🧸子育てエッセイ|ギリギリで生きている息子が、間に合わなかった日🚽
「もう少しおさえて!」
「ほら、きちんと見て!」
「全部出てから立って!」
「ちゃんと振ってから!」
これで何の話か分かった人は、男の子ママですよね。
きっとそうですよね。
外出した時に限って、
便器と便座の間からおしっこが漏れてきて
お洋服が濡れて絶望したり、
おさえているだけのはずのお手てが
おしっこでびしょびしょになっていて、
「なんでやー!」って叫んだりしていますよね。
我が家の息子(もうすぐ4歳)、トイトレも落ち着きまして、
新たな壁にぶち当たっております。
その名も
「俺はギリギリでいつも生きていくぜ」問題。
要するに、ギリギリまでトイレに行かない、攻めの姿勢。
ハイリスクでしかないこのライフスタイルに、母は頭を悩ませています。
どれだけ言っても
「行かなーい」
「行きたくなーい」
「出なーい」
そしていつも
「おしっこーーー!!」と、
トイレへ猛ダッシュしていくのです。
子どもがトイレに行きたい時って、わかるじゃないですか。
足がそわそわもそもそしたり、
お尻が小刻みに揺れている。
我が家では、「ちっちダンス」って呼んでいるんですけれど。
ちっちダンスしてるよね?って聞いても
「これはちっちダンスじゃないもん!
この恐竜の足音でブルルってなっているだけだもん!」
と、斜め上の発想力で力強く論破されております(論破されるんかい)。
そんなある夜のこと。
タイトルでご想像いただけると思いますが、とうとうやってきたんです「その日」が。
リビングで遊んでいたら、
いつものように「おしっこーーー!!」と息子が走り出しました。
やれやれ、またかと思っていると、
「暗いよぉ!」と叫び声が。
そうだね、夜だからね🌙
トイレに駆けつけると、下半身すっぽんぽんの息子が前を両手で押さえ、全力の足踏みをしています。
これぞ本気のちっちダンスです。
「はーやーくぅぅぅ」
電気をつけると、次は
「これつけてよぉ!」と激おこ。
もう手を離せないほどの限界状態らしく、補助便座を設置しろとおっしゃいます(いつもは自分でつけます)。
よっこらせとつけてあげると、
「これ持ってて!」
「ママは出てって!」
「ドアを閉めて💢」
パンツとズボンを持たされ、外に押し出されました。
バタン!カチャ。
ドアを閉めたその時でした。
扉の向こうから、
「あーぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
絶望の声。
やっちまったな。
なんとも情けない声…
ドアの外で、笑いを堪えるのに必死の母。
ガサガサ、ゴソゴソ音がして、
しばらく沈黙があり、やっと息子が声を出します。
今にも泣きそうな、か細い声で。
「マーマ?」
「なぁに?」
「おしっこ、出ちゃった…」
「そっか。間に合わなかったんだね。」
「どうすればいいの?どうすればいいの?」
(ちょっとパニック)
「落ち着いてママのお話聞いてくれる?」
「うん。」
「まずは、トイレの鍵を開けてくれる?」
「…はい。」
天の岩戸が、開きました。
トイレを覗くと、なんと見事な水たまり!
息子なりに「なんとかしないと」と考えたのでしょう。
トイレットペーパーで拭こうとしたみたい。
1ロール丸々、水たまりの真ん中に浮かんでいます。
これを見た母、我慢できず爆笑。
息子も安心したのだと思います。
私の顔を見てケラケラ笑っていました。
そして、それからというもの。
…息子、全く変わらない!
今日も彼は、ギリギリを攻める姿勢を貫いています。
ちっちダンスも、「これはちっちダンスじゃないもん」構文も健在です。
今のところ、水たまりはあの一回だけだけど、
補助便座にのぼっている最中に、ぽとぽと落ちる事件は何度も発生中。
ぽとぽと落ちたところを自分で拭かせていたら、
トイレダッシュする時に、ウェットティッシュも持ち込むようになりました。
ちゃうちゃう。
学んで欲しいの、そっちじゃないねん。
他にもね、
外出中は絶対にうんちしないマンだったり、
(先日の旅行中3日間は全くしなかった)
おやつ食べてからじゃないとトイレ行かないマンだったり、
うんち中は絵本「ミッケ」を嗜む時間になっていて、めっちゃ時間がかかったり。
トイレの悩みは尽きません🚽
こんな日々を送っているけれど、
このダンスも、大きくなるとともになくなっていくものだと思うと、
ちゃんと愛でておこうかなと思っちゃいます。
「ちっちダンス」と
「ちっちダンスじゃない構文」。
実は、密かに楽しんでいる母です。
▷こちらも「真面目に書いた男の子ネタ」記事です。
▷実は、真面目なエッセイも書いています。
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最後まで読んでくださり、
ありがとうございました🌱

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