なぜラルフなのか?
ミュージシャンやお客様から、
月に数回、こんな質問をされる。
・なぜラルフって名前なの?
・海外の血が入ってるの?
・本名ですか?
・ラルフ・ローレンが好きなんですか?
実は、今日も聞かれた(笑)
先に答えを言っておくと、
私は生粋の日本人である。
ヒゲがあり、少し濃い顔なので、
海外の人だと思われることが多い。
母方が長崎なので、
もしかしたら濃い家系なのかもしれない。
じゃあ、なぜ「ラルフ」という名前が入っているのか。
私の本名は、平井 満彦。
そこに「ラルフ」を足して、
平井ラルフ満彦になった。
ラルフという名前が生まれたのは、
27歳くらいの頃。
当時、大阪・ミナミのBARで働いていた。
昼間は別の仕事をしながら、
バーテンダーは週に3回ほど。
正直、
「名前を覚えてもらえないかもしれない」
という不安があった。
だから、
少しでも覚えてもらえるように、
横文字の名前をつけたかった。
店長に聞かれた。
「名前、どうする?」
私が答えた。
「ジョニーでお願いします。」
すると店長が言った。
「いや、ラルフでええやん。」
「なんでですか?」
「アナウンサーのラルフ鈴木っておったやろ。
それに似てるから。」
「……じゃあ、ラルフでいきましょう(笑)」
そんな軽い流れだった。
あとでラルフ鈴木さんを調べたら、
正直、あまり似てはいなかった。
でも、濃い顔だった。
「あぁ、そういうことか。」
と、妙に納得したのを覚えている。
それが、
私の名前の由来。
特別な意味は、何もない。
その後、
ミナミ → 北新地 → 祇園へ。
祇園に来るタイミングで、
一度は「ラルフ」という名前を
捨てようかと思った。
少しややこしい事情もあった。
バハブラットで働き始めた頃は、
「平井 満彦」としてやっていた。
名刺も、肩書きも、
すべて本名。
ただ、
Facebookの名前だけは
平井ラルフ満彦のままだった。
そんなある日、
ミュージシャンの一人に言われた。
「ラルフさんで、いいですか?」
少し迷った。
でも、
「まぁ、いっか。」
そう思って、
ラルフという名前をそのまま使い続けた。
今では、
「平井さん」よりも
「ラルフ」と呼ばれることの方が多い。
そして、
今思えば、
捨てなくてよかったと思っている。
ラルフの由来は、
こんな感じで、
特別面白い話でもない。
でも、
この名前と一緒に、
いろんな場所を歩いてきた。
だからこれからも、
私は一生、
**「ラルフ」**という名前で生きていく。
