ライスワークではなく、ライフワークを
人事の道を歩み始めて数年、私の師匠から授けられたのがこの言葉です。
「ライス」と「ライフ」。
たった一文字の違いですが、その意味するところは大きく異なるでしょう。
ライスワークは文字通り「米(ご飯)を得るための仕事」。
つまり、生活のために必要な収入を得るための仕事を指します。
一方、ライフワークは「人生をかけて取り組む仕事や活動」を意味します。
この小さな違いが、仕事に対する姿勢や人生の充実度を大きく左右するのです。
ライフワークを考えることは、すなわち
自分の世界観を見据える
ことでしょう。
私は人事の仕事を通じて、「テクノロジーと人間性の調和を追求し、個人と組織の持続的な成長を実現する世界をデザインする」という自身の世界観を見出しました。
これは単なる仕事ではなく、私の人生をかけて追求したい理想の形です。
ライフワークへのシフト
は、決して容易ではないでしょう。
調査によると、約9割の人が「ライスワークとライフのバランスをコントロールすることは重要」と考えているにもかかわらず、実際にそれを実現できているのは4割未満だそうです。
それに近いことを成田さんが仰っていたことをブログでも紹介しました。
しかし、困難だからこそ挑戦する価値があるのではないでしょうか。
ライフワークを実践するために、以下のような取り組みを行います。
ライスワークを確実にこなすためのスキルや人脈を身につける
将来的なライフワークの実践を想定したキャリア設計を若いうちから始める
ライフワークとして取り組みたいことを見極める
これらの準備を進めながら、徐々にライフワークの比重を増やしていく。
そんなグラデーション的なアプローチも有効でしょう。
つまり
ライスワークからライフワークへのシフトは、単なる働き方の変更ではありません。
それは、自分の人生の主導権を取り戻す過程でもあるのです。
確かに、すぐにライフワーク100%の生活を実現するのは難しいかもしれません。
しかし、少しずつでもライフワークの割合を増やしていくことで、仕事に対する満足度や人生の充実度は確実に高まっていくはずです。
私たちの人生は一度きり。
その貴重な時間を、心からやりがいを感じられる仕事や活動に費やすことこそ、真の意味で「生きる」ことではないでしょうか。
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