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こけ丸物語|雨とビー玉



れいぽんの頭の中にある「思想の森」。
そこに住んでいるのがこけ丸です。



▷こけ丸誕生のお話はこちら
AIと遊ぶ|わたしの頭の中を覗いたら、苔の生き物が住んでいた







きょうも こけ丸は たのしそう。
おおきくて ぶあつい本を
うんうん うなずきながら よんでいます。





「おはよう、こけ丸ちゃん」
あおいとりが
こえを かけました







「おはよう、とりさん
いい天気だね!」

こけ丸は 
本を ぱたりと とじて
にっこり いいました。





その しゅんかんです
ぽつ ぽつ ぽつり。

森に 雨が おちました。





さっきまでの空が
みるみる くもって
森は まっくらに。

ザア ザア ザアと
つよい雨が ふりはじめました。





「あらら、これはたいへん。」
こけ丸は そういうと
ちょこんと すわり、
おなべを まぜはじめました。

コト コト コト。





そうしているうちに
こけ丸は ねむくなってきて、

いつのまにか
ねむってしまいました。





しばらくして
こけ丸が 目をあけると…

こげた おなべの中に
ころん。

とうめいな ビー玉が ひとつ。





その しゅんかん、
森の水が
あふれはじめました。

みるみるうちに
森は 水でいっぱいです。





「いそがなくっちゃ」

こけ丸は そういうと
森のまんなかへ
あるきだしました。





森の まんなかには
空へ のびる
ながいながい
かいだんがありました。





雨の中
こけ丸は かいだんを
のぼります。

くる くる くる
くる くる くる





いちばん上には、
ひとつの とびら。





きぃ…

とびらを あけると
そこは いちめんに
こけが生えたひろば。


ひろばの まんなかには
びんが ひとつ。
こぽこぽと
水が あふれています。





こけ丸は
ビー玉を
そっと とりだしました。

そして、びんのなかへ
ぽちゃん。





すると

みるみる
水が おさまり、

まわりのこけが きらきらと
ひかりだしました。





そして、びんから
ぽこ ぽこ ぽこ
シャボン玉が うまれます。





それをみて こけ丸は
にっこり いいました。

「これで だいじょうぶ。」





シャボン玉は
ふわり ふわりと

晴れた森の空へと
とんでいきました。





おしまい🫧






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最後まで読んでくださり
ありがとうございました🌱


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