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山梨県/桃の花 制作記録④

4月11日

頑張って8時に起きた。最後の部屋は何と三階で(今まで二階だった)、部屋のクオリティも一番良かった。早朝から頑張るとか言いつつそんな早くは起きれなかった。まあでも1時間くらいあれば仕上げられるだろう、と思っていた。難しいのがお土産だ。お土産を買う時間を計算に入れると色々とギリギリなのだ。なぜなら今日の19時から金沢で博士後期課程でお世話になった主担当の鈴木先生が私の博士号取得おめでとう飲み会を企画してくれてるから。金沢まで大体5時間かかる。途中休憩も挟むとすると、12時くらいには山梨を出発しておきたかった。モーニングなんてとっている場合じゃないかもしれない。だが取る。昨日行った半蔵珈琲へモーニング再チャレンジ!10時までのモーニングコーヒーとトーストで700円、嬉しい。店員さんが「連日ありがとうございます」と笑顔で言ってくれて、それだけでまた来て良かったと思った。覚えてくれてるんだな〜と。コーヒーへの拘りもあるっぽくて、まずは浅煎りか深煎りかで入り口があり、その後に3種類くらいの選択肢がある。説明がとても丁寧で選びやすかった。

モーニング

昨日のスケッチに少し加筆をした。

加筆したスケッチ

手前のテーブルの右側の反射やソファの描写がまだ足りなかったので。ゆっくりノートを書きながらお茶をした。あまり長いはできないなあと思いつつ結局10時過ぎまで滞在した。
11時までには現地での制作を開始したい、という思いでカフェを後にする。今日も富士山は見えない、ちょっとテンション下がる。雨も降りそうな感じ。時間がやばいなあ〜と思いつつ、まあ何とかなるだろうという謎の自信があった。そういえば午前中から描き始めるのは初めてだ。日の角度が違うのでこれまた花の見え方が変わりそうだなあと思って実際に見てみると、今までで最もピンクに見えた。こんなピンクだっけ??と驚くくらいだ。

実際に描いている視点を意識した写真

観察すると、何だか花びらの表情が昨日までと違うように見える。成長している気がする。昨日結構雨が降ったからなのもあるだろう。進むと赤色も濃くなるのかな。今日やることは決めていたので、とにかくキャンバスを立てて筆をもちフレッシュピンクとクリムソンレーキとカドミウムレッドとチタニウムホワイトを混色する。だが、どうしてもまだ枝の描写に納得がいかないので花を加筆する前に枝を加筆していく。それに関連して地面や背景も加筆していく。結局全部描くことになった。花は濃いピンクをより濃く、色や形のディテールをしっかり描写していった。花の枝先から新芽が生えてきていた。これは昨日まではなかったのでは?あったか?疑問。でもそれも描く。その過程で、やはり空の鮮やかな青色については彩度を落とすべきなのではないかと思った。どうしても鮮やかさのコントラストがないことが花のピンクを沈ませているように感じるのだ。思い切って青空の上にちょっと燻んだ、紫のようなグレーのような淡めのブルーを重ねる。これが最後の仕事である。

描き終わり。

この写真を撮った時間が12時5分、予定よりかなり遅れている。まずい。お土産を買う場所は決めていた。「シャトレーゼ・ベルフォーレ・ワイナリー」の直売店で買うことにした。Googleマップのコメントを見て、ワインの種類もあるしおつまみも充実していたからだ。また、お世話になった先生方にはワインがやっぱ良いよね、だし山梨はワインが美味しいそうなので。ワイナリーは丘の上にあって、景観も素晴らしい。直売店はワイナリーの一個上の丘にあり、山梨県の広大な風景が一望できる。とても素敵な建物だ。

シャトレーゼ・ベルフォーレ・ワイナリー 直売店

店内に入るとスタッフが試飲できるので是非と案内してくれた。車だったのでジュースの方を勧めてくれて、とっても美味しかった。これは期待できるぞ、と思った。たくさんの種類のワインが並んでいて、全てシャトレーゼ・ベルフォーレ・ワイナリー製造と書いてあったので、オリジナル/特別感もあって良い。ワインの説明を一つ一つ丁寧に読み、それぞれの先生方に感謝の意味を込めて各ワインを選んだ。また今回の仕事の仲介をしてくれた方へのワインや彼女の親、自分の親のためにも選んだ。そして当然自分たちのためのワインも選んだ。レジに増えていくワインを見て先ほど案内してくれたスタッフが若干ひいてたのが見てとれた。自分でも見たことのない量のワインボトルがレジに並んでいたので背徳感がすごかった(合計金額も結構ドキドキするような感じだった)。でもこれができるようにホテル代をがっつり抑えたのもある。最近はよく周りへ感謝することが増えた。しっかり形としてそれを伝えていきたいと思っているので、早速それができそうで嬉しい。

5時間の道のりは行きに比べるとまだマシだったように思う。なぜなら日中だから。でも途中からアイドリングストップの蛍光灯が永遠に点滅していて停車してもアイドリングストップしてくれなくなったので何か故障したのかと思ってヒヤヒヤしながら運転していた。下道の山道はやっぱり昼間でも超危なかった。トンネルに猿が歩いてたのが可愛かった。行きで寄ることができなかった諏訪湖の道の駅で休憩&お昼ご飯を食べた。諏訪湖は琵琶湖と比べると小さいが遠方の町や山並みが美しく、水面への反射も美しかった。昼は天ぷら定食。

味噌ダレをかけて食べる文化らしい。

例の如く空腹が爆発してたので沁みた。
高速は何か途中通行止めで強制的に下されたりして金沢までの道のりはなかなかストレスフルなものであった。結構時間も押してたしね。結局金沢に着いたのは18時ごろだった。まあ予定通りっちゃ予定通り。一旦彼女を拾って帰宅。色々と準備して先生が予約してくれた「鳥びあーの」へ。博士入学の際もここで先生と飲んだなあ。とても懐かしいけど昨日のことのように思い出せる。武田先生は体調崩してドタキャン。残念。菊にいと楓さんと先生の4人での飲み会となった。先生にワインを渡すと本当に嬉しそうに喜んでくれて、私も何かちょっと大人になれた気持ちになった。楓さんとは本当に5年ぶりくらいに会った。大学入学当初から専攻でもサッカー部でもお世話になっていて、私に飲み会での礼節を叩き込んだ先輩である。気づけば私の方から遊びにいったり話したりすることがなくなって全く関わりがなくなっていて、何だかお世話になったからこそか、後ろめたい気持ちになっていた。でも昔と変わらず接してくれたので安心したのと懐かしくてテンションがバカみたいに上がっていたと思う。途中で菊にいがつよし(後輩)を呼び、5人での飲み会となった。

鳥びあーの

当然のように二次会へ行く流れとなる。先生の奥様がわざわざ車を出していただき大感謝。二次会はやはり「つるべ」だ。だがほとんど菊にいと互いの性的趣向の話をしてしまった。ラブホに一人で4泊もしたせいだろう。つよしからは急に私が博士号を取得したことが納得できない、私の口から現場での絵画制作による現実性の表現について話を聞かない限りは認められない、などと言われ、??という感じだったがかなり酔いながらも写真と現実を見て描くことの違いから話を始めた。しかし(当然私の説明が不十分だったのもある)彼にはやはり納得いかないと言われた。(と記憶している)

つるべの後は楓さんに着いていき、つよしと3人でガクソー事務所?の建物の二階で飲む。つよしはすぐさま睡眠、私は楓さんと深夜3時ごろまで話し込んだ。


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