるだけで通過率が変わります。

秋の本選考が始まったとき、インターン選考を10社受けた人と、1社も受けていない人では、面接に入る前の「慣れ」が全然違います。これが内定率に直結します。

「インターンに行けなかった」ではなく「選考を○社受けた」という事実を作る

本選考では「夏に何をしていましたか?」と聞かれることがあります。その時に「インターン選考を通じて面接の練習をしていた」「企業研究を進めて自己分析を深めていた」と言えるかどうかは、地味ですが大きな差になります。

1dayでいいので、参加できるインターンや説明会に申し込んでみてください。無料・選考なしで参加できるワークショップ形式のものも多い。「行動していた夏」を作ることが大事です。

面接を受けたなら、必ず振り返る

落ちた選考も、振り返れば資産になります。「この質問で手応えがなかった」「この答え方は反応が良かった」という気づきをメモしておくだけで、次の面接の準備になります。選考に落ちることは、ただの失敗じゃないです。


まとめ

サマーインターンに参加できなくても、就活は終わりじゃないです。

ただ、「何もしなくていい」とも違う。インターンに行けなかった分、選考を数こなして面接に慣れること、企業研究と自己分析を深めること。これをやっていれば、秋以降で十分に巻き返せます。

僕自身がそうでした。インターンはほぼゼロで、10月から内定が出始めて、年内に就活を終えました。

焦る気持ちはわかります。でも、今から動けば間に合います。

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