文句言われ隊
昔、うしろ髪ひかれ隊というグループがあったよな、と思いつつこのようなタイトルにしてみた。文句言われ隊。隊長兼隊員のワタシです。総勢一名であるところの隊は隊として成立しているのかビミョーで、もしかすると文句言われ体のほうがふさわしいのかもしれない。
不満というのは改善のタネであり、不満がまったくない=進歩の余地がない=完成されている=死んでいる、と僕は思っている。以前中学校に職業講話をしに行ったとき、今の会社にもう10年以上いるという話をしたら、「会社に不満はありませんか?」という質問をもらった。
不満は改善のタネである
「もし会社に一つも不満が無くなったら、僕は辞めます」と答えた。不満はいっぱいあるけれど、入った当初はもっとたくさんあった。正直クソったれであり、あれもこれもやべえなと思うような状態だった。それをちょいちょい改善してきてだいぶ快適になってきたけれど、快適になってくると見える新たな問題というのがあって、いつまでたっても不満が無くなりはしないですね、と。不満があるうちはやることがあるのでいるけれど、不満がぜんぜんなくなったら、もうそこにいても自分にすべきことはないという意味だから、いる意味がないから僕は辞めます、という話をしたら、あとでもらった中学生たちからの感想文には、この話が一番驚きだった、という意見が散見された。
どうやら不満があったらやめるので、長くいるのは不満がないからだ、と考える人が多いらしい。でも実際は、不満がある=改善の余地がある、ということなので、不満を持っている人というのはイノベーションのタネを持っている人なのよね。組織のトップ、チームのリーダーなどがやるべきことは、その組織なりチームに対して不満を持っている人を入れておき、その不満をどんどん吸い上げて改善していくことだと思う。自分がリーダーをやっていると見えなくなるものが数多くあって、メンバーでやってるときはいろいろ改善案を出したりできていたのに、上に行くと見えなくなって何をしていいかわからなくなったりする。
そこで。「文句言われ隊」を担う必要がある。
ちなみに上記の会社は3月で辞めたのだが、不満が無くなったからではなく、よりやりたい仕事のチャンスをもらったからである。まだ不満はあって改善すべきことはあったのだが、組織が大きくなりすぎて僕の感覚でやらないほうが良さそうな部分も増えてきていたので、潮時だったかなとも思う。
さて。4月から大学の先生をやっているのだけれど、さっそく先週、たまたま僕がトイレに行こうと思って部屋を出たところで4年生の男子と出くわし、怒涛の文句ぶちまけタイムに30分ほど付き合った。
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