#310 「あ、今幸せだ」と思うとき
——職場で同僚と働けているとき
僕にとって、職場で元気に働くことは当たり前ではない。
図書館で、責任者として微力ながらも職場を取り仕切ることができていること。そしてそんな職場の人たちと仲良く笑いながら働くことができていること。
そんな毎日を過ごしていると、それが当たり前のように感じてしまうこともあるけれど、ふとしたときに自覚する。
あ、今幸せだな、と。
——身に着けたい習慣が身に着いたとき
僕は子どもの頃から、本を読み、ものを書くという人に憧れていた。
そんな憧れを大人になっても捨てず、現実にしようと思って、読書も執筆も習慣にすることができた。今の僕を、あの頃の自分が見たら「憧れの自分」になれたんだと喜ぶことだろう。
だから、日ごろ自然と読書と執筆に打ち込んでいるとき、ふと感じる。
あ、今幸せだな、と。
——自転車で風を切って走っているとき
職場だって、友達の家だって、ある程度の距離であれば僕は自転車で行ってしまう。だからこそ自転車に不調が出てしまったときの絶望感は計り知れないものである。
今年も何度も修理に出したけれど、元気になって還ってくるたびに喜びを感じる。
そして、そんな自転車で風を切って走っているときに、こう思うのだ。
ああ、今幸せだなぁ、と。
——友達とくだらない話をしているとき
友達と集まれば、もちろん真面目な話をすることもあるけれど、大概はくだらない話ばかりする。
お酒と一緒に話したことなんて、次に会ったときには誰も覚えていない。毎回「前回って何話したんだっけ」というところから始まる。そして、また記憶に残らないくだらない話で盛り上がる。
だけど、覚えているのは、友達たちの笑顔。ゲラゲラと高らかに発する笑い声。
話しているときもそうだし、そんな笑いを思い出すと、僕は思う。
ああ、僕は幸せだなぁ、と。
——文章を書き上げることができたとき
今年は1年を通して、文章を常に書いていた。
どうすればいい文章になるのか。どうすれば誰かの心に届く記事になるのか。それを考えていた時間は、おそらく35年の人生の中で一番長い年だったと思う。
こうして書き続けることができたのは、読んでくれる人がいるから。リアクションをいただけたときは心から嬉しいし、もっといい文章を書けるように頑張ろうと前向きになれる。
書きたいことが思いついたとき、文章を書いているとき、書き上げたときに僕は思う。
あ、今とても幸せだな、と。
2025年。
いいことだけではなく、悪いこともあった。辛いこともあったし苦しいこともあった。
だけど、こうした「あ、今幸せだな」と思える小さな幸福を拾い続けられた自分に感謝したい。
2026年も、この先も、さして爆発的な幸せを僕は望まない。
これからも、小さな幸せを拾いながら、この命を全うできるといいな。
今年もありがとう。来年もよろしく。どうか無理せずに。
YeKuさんの企画「今年の自分にありがとう」への参加記事です。
素敵な企画をありがとうございました!
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