おひな様
ひな祭りにはまだ、早いですが、今年は、おひな様を無事に飾ることができました。

毎年、私が出して、飾った後、早々に、3月4日の朝までには片づけていました。
娘が小さい時は、飾るのをよく手伝ってくれており、二人で楽しみながら飾っていた記憶があります。
中学生位からかな、いつの間にか、飾るのは私だけになっていたのではないかと思いますが、それでも毎年飾っていました。
昨年は多分、種々の事情により飾ることはしなかった筈。
また、昨年の冬の始めの頃の状況では、今年はおひな様を飾ることが出来るようになるとは思っていなかった。
でも、妻からの依頼もあり、何とか飾ることが出来ました。
このおひな様は、約20年前、娘が生まれた最初のひな祭り(初節句)に向けて、妻には内緒で購入したものです。
妻に相談しなかったのは、多分、もし、購入しても三段のものは却下される(多分、お内裏様とお雛様だけのものなら許してくれたかもしれない)と思ったことと驚かせたかったこともあり、内緒で購入したものです。
20年以上経っていますが、大事に扱ってきたこともあり、一部、着物に小さいシミは見られるが、20年前と変わり映えしない状況で、ほっとした次第。
わたしは、今ではあまり考えられない兄弟の数の多い家庭で、金銭的なこともあり、おひな様には縁のない家庭で育ちました。
男である私は、ひな祭りに特別な想いはなかったのですが、姉、妹はあわせて3人いましたが、彼女たちがひな祭りの季節にどのような想いを持っていたかは聞いたことはありませんが何らかの想いは持っていたかもしれません。
世間では「ひな祭り」という行事が行われているにも限らず、うちでは何もなかったという侘しさもあったのかな、それと娘が出来たことで憧れが出たのかもしれないですが、我慢できず、買ってしまったのだと思います。
娘としては、生まれた時からあるので、ないという概念はなかったのかもしれないですね。
既に娘も成人を過ぎてしまったので、もう、不要かもしれないですが、これからも飾れる機会があれば、飾っていければと改めて思った次第です。
購入した時にもらったカタログが、一緒に入ったまま、残っていました。
そこには以下の記載がありました。
あなたが「おひな様」を見つめる目。
この世に生まれてきたその日、
私たちはあなたをそんな目で
見つめていたのでしょうね。
人を愛し、美しいものをいつくしみ、
育んでいく心。
初節句のこの日、あなたの中で
あなたの物語が
もう始まっているんだ
と少し感動しています。
これからこの「おひな様」の前で
どんな物語を描いていくのでしょう。
あなたが、この世に生まれてきて
くれたことにありがとう。
そんな語り尽くせない
感謝の言葉に代えて
ひな人形を飾ります。
そして、ひな祭りは、「三月三日に、人形に身の汚れを移して川に流す」というお祓いの行事が起源という話があります。
毎年、この時期になるとおひな様は、私達をじっと見つめて、見守ってくれていたんでしょうね。
20年経っても変わらない笑顔で私たちを見守ってくれたようで、今もそのような眼差しを向けてくれている気がします。
昨年は飾らなくて、本当に申し訳なかったと今は後悔しています。
感謝して、これからも機会のある限り、飾っていければと改めて思った次第です。
