見出し画像

神々への祈り--伊勢--

1. 二見輿玉神社で海と風に身をゆだね、心を清める
2. 外宮で日々の恵みに感謝を捧げる
3. 内宮で自分の願い・誓いを天に届ける
4. 別宮で神さまと静かに向き合う


この流れは「外宮先祭(げくうせんさい)」と呼ばれ、古来から伝わる**“感謝 → 願い → 深まり”**という祈りの順序そのものです。

潮の香り、森の風、木々のざわめきに耳を澄ませながら、一歩ごとに心が澄みわたり、自分の中心に光が差してくる——
そんな伊勢の旅となりますように。

そう願いながら伊勢へ向かいました😊
先ずは二見輿玉神社⛩️へ

二見輿玉神社
海が見える参道
何だか可愛らしい灯籠
二の鳥居⛩️
何でもカエルというカエルちゃん
夫婦岩🪨
拝殿
有名な天の岩戸

• 所在地:三重県伊勢市二見町江575  
• 電話番号:0596-43-2020  
• 神社のタイプ:神道、旧社格では村社、現在は神社本庁の別表神社  

主祭神・御祭神
• 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)  
• 宇迦御魂大神(外宮・豊受大神の別名という説)も祀られています。  

特徴・見どころ
1. 夫婦岩(めおといわ / Meoto Iwa)
 大小の2つの岩が海中にあり、しめ縄で結ばれています。夫婦円満・縁結びの象徴として人気です。  
 また、この岩の間から昇る朝日や、月が見える時期があって、景観的にも非常に美しいスポット。  
2. 興玉神石(おきたましんせき)
 夫婦岩から沖合約700メートルのところにある霊石で、猿田彦大神ゆかりとされ、遥拝の対象になっています。  
3. 禊(みそぎ)・浜参宮(はまさんぐう)
 伊勢神宮に参拝する前に、二見浦(海岸)で海水で体を清める「禊」の習慣が古くからあります。現在は無垢塩祓(むくしおはらい)という祓いの儀式形式を取る場合が多いです。  
4. ご利益
 縁結び、夫婦円満、交通安全、道開き、清め・祓いなど。  
5. 境内の見どころ
• 「二見蛙(かえる)」: 境内に多くのカエルの像等があります。これは「無事帰る」「お金が帰ってくる」などの語呂合わせから、カエルが縁起物として親しまれています。  
• 年間行事:例えば「大注連縄張神事(おおしめなわはりしんじ)」など。  

歴史・由来
• 神社の名称に「輿玉(おきたま)」が入るのは、興玉神石と関係があるためとされています。興玉神石を遥拝する場所として、また祓いの場所として古くから信仰を集めてきました。  
• 由来の中で、倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神を奉じて二見浦に到った際、猿田彦大神が出迎えたという伝承があり、その際の「興玉神石」が注目されているようです。  

輪注連縄(禊祓)

かつて伊勢神宮をお詣りする人々は、
まず海へ入り、全身を潮風と波にゆだねて身を清めてから神さまのもとへ向かったと伝えられています。
今もその心は受け継がれ、二見輿玉神社では「輪注連縄(わしめなわ)」を使った禊祓(みそぎはらえ)が行えます。
しめ縄を輪にしたものを全身にやさしく擦り付け、
からだに宿った“穢れ”や、知らずに背負ったものを神前で祓い清める——そんな古の作法です。

初穂料は三百円。
私も心を込めて納め、静かにその儀を受けました。

縄の手ざわりが通るたび、
身体の奥に残っていたざわめきが少しずつほどけていくよう。
海から吹く風も手伝って、
心まで透きとおる感覚が広がっていきます。
ふと、目線に気付くと、カエルちゃん🐸がこちらをじっと見つめていました。
「ちゃんと見ているよ」と言われたようで、
思わず笑みがこぼれます。

清めのあとの静けさを胸に、
このまま伊勢の神々へ向かう——
そんな尊い始まりの時間でした。

1. 二見輿玉神社での禊(浄化)の意味

伊勢参りの最初の一歩は、海辺にある二見輿玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)から始まります。
ここは夫婦岩で知られ、古くから「禊の浜」と呼ばれてきました。
⭐️海の力で清める
太古の昔、伊勢の神宮にお参りする人々は、まずこの海で身を清め、心を整えました。
塩風と波の音は、体についた日々の疲れや心の曇りをやさしく洗い流してくれるようです。
⭐️自分の中の“余分”を手放す
禊とは、単なる水浴びではなく「心身を軽くする儀式」。余計な思いや迷いを海にゆだね、神さまの前に“ありのまま”の自分で立つ準備をします。

2. 外宮(豊受大神宮)へ

二見で清めたあと、伊勢神宮へ。
まずは外宮(げくう)=豊受大神宮にお参りします。
⭐️食と生命を司る神さま
祀られている豊受大御神(とようけのおおみかみ)は、衣食住・産業を守る神。
生命を支える「いただく恵み」への感謝を伝えます。
⭐️“感謝”から始める参拝
人が生きるための糧を整え、日々の暮らしを守ってくださる神さまへ
「いつもありがとうございます」と、まず感謝を捧げる——
これが伊勢参りの第一歩です。

身を清めた後に外宮へ
正式参拝を申し込みに神楽殿へ
神楽殿で正式参拝を申し込んだ後、正宮へ
神官さんにカードを見せて記帳し、更に身を清めて頂き中へ案内されて御幌(みとばり)の内側へ
そして参拝

外宮参道
外宮鳥居
参道
樹々のざわめき
神域の結界を感じる参道
外宮正宮

外宮に満ちる、静謐な結界の気配

外宮(豊受大神宮)の鳥居をくぐった瞬間、
ひんやりとした空気が肌を包みました。
伊勢の森を渡る風は、町の喧噪を一瞬で遠ざけ、
ここが特別な場所であることを、言葉よりも先に教えてくれます。

深く息を吸い込むと、
樹齢数百年の木々から漂う清らかな香りが胸に満ち、心の奥に静けさが広がっていきました。

道を進むごとに、
「ここから先は神さまの御領(みしろ)」
そんな見えない結界を感じます。
ただの境界線ではなく、日常と神域をやさしく分かつ透明な膜のようなもの。

その結界は、
私たちが抱えてきた日々のざわめきや、
ちいさな不安までもそっと外してくれるようです。

豊受大御神が守るこの外宮は、
衣食住を司る“日々の恵み”の神さま。
そのご加護が、この場全体をやさしく包み、
訪れる人を見守っていることが
森のささやきからも伝わってきます。

拝殿の前に立つと、
風がふっとやみ、
鳥の声すら遠のいたように感じました。
この一瞬の静寂こそが、
神域に守られた結界の証なのかもしれません。

手を合わせると、
感謝の言葉が自然にこぼれます。
「今日も生きていること」
「この大地からいただくすべて」
その全てがここへと集まり、
やさしい光の粒となって胸に満ちていきました。

外宮はただ訪れるだけで、
心を整え、守られている感覚を与えてくれる。
その結界は、
見えないけれど確かにそこに在る——
そう深く感じた参拝でした。


3.内宮へ(天照大御神宮)

此処は神域というより別世界
まるで地上と天界のど真ん中、そんな感じをいつも受けます。

内宮の正面鳥居
別世界へ誘う
五十鈴川
水面の美しさ
幻想的な風景
正宮へと続く参道

ジャリ、ジャリ、歩幅に合わせて神へと一歩一歩近づく参道
樹々のアーチを歩く時にはいつも、ふと、立ち止まって上を見上げたくなる
天と結んでくれるこの神域は厳かな雰囲気をそしてかつてはどんな海外からの攻撃すら跳ね返すほどの結界は言葉では言い表すことは、この地に訪れた者にしかわからない
湿った空気の中、そしてどこからか時々頬を撫ぜる冷たい空気
間違いなく此処には「神」が居ると、見えない存在の「存在」に確証めいたものを感じる

正宮は撮影禁止🈲
なのでネットから拝借🙏

正宮正面
御幌内側(正式参拝)

内宮での正式参拝 ― 天照大御神の光に包まれて

伊勢神宮・内宮の朝。
参道を進み、神官さんに正式参拝のカードをお見せして記帳を済ませると、まずはお清めを受けます。澄みきった空気の中で心と体を整え、いよいよ正宮の内側へ。普段は立ち入ることのできない結界の奥へ足を踏み入れる瞬間、背筋がすっと伸び、自然と息が深くなりました。

静寂の中で捧げる祈りは、日常の想いをすべて浄化し、ただ“在る”ことへ還っていく時間。
これまでの歩みへの感謝と、これからを生きる覚悟——まさに「ケジメ」を胸に刻むひとときです。
優しさと厳しさ、その両面を合わせ持つ神の気配に、生命の深い循環を想わずにはいられませんでした。
伊勢の森を渡る風は、参拝後の胸の奥まで澄みわたり、「これからもまっすぐに」という静かな声を届けてくれるようでした。

荒祭宮 ― 天照大御神の荒御魂へ

正式参拝を終え、深く息をついたあと足を運んだのは、内宮の別宮「荒祭宮(あらまつりのみや)」。
参道の石段を一歩ずつ登ると、霧雨の凛とした空気が全身を包みます。

ここにお祀りされているのは、天照大御神の荒御魂。
やさしい和御魂とは対をなす、守護と決断を司る強い神の気配。
森の静寂の中で感じるのは、力強い守りと、新たな一歩を後押しするようなエネルギーでした。

正式参拝の厳粛さの後に訪れるこの場所は、
心にケジメをつけ、次の道を歩み出す覚悟を整えるための、もうひとつの祈りの場。
石段を下りながら、胸の奥に差し込む光は、確かに“未来へ進む力”そのものでした。

この日は浄化の雨が優しく降る禊の儀を自然に出来たような気持ちになり、早朝だったこともあり静寂の中とても良いお参りが出来たと思います。

拝殿

4.内宮参拝ののち、導きの神へ――猿田彦神社

伊勢神宮・内宮で正式参拝を終えたあとは、
その足で**猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)**へ向かいました。
「良きお導き」を授けてくださると伝わる、縁結びと人生の道しるべの神社です。

猿田彦神社とは

猿田彦神社は、伊勢市宇治浦田に鎮座する古社。
ご祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)。
天孫降臨の神話で、天照大御神の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高天原から日向の地へと導いた道案内の神として知られています。

猿田彦大神は、
迷いの多い人々が人生の岐路に立ったとき、
「こちらが正しい道だ」と明るく照らしてくれる存在。
“みちひらきの神”として、
仕事・学業・恋愛・人間関係など、あらゆる新しい始まりを後押ししてくれると伝えられています。

良き縁を結ぶご神徳

境内には、猿田彦大神の妻神である**天宇受売命(あめのうずめのみこと)**を祀る「佐瑠女(さるめ)神社」もあり、芸能や表現活動の守護、そして人と人とを結ぶ縁結びの神としても篤く信仰されています。
夫婦で祀られていることから、家庭円満や良縁成就を願う参拝者が絶えません。

雨上がりの清浄な空気

写真の通り、訪れた日はしっとりと雨に濡れた緑が鮮やかで、鳥居の向こうから漂う森の香りが心を静めてくれました。
拝殿の前で手を合わせると、
「迷わず進め」という柔らかな声が
胸の奥に響くような感覚がありました。
内宮の荘厳な祈りのあとに訪れる猿田彦神社は、
“これからの道を歩むための羅針盤”のような場所。
人生の大切な節目や、新しいスタートを迎えるときに、そっと背中を押してくれる温かな導きを感じられる神社です。

正面鳥居
長い参道
4社が鎮座する
社務所 うっすらと灯りがともる

5.深い杜を抜けて――瀧原宮 別宮四社への参り

内宮から車でしばらく。
清らかな川と深い森に抱かれた**瀧原宮(たきはらのみや)**へ。
鳥居をくぐると、約600m続く玉砂利の参道。
雨上がりの緑がしっとりと息づき、杉の大木が静かにそびえ立つその道は、まるで“天と地を結ぶ回廊”のよう。
その奥に鎮座するのは、内宮の別宮として祀られる四つの社です。

1. 瀧原宮(たきはらのみや)

主祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
伊勢神宮内宮のご祭神・天照大御神を同じ御霊として祀る最も大きな社。
古来、熊野へ向かう巡礼路の要所として篤い信仰を集め、
「元伊勢」とも呼ばれるほど神威が深い場所です。
内宮と同様、国家安泰・五穀豊穣の守護神として崇敬されています。

2. 瀧原竝宮(たきはらならびのみや)

主祭神:天照大御神
瀧原宮と対をなす社で、天照大御神の「荒御魂(あらみたま)」を祀ると伝わります。
和やかさをもたらす和御魂に対し、荒御魂は勇気・決断・浄化を司る力強い御神威。
人生の大きな節目に訪れる人も多く、背中を押していただける場所といわれています。

3. 若宮神社(わかみやじんじゃ)

主祭神:天水分神(あめのみくまりのかみ)・国水分神(くにのみくまりのかみ)
水を分かち、すべての命を潤す水神。
川のせせらぎが絶えないこの地ならではの信仰で、
農耕や暮らしを支える恵みの雨、生命の循環を象徴します。
水にまつわるご加護、そして心身を清める力をいただける社です。

4. 長由介神社(ながゆけじんじゃ)

主祭神:大山祇神(おおやまつみのかみ)・大雷神(おおいかづちのかみ)
山の守護神と雷の神を合わせ祀る社。
山林を守り、雷による災いを鎮める力をもつとされ、自然そのものの厳しさと恵みを感じさせてくれます。
旅の安全や家内安全、そして大地とともに生きる力を授けてくださる存在です。

杉木立に守られた参道を歩いていると、
耳に届くのは鳥の声と自らの足音だけ。
静寂の中で心が透き通り、
「ここは天照大御神が最初に鎮まった地」と伝えられる所以を全身で感じることができます。

伊勢の内宮で正式参拝を終え、
この深い杜での四社参りは、まさに“旅の締めくくり”。
心を清め、新しい一歩へ導かれる――そんな特別な時間となりました。

9月19日、20日と2日間で伊勢でのお詣りでした。
本当に神への「感謝」を届けるつもりで向かったのですが、すっかり足の膝が以前にも増して弱くなってしまった事が唯一の気がかりに。
けれど二見輿玉神社で「お清め」を輪注連縄で身体をこする時に「どうかこの2日間、私の足が持ちますように」と祈りを込めたせいか、2日間の伊勢参りは無事に終える事が出来ました😊
一緒に行ってくれたお友達夫婦にも手をひいてもらったり、「助け」を頂きました。
去年は年に一度の伊勢参りができなかったので、とても気になっていたのですが、お陰様で無事に終える事が出来、全てに心から感謝致しました🙏

いつの間にか、憑いていく「穢れ」を振り祓えたように、いつもは伊勢参りから帰った翌日は動けないくらい休むのですが、結構元気に過ごせています✨🙏✨

読んで頂きありがとうございました😊

伊勢参りをお考え、計画中の方への参考になれば、と思い記事にさせていただきました🙏

今日はBLACK MOONダブル乙女座新月🌑
良き日を過ごされますように💓

いいなと思ったら応援しよう!