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【稲取】細野高原はススキだけじゃない!見どころと注意点をまとめました【初めての人向け】

こんにちは。一気に気温が下がって紅葉も色づく準備を始めたこの頃。今回は静岡県は東伊豆町、稲取地区にある細野高原に遊びに行ったので、その様子をお伝えしようと思います。

これからのススキ観賞シーズンが到来する前にご一読いただくと、楽しい旅行になるかと思います。


訪問日:2025年10月初旬某日
天 気:曇り、風強い
訪問者:結構少なめ
滞 在:2時間程度

登り始めるまで

・THE☆山道な道路をゆく

写真がないので言葉でしか説明できませんが、ここに行くまでの道のりはなかなか過酷です。免許を取ったから気軽に遊びに行こう的な場所ではなさそうです。

まず分岐がわかりにくい。看板を見ていけば迷わずに行けますが、ところどころ「本当にこの道?」となるような細い路地を進むことになります。

最後には車両のすれ違いが難しい林道(退避所はある)を通るので、運転技術に自信がないという方は要注意。とにかくゆっくり進むが吉な道のりです。時間的にも気持ち的にも余裕を持って行きましょう。

駐車場は全部で2つ。ちょっと狭い第1駐車場とめっちゃ広い第2駐車場です。イベントなどがなければ第1駐車場でも問題ないでしょうが、人が多く訪れるシーズン中の土日祝には第2駐車場から歩いた方が時間的に早いかもしれません。

・持ち物について

発電用風車もゆっくり回っていました

さて、この細野高原は高地にあるので吹きさらしの風がモロに当たることになります。それはもう、風力発電ができるくらい。

風でひん曲がった木

なので、防寒用のウインドブレイカーは必須です。筆者は伊豆の気候に慣れきった寒がりさんなので、セーター&ウインドブレーカーを着てちょうどよい感じでした。11月になるともっと寒いので防寒着を持っていくと良いと思います。帽子は紐がついていないと飛ばされるかもしれないので、注意してください。

こんな持ち物があればいいかも(あとは財布とか?)

スマホの電波は入ります。が、自販機やコンビニはないのであらかじめ行動食や水分を用意しておくと良いでしょう。駐車場にトイレはありますが、道中用を足すことはできなさそうだったので最初に済ませておきましょう。

・入山料について

オフシーズンは規定の入山料(100円程度)を払ってできますが、春先の山菜シーズンや秋のススキ祭りでちょっと高くなります。これは仕方ない。これまでの情報によると、一人あたり1000円程度になるそうです。


実際に歩いてみよう!

・ルートについて

さて、細野高原には目的や体力に合わせて様々なルートが設定されています。今回は最短の45分コースを巡りましたが、植生を見てじっくり回ると簡単に2時間が経ちます(我々が特殊なだけか?)。

多くの方は三筋山山頂(展望台があり、伊豆大島や海が一望できる)を目指すと思われますが、まあまあな斜面を歩くことになります。各地にチェックポイントがあるので迷うことはないでしょう。ただ登るだけなら割と時間をかけずに山頂に行けるようですが、以下の魅力的な花々の存在から足元を見てまったりと歩くのもおすすめです。

山頂からの景色は登ってからのお楽しみです(という名の手抜き)。さほど体力に自信がなくてもある程度は見て回れるので山登りの足掛けとして行ってみるのもいいかもしれません。

・ススキ以外にも見応えあり

毎年火入れをして更新されていく草地や湿地。そこに訪れる動植物の多様性にも目を向けてみると意外と面白い出会いがあるかも。

こんな看板がありました。

ススキの足元を見てみれば、名も知らぬいろんな植物。しかし、かの牧野富太郎博士が言ったように「雑草という名の草はない」わけで。調べてみると色々おもしろい植生が垣間見えます。

・こんな植物があったよ!

同行した友人は植物ガチ勢でして、色々な草花の名前を教えてくれました。足元には花、顔を上げればススキ、そして空を仰げば大曇天。なかなかに有意義な時間でした。

言わずもがな、ススキ
ホトトギス(※花)
ナンバンギセル、ススキの根元に生えてくる
ツリガネニンジン(※人参の仲間ではない)
ワレモコウ
キク科の何か(ノコンギク?)
女郎花(オミナエシ)

なお、自然保護の観点から植物の採集は禁止です。写真を撮るくらいにとどめておきましょう。


注意:マダニに気をつけよう

女郎花を撮ろうと膝をついて屈んだところ、ズボンに粉みたいなものが付着していました。そして友人が叫びました。

「あ、マダニだ!」

この頃危険なマダニ。だいぶ小さい赤ちゃんマダニですが、稲取の山にはダニを媒介する鹿がうろついているのでこの高原にも生息していたようです。そんなに脅威な大きさではないものの、二人で急いで服を払います。エゴマみたいな小さな個体でしたが、刺されると怖いので帰る前にも入念なチェックをしました。

ちいヤバ(小さくてヤバいヤツ)

ただし、道自体は舗装されているので、変に寄り道したり草むらに入ったりしなければダニはつかないと思います。最初を除いてその後は舗装路にいた筆者はさほどマダニがついておらず、湿原の周囲(草だらけだった)を回りまくった友人はダニが多く引っ付いていたことも補足しておきます。多分イベント時にはある程度刈り込まれると思いますが、オフシーズンは自衛が必要です。

湿原の周囲をじっくり見たい方は虫除けスプレーや付着したダニを取るためのガムテープなどがあると便利です。なお、森ガールみたいなおしゃれ着で来てしまった場合には、できるだけ舗装路から逸れないように気をつけてください。

念のために調べてみたところ、今のところ細野高原におけるマダニの被害は報告されていないようです。ですが「ダニがいるかもしれない」という意識は持っていた方がいいでしょう。


終わりに

知る人ぞ知る現代に残された希少な草原。同じように毎年火が入れられて管理されている草地には伊東市の大室山が挙げられますが、細野高原はそこにはないワイルドな自然模様を見ることができるのが魅力です。自己責任な場所にはなりますが、行って損はない場所だと思います。ベタな観光地が得意でない人、自然が大好きな人、純粋にススキに癒やされたい人にうってつけの場所です。

今回は以上となります。もし面白かったら「スキ」をいただけると今後の創作活動の励みになります。また次回の更新もお楽しみに。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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