社会人の私の人生について≪⑭≫
こんにちは、サーモンです。sa1monと書いてサーモン。
前回は私の人生を≪社会人編⑬≫として記事にしました。かなり長文でしたが、読んでいただけましたか?
そうですね、社会人になってからも、私の人生は深い谷と標高の低い山でできています。そんな人生を赤裸々に書くつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー※トラウマがある方、PTSDを患っている方はこれ以上読み進めることはオススメしません。覚悟のある方のみ進んでください。
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私は、自分の人生や「谷」を話すとき、『片棒を担がせる』とよく表現します。そう、その人の人生や思考に大きな負担を掛ける可能性があるからです。『聞いてしまった』と後悔されては、私も今後付き合いにくいので、基本は墓場まで持って行くつもりでいます。
ただ、せっかくのnoteですから。えらい長文やな、こんな人も居るんだな、世界は広くて狭いなと感じていただけますと幸いです。少しユーモアを加えて書いております。今回は≪社会人編⑭≫です。
【私の人生】
【3社目の終り】
やっと退職前提の休職期間を迎えて、ホッとした。
転職を急ぎすぎたのは否めなかった。「そうとなればすぐに行動を起こさないと気が済まない」質が悪い方向に転んだ。
みなさんは前回の記事を読んでどう感じただろうか。言っておくが、すべて実際にあったことで、たった1週間で浴びせられた言葉たちだ。噓偽りはない。
もう二度とあの人と会うことがないとなれば晴々とした感覚だが…
気分は、と言えば、「鬱々」としていた。だが、ドーンとテンションが上がることもあった。
パートナーと出掛ける瞬間は楽しい。私はプー太郎、彼にとっては週休だが、世の中の社会人からしてみれば仕事の日だ。やはり、人混みを直視できない。「人酔い」することもあった。
それに、やはり体力がない。あまり長い時間、外にいることも、陽に当たることもツラかった。
だが、玄関を開ける瞬間や電車に乗って目的地に向かうまでのテンションは異常に高い。『今日は元気だね』と彼は喜んでいる。これが「躁状態」だとは気づかずに。
彼から、仕事の話を聞くことはなかった。私が比べてしまうからだ。
以前にも話したが、パートナー(彼)は元同僚だ。きっと仕事の話なんて聞いたら『辞めなきゃ良かった』『自分も昔はそれだけ働けていたのに』とかで頭が支配されるだろう。
そんな配慮ができる彼には、心底感謝していた。
ちゃんと言葉にできるまで、かなりの時間を要したし、何度も『別れよう』と騒いだ。彼は『こんな奴…もうダメだ』と思えば見切ってくれて良い、と言う。
今の私からすれば、逆だ。よく私を見切らなかったな、と思う。
みんなも想像してみてほしい。将来を誓い合った訳でもない彼女が、『死にたい』『別れたい』と発作的に騒いだり、行動に移そうとする。いわば「介護」だ。そんなことがなぜできるのか聞いたことがあった。『好きだから』としか返ってこなかった。
そんな奉仕の塊、それが私のパートナーだ。手放せないと思った。
【自律とは】
そのためにも、「自分」を自律させなければならない。
また、メンタルクリニックに掛かった。
私『先生、眠れるようにはなりました。でも、気分はまた乱高下しています。何かと、誰かと比べては、外に出たくないと思ってしまいます。でも、とてつもなく元気になるタイミングもあって』
医師『そうですか…躁うつ状態が、まだかなり強いみたいなんで、増量しましょうか』
(16) 炭酸リチウム200mg 2錠/日 (常用)
他、継続
また増量か…飲んでみるが、どうも変化はない。
医師『じゃ、次はこうしてみようか』
(9) トラゾドン錠50mg 2錠/日 (常用・増量)
(7) 炭酸リチウム100mg 2錠/日 (常用)
(16) 炭酸リチウム200mg 2錠/日 (常用・漸増)
他、継続
行く度に処方が変わるので、気持ちが着いてこないが、これは先生の判断があってのことだ。しっかり飲もう。
そして睡眠だけでなく「自分」を取り戻そう!、それが当分の私の目標だった。『あの頃のように』『また同じように』『たくさん働けるように』
だが、メンタルの病気とはそう簡単ではない。
「揺り戻し」の連続だった。
愕然とする瞬間を繰り返して、メンタルクリニックなんて掛からなければ良かったと後悔する。兄の言った通りかもしれない。診断名が付いたから、こんなに苦しむことになったんだと、誰かを責められずにはいられなかった。
私『変化も副作用もないです』
医師『どうやら、改善していないみたいなので…今回も変えてみましょうね』
(6) レキサルティOD錠1mg 1錠/日 (常用)
他、継続
正直、もう何が「正常」なのか、分からなくなっていた。
【それでも独りが良い理由】
その頃、「転職」「退職」を繰り返し、メンタル面でもボロボロになっていた私に、母から電話があった。
母『実家戻ってきたら?』
私『いや、今のマンションの契約期間がまだ残ってるねん』
母『いつなら良いの?』
私『あと半年ぐらいかな』
母『そんなに?』
私は「一人暮らし」が好きだ。基本は「自由」だから。いつ、何をしても良い、いちいち言われることもない。
確かに「無職」にこの家賃はキツいが、仕方ない。違約金を払うぐらいなら、マンション周辺の飲食店の換気扇から出た油が、我が家の換気口・通気口から流れ出ようと、引っ越す訳にはいかなかった(壁が上から下に向かって茶色や黄色に染まっていた)。
部屋は使い古した油や食べ物の匂いで充満することがあった。ただ、換気口・通気口は常時開けておかなければならないらしく、その匂いで食欲が失せる。管理会社には連絡して、壁のシミについては、私の責任でないことを保証してもらった。
また母を含む両親は、私を独りにするのを怖がっていた。パートナーと面識があり、しばらくは私のことを全面的に任せていた。が、「死にたい」と嘆く私を彼1人では支えきれないのを感じて、定期的な「生存確認」が行われるようになった。
しかし、メンタル状態によって一切連絡が返せないときがあり、父親がマンションまで駆けつけることも多々あった。
【性懲りもなく】
私は休職中にInstagramでとある求人募集に目が留まった。大阪に新しくできる商業施設のオープニングスタッフだ。
その日もうまく眠れず、ネットサーフィンをしていたら見つけてしまった。募集要項をしっかり読み込み、『これなら…』とまた性懲りもなく思ったのだ。
「思い立ったらすぐに行動してしまう」質が、気がつくと「面接応募」のボタンを押していた。
履歴書、職務経歴書を更新して送る。
オンラインで採用担当と店長と顔を合わせた。
採用担当『こんにちは。応募ありがとうございます。現在は休職中とお伺いいたしましたが、お加減のほどいかがでしょうか』
私『仕事から離れているので、比較的落ち着いています』
採用担当『そうですか、安心いたしました。それで、本職は薬剤師なんですね。またなぜウチに魅力を感じていただいたんですか?』
私『実は旅行好きなのと、御社がコンセプトにしている地域に昔住んでいたことがあって愛着がそこから湧いてしまって、定期的に旅行先に選ぶぐらい好きなんです』
採用担当『そうなんですか!ちなみに、何が好きなんですか?』
私『××市の雰囲気と、□□っていう日本酒が好きですね』
採用担当『おぉ!まさにピッタリですね』
私『そうなんですよ。求人見たときにビビッと来ました』
採用担当『今後の働き方ですが、希望はありますか?』
私『履歴書に記載のある通り、現在メンタルクリニックに通っておりますので、体調の管理しやすい時間・日数で働きたいと考えています』
採用担当『1日5~6時間で、週3回、朝から、ですね』
私『そうです。それぐらいがベストじゃないかと』
採用担当『なるほど。それだとパート扱いになりますが、問題ありませんでしたか?』
私『そのつもりでした』
採用担当『それと、本業は「薬剤師」ですが、今後その職種に戻るお考えはありますか?』
私『そうですね、すぐには考えていませんが、ゆくゆくは』
採用担当『それで良いと思います。そのときは応援させてください。○○さんの「熱意」「愛」を今回感じられました。貴重なお時間ありがとうございました』
『騙された』なんて言われないように、履歴書には馬鹿正直に「メンタルクリニック受診中」「薬を複数服用中」「障がい者手帳あり」「休職経験2回」と記載しておいた。
数週間後、私は採用となった。
プレオープンまで、かなりの時間があったが、私は2ヵ月前に店舗に呼ばれていた。
見積書から商品検索、商品画像、商品名(正式名所・フリガナ)、商品説明、会社URL、希望小売価格を調べて入力していく。そして、計算式に沿って店舗価格を繰り上げて設定する。
大きく3つの案件があったのだが、そのうちの2つを熟した。
店長からは『休み休みで良いよー』なんて言われたが、やるとなったら集中してやりたいタイプなので、3~4日程度で終わった。
昼ごはんをいっしょに食べる機会があったのだが、店長も転職して今の会社に正社員で入ったのだと言う。関西出身で、店長経験は初、『前職何だと思う?』と聞かれたので、『docomoショップの店員』と答えると、見事的中していた。
私の目はすごいかもしれない。
数週間後、採用された従業員が一堂に会する日があった。学生か主婦が多いが、『元看護師です』という人間もいた。私は『おぉ、同志よ』と心の中でシンパシーを感じていた。
自己紹介では本職に驚かれたが、『現場に疲れてしまった』と話すと、少ししっとりとした空気が流れた。
そこからは「班分け」が行われて、みんなで大量に届いている段ボールをすべて開けて範囲を守りながら、梱包・値札貼り・陳列・格納が始まった。
すさまじい商品の量に、『そう言えばこれだけの商品登録を私がしたんだった』と思い返した。
3日掛けて行われたが、なかなか箱は減らない。全メンバーが全日程参加できる訳ではないので、人手が足りてないのが問題だった。
最終日、18時を目途に切り上げて「決起集会」が行われた。
私は前職のコミュニケーション力を活かして、ママさん集団と仲良くなった。音楽の話が始まれば「斉藤和義」「真心ブラザーズ」「THE YELLOW MONKEY」「奥田民生」などの名を挙げ、会話の中心にいた。
そこで、なぜか副店長に絡まれた。
副店長『○○さん、もっといろんな人と話した方が良いよ!』
私『あぁ、はい。そうですね』
副店長は私を引っ張ってお座席巡りをする。
副店長『この人、○○さん、仲良くしてあげてね』
私『どうも、○○です。よろしくお願いいたします』
副店長『もっと話して』
前職の話や趣味の話などをして、場を盛り上げたり、和ませたり、忙しかった。副店長の腹時計に従って、また席を巡る。
やはり年齢を問わず盛り上がるのは、音楽かスポーツ、学生の頃の話だ。『昔はこうだった』なんて言わないが、聞かれたら答える程度で済ましていた。
副店長『もっと自分を出して!』
私『はい?あんま自己主張すると嫌われますよ』
副店長『○○さんの魅力を伝えないと』
私『はぁ…』
そこから課長と呼ばれている人に挨拶したが、『実は担当が変わってね。○○さんの面接した人が課長だったんだけど、途中で降りちゃってね。それで僕が担当することになったの』と言われた。
そうか、あの採用担当が課長だったのか。あの人は『良い人』だと思ったのに、心底残念だった。会ってみたかった。
そこからも副店長のウザ絡みは続いた。気に入られてしまったらしい。元ホテルマンと聞いたが、その面影は微塵もない。
解散になった後も、やけに絡んでくるので、ママさん集団に助けを求めて、何とか引き剥がしてもらった。
まさか、これが「これからの予兆」になるとは…
【これって正社員だけでできること?】
そこから、もう1日追加で呼ばれることがあった。どうやら何人かには声が掛かっていたようだが、当日ドタキャンがあり、2人しか集まらなかった。
正社員①『これを解体(品出し)してほしいです』
私『数日前と残ってる段ボール、あまり変わってないですよね』
従業員②『システムの調整とかで時間取られて、手付けられてないのよね…ごめんだけど、全面的にこっち任せます』
私『分かりました』
そこから4時間ぐらい集中して、段ボールを解体していく。
従業員①『昼ごはん、どうぞー』
せっかくなので、もう1人の従業員と連れ添ってごはんを食べに行くことにした。
聞くと、学生なのに「営業マン」で、何かの「学習講座」の勧誘を100件とか熟しているらしい。営業成績で受賞歴があると。
この会社のコンセプトが気に入って応募したけど、シフト自体にはそんな入れないようだ。『バイト4件ぐらいやってるんですよね』と軽々しく言う彼女はアグレッシブだと感じた。
午後からも段ボールを捌いていくが、18時が近くなった頃、従業員から声が掛かる。
従業員②『店長から伝言で、「もう帰っても良い」そうです』
私『え、まだあっちにも段ボールの山がありますよ』
従業員②『そうなんだけどね…あとは正社員でやろうって』
私『もし残業を許してくれるなら、1時間ぐらい残りますよ』
従業員②『え、本当?私としてはありがたいんだけど、店長に確認してくるね』
彼女『私も残りますよ』
私『ありがとう。これを置いて帰る訳にはいかないよね…?』
従業員②『店長のOK出ました、もう少しお願いします』
私『はーい』
そこからひたすらに作業を続けて、やっとこさ片付いた。
ただ、割れモノ類は触らないよう言われていたので、10個以上もある段ボールを背に帰宅した。
プレオープンまで、あと1週間。私はまた呼び出されていた。知らない人たちがたくさんいる。どうやら全国各地から関係者が集まってオープンの準備に取り組んでいるようだ。
その都度、自己紹介をしながら、割れモノの梱包(サンプル品)や商品名札の作成を熟していく。
新しく届いた商品もあったようで、『棚が足りない』とか『収まらない』とか『在庫は何処に置くか』とか叫び声が飛び交う。とにかく、何処かに商品を陳列・収納しない限り、段ボールは崩せない。なので、レイアウトを急遽変えたりしながら、対応していく。
昼休憩も忘れて、どんどん手伝っていく。気がつけば16時だった。みんなで、休憩を取る。
そこで私の働きを見て気に入ってくれた女性(道の駅の店長)と話した。私の声が好きだと言う。声の大きさも。
女性『昔、なんか部活やってた?』
私『あぁ、ソフトテニスを』
女性『学生時代ずっと?』
私『まさか、中学の2年間ぐらいです。ほとんどサボってましたけど』
女性『なんかね、スポーツマンな感じある。規律や礼儀を守って、でも積極的に動く感じ、気に入った!』
私『そうですか笑 それは良かったです』
そこから、私をあだ名で呼んでくれ、何かある度に『来てー!』と言われるので、1日が楽しかった。
やはり人と交流したり、仲良くなったり、助け合えるのは、何だか私にとって「好き」「生きがい」「やりがい」のように感じた。
【ついに】
プレオープンの日。来て驚いたのが、少し段ボールが売り場に残っていた。
私『これ、どうするんですか?』
従業員①『とりあえず、中出して、段ボール崩してほしい。陳列はやるから』
私『分かりました』
プレオープンは招待された取材陣や株主、インスタグラマーなどが来る(そう思っている)。抜け目がないように対応しなければ、評判に関わるかもしれない、勝手にそんな責任を感じ、緊張する。
レジ研修もあったが、実際やってみなければ分からないという状況だ。手順や「やってはいけないこと」が後から後から出てきて、全員がちゃんと把握・周知できているか不明確だった。
オープンを記念したイベントや抽選券配布などもあるので、みんなが『できるかなぁ…』『失敗したらどうしよう』と不安がっている。
私はプレオープン初日、お弁当の棚付近を陣取っていた。初日からレジじゃなくて良かったと心の奥でガッツポーズをしていたが、緊張しているのは私も同じだ。
私は1つルールを決めていた。
お客が店舗の敷地外にいるときは「こんにちは」などの挨拶、敷地に入ってきたら「いらっしゃいませ」に切り替える。これだけ。
なのにやってしまった。
『いらっしゃいませー、こんにちは。こちらに、たくさんの種類のお弁当も置いてありますよー』と手を挙げながら言った。
店舗内にドッと人が入ってくる。
周りの店舗ではお弁当の取扱いがない。工芸品の次に単価の高い、ウチの「強み」「売り」だ。過去の管理職で身につけた「現金売上主義」が働いて、つい口走ってしまった。
ゾロゾロと人がお弁当売り場に集まる。周囲を取り囲み、列を成す。質問が飛び交い、1つずつ対応するが、声が聞こえない。それでも丁寧に対応する。1つ、また1つと手に取っていくお客。いくつも手いっぱいに抱えるお客さえいる。
他の従業員に『カゴの配布を!』とお願いした。
『どれがオススメか』『どんな味か』と聞かれるが、商品特徴を詳しくは知らない。お弁当を持ち上げ、裏の成分表示を見る。大体の情報が分かったので、その場しのぎのセールストークで乗り切る。納得してお客がお弁当をカゴに入れる。
このままでは適当なことを言って、後から実際と違ったと苦情が出るかもしれないと感じ、隙を見て成分表示を見ては特徴を掴む。それと仲良くなった道の駅の店長に『これってどんな味ですか?』とこっそり聞いて情報を収集する。
午後に差し掛かる頃にはお弁当売り場はすっからかんになっていた。
副店長が補充に来る。
副店長『すごいやん。売り子やな。まさかこんな早く売り切れるとは』
私『いや、なんか自然とこうなってました』
副店長の元ホテルマンの血が騒いだのだろう。私の言葉遣いに指摘が入る。
店舗もまだ美しい状態で、柔らかな照明・雰囲気的に『市場』感を出したくないのだろう。キレイな言葉遣いを心掛け、午後も売り続けた。
私の声は適音量で、澄んでいて、よく通るらしい。隣の店舗でも同じような声掛けが始まったが、それに勝っているようだ。
私のシフト終了前にすべて売り切ってしまった。
ここから私は「お弁当担当」と呼ばれるようになる。
【お弁当売りの少女】
毎日お弁当の納品される会社・商品が変わる。そのため、いつ、どれが入ってくるのか、どんな味なのか、どんな厚みなのか、酢飯の程度や旨味などを実際に食べてみたり、調べたりして頭に叩き込んだ。
お弁当の種類としては20種類前後の取扱いがあったため、すべてを食べることはできなかったが、質問が来たら滞りなく返せるように準備していた。
そのため、毎日のように「お弁当」は売り切れた。
大体、平置きで販売しているが、時折カゴに積み上げて「手」で店舗内を売り歩くこともした。そうすると10分もしないうちになくなる。
副店長が事細かに指示を出してくるが、正直お客に揉まれていない人からしたら「できるだろう」と対応しきれないことも要求してくる。
店舗の売り上げはフロアで1位を取り続けた。次の月も、また次の月も。
【それは私の仕事ですか?】
大きな商業施設なので取材が絶えない。それは良いことなのだが、対応するのは副店長だ。
かなり張り切っていて、お弁当をいつも通り売る私を呼びつける。
副店長『今はお弁当いいから、取材対応手伝って』
私『え、何をするんですか』
副店長『今から言う商品を集めてきて、確保しておいて』
私『はい…』
自分でやれば良いのに、バックヤードから出てきては入ってを繰り返している。取材時間までまだ余裕があるのに、あの落ち着きのなさ。何だか、頼りなかった。
商品を集めて、常温・冷蔵に分けてメモを作り、準備をした。
私『用意しましたよ。冷蔵物は冷蔵庫に入れてありますので』
お弁当売り場に戻ろうとする
副店長『いやいや、まだ準備あるから』
私『え、これ以外にですか?』
副店長『そう。あのエスカレーターから上がってくるらしい。そこを撮ってから、ウチの店舗の撮影に入るから、そこも手伝って』
私『え、テレビに写るんですか?』
副店長『またとない機会やで』
結局、撮影で写るであろう棚などの清掃をしたり、陳列棚を整えたり、補充したりしているうち、副店長は行ったり来たりするだけで、たまに私のところに来て『ちゃんとできてる?』と無駄な確認をする。
私『気になるなら自分でやれば良いじゃないですか』
副店長『やることあるから』
そして、周囲が騒がしくなる。取材班が来たようだ。副店長が深呼吸を繰り返す。
(ここからは実際にテレビ放映された部分)
有名人『ここがオープン後、話題になっているアンテナショップみたいですね、行ってみましょう』
私・副店長『いらっしゃいませ』
有名人『ここはどういうショップなんですか?』
副店長『(かくかくしかじか)で、今日はおすすめの売れ筋商品を紹介したいと思います』
有名人『なるほど!店舗もかなり広いですね。え、じゃあ2人はそちらの出身?』
副店長『僕は大阪です』
私『私は△△です』
有名人『ほな、2人とも関西ですやん』
笑い声が広がる。
店舗や商品案内は副店長任せで良いだろう。必要な商品を再度集め、陳列し直す。有名人が実際に手に取ってカゴに入れる仕草を撮りたいらしい。
副店長はカメラアングルをかなり気にして、画角に収まるように動く。『そんな写りたいんや…』と遠目から見る。時折私を呼び寄せるが、大した指示もない。ただ連れ添うだけ。ずっといっしょにいるのも気持ち悪いので、従業員とコソコソ話していた。
ある程度、撮り終わったようで、有名人がカゴを持ってレジに来る。レジ担当は違う従業員だ。実際にポケットから財布を取り出して支払う。
それを持って、フロア中央部のベンチに腰掛ける。実際に買ったお弁当をその場で食べるようだ。なぜか副店長も着いていく。私の方を見るので、仕方なく私も向かう。
有名人がお弁当を食べて感想を言ったり、お客と絡んで笑いを取ったりしている。その光景だけで良いのに、副店長は画角にこだわる。
食べ切って、早々に違う店舗へと移動した。
私は自分の仕事に戻ったが30分後ぐらいに、副店長が小走りできて『いやぁ、やっぱり有名人は違うな。すごかったわ』と肩を叩きながら言う。
他の店舗の取材も遠巻きで見ていたようで、『仕事しろよ』と思ったのはここだけの話。
これが出勤時、取材が入っていれば毎回やらされる。違う従業員も巻き込まれているだろうと思ったが、私だけのようだ。いつまでも『こっち来て』『これやっといて』『こう動くから、こうして』など、指示がくる。
嫌気が差してきて、私はカメラには入らないように気をつけていた。
【着ぐるみってサウナ】
アンテナショップなので、定期的に企画を立ち上げては1~2週間掛けて「イベント」を打つ。
その中に「着ぐるみと写真・記念撮影をしよう」というコーナーがあった。
そこで指名されたのが私だ。それも副店長の推薦らしい。
私は「やるか」「やらないか」を問われる間もなく、レンタル会社から着ぐるみの取扱いや着脱方法、動きについてレクチャーを受ける。
それを知らないまま出勤しているので、着ぐるみの中身に適さない服装だった。『中、かなり暑いので、10~15分で休憩取った方が良いです』と言われ、副店長の方を振り返る。『ちゃんとタイムキーパーやるから』とグッと親指を立てられても、どうして1言ないのか。
すさまじい送風機の音で、聴力が奪われる。視界もかなり狭いので、壁や他店の商品棚に当たりそうになる。数歩歩いただけで、汗が額から滴り落ちる。着ぐるみ内は「汚さないで」と言われてるため、必死に拭き取るが間に合わない。副店長の誘導でやっと定位置に着く。
すぐに人だかりができた。子どもからお年寄りまで、いろんな声が聞こえる。レクチャー通り(キャラの設定通り)の動きをする。
事前に告知していただけあって、マスコットキャラクターのファンがたくさん集まっており、私だけに聞こえる声で『これお土産です、あとで食べてください』と言われることも多々あった。ファンタジーな雰囲気だが「中身」を気にしてくれるのは、ありがたい。
撮影時はできるだけ、膝を折って肩や背中に手を添えるような仕草をしたら『ありがとう!』と抱き付いてくるときがある。自分の声が出ないように、あくまでマスコットキャラクターを演じる。
1日4セットを回して、初めての「中身」は終了した。
そのマスコットキャラクターの運営会社やレンタル会社、副店長で話が盛り上がっている。『いやぁ、好評でしたねー』なんて聞こえる。
1人で、バックヤードの椅子に座り汗を止めるために涼んでいたら、副店長が戻ってきて『これからも宜しくね』と肩を叩かれる。
そこから、私は3種?3匹?のマスコットキャラクターをやった。
【それは私のせいじゃないよ】
プレオープンから売り続け、売り残り続けている商品があった。
それはとあるパティシエとコラボした「チーズケーキ」だ。
2種類展開しているが、どれも4000円を超えるため、まず売れない。
ある日、立ち上げ作業をしていたら課長に声を掛けられた。
課長『何だか、お弁当たくさん売ってるみたいだね』
私『あぁ、なんか自然とそういう流れになって、できる限りやってるだけです』
課長『ウチ、チーズケーキあるじゃない?あれの売行きが良くなくてさ。良かったら、これもドーン!と売っちゃってよ!』
私『でも正直な話、価格設定が高すぎて、誰も買わないと思いますよ。値段下げるって言うなら、何とかなるかもしれませんけど』
課長『いや、先方と相談しての値段だからさ。変えれないのよ』
私『お弁当みたいに上手く売れなくても文句言わないでくださいね』
課長『またまたー、こりゃ売れるぞー』
なんだ、この会社。
開店と同時からチーズケーキについて説明したり、声掛けしたりしてみたが、誰も立ち止まらない。視線は向けてくれるが、そのまま通り過ぎる。
そして『高すぎやんなー』など聞こえる。
そうだろう。こんなチーズケーキ、百貨店で売ってるものならまだしも、アンテナショップで1商品に支払う金額ではない。それだけの価値があるのかもわからない。
その日は何の売上もなく、『後日、買いに来るかも』と残していった紳士の1言のみだった。
シフト上がりに課長が声をまた掛けてくる。
課長『売れた?』
私『いえ、1つも』
課長『なんで?ちゃんとお弁当みたいにやった?』
私『やりましたよ。もしかしたら後日買いに来るかもって人はいましたけど、買う人なんていませんでした、「高すぎる」って』
課長『そこを何とかするのが君の仕事やんか!』
私『正社員じゃないですし、歩合制でもないのに、なんでそんな言われなアカンのですか?』
課長『期待してたのに』
私『勝手に失望しないでください』
そこから私のシフトでは、「チーズケーキ」or「旬のブランド果物」の販売係になってしまった。
【出張販売・営業】
とある大企業の1階大会議場で販売会をすることになった。
副店長といっしょになったのは不覚だったが、こんな経験またとないので、私自身楽しみだった。
準備は大変で、関係者が入り乱れて『急いで』『こっちアレないよ』『手伝って』など飛び交う。
商品や値札などはすべて店舗から持参したものだが、レンタル類と混ざってしまい、わからなくなっていた。手書きに切り替えたり、それっぽく陳列したりして、何とか開始時間には間に合いそうだ。
副店長が走ってきて、私だけに指示を言う。
私『それは他の従業員にも共有することですか?』
副店長『いや、○○さんがしてくれたら良い』
私『私の身体1つなんですけど、レジ3つ分の準備なんて1人でできませんよ』
副店長『じゃ、誰かとやって』
入口をまた出たり入ったり。テーブルに出しっぱなし、段ボールにあるのに『ない!ない!』と叫んだり。出張のために備品類を準備したのは、出向いた従業員ではないため、何を探しているのか、何処にあるのかなんて知らない。知ってるのは自分だけなのに、勝手にテンパるので現場が混乱していた。
道の駅の店長が叫ぶ。『副店長、落ち着いて。みんな知らないの。あなたしかわからないんだから、どの段ボールに入れたのか思い出しなさい!』と怒られる始末。
結局、違う従業員が見つけ出し、事なきを得たが…これは今日やり遂げられるのか、心底心配だった。
開場とともに社員が押し寄せる。あっという間に列ができ、カゴいっぱいに詰めてレジに来る。割れモノには緩衝材を巻かないといけないので、時間が掛かる。1レジ2人で回す。人数を熟すにつれて慣れてくる。連携が取れるようになってきた。
早々と売り切れる商品も出てきて、大繁盛だ。その中、副店長の姿を何時間と見なかった。手が空いたときに、他の従業員と行方について話す。
優雅に会場を横切って戻ってきた。聞くと先に昼食に行ったらしい。その大企業の周辺の飲食店はランチ時間が決まっており、過ぎるともちろん食べられない。コンビニまで行かないと、ごはんにありつけない。それをわかっていて、先に休憩を取ったと。
私はその行動が謎だった。セカセカと働く従業員から先に休憩を回さないと、業務が滞ったり、それこそ休憩が取りにくくなる。それを考えないのは如何なものか。
私が休憩を取るときには、もう閉店間際の店ばかりで断られてしまい、何とか1つの飲食店に我が儘を言って入店させてもらえた。
急いで食べる。これが本当に休憩なのかと言うぐらい、早食いだ。戻ってから従業員と売上や忙しさ、副店長の動きについてコソコソ話して、仕事を再開。
また指示が飛ぶ。
副店長『これ不足しているから補充して!』
私『どの段ボールに入ってるんですか?』
副店長『自分で探して!』
結局どこにもなかった。違うレジ台から分けてもらう。緩衝材がないなんて、ありえないと思った。見積りが悪すぎる。
何とかやりくりしたが、『そのままでも良いですよ』と言ってくれる社員に感謝しながら、終わりを迎えた。
早々に片付けに入る。今回企画したであろう人たちが『いやぁ、今日は大繫盛でしたね』なんて話している傍らで、猛スピードで段ボールに詰めていく。
仕分けしながら、あっちこっち走り回って、予定時間より30分も早く現状復帰ができた。
他の従業員と『早く帰れるねー』とか『またお別れだねー』とか言ってたら、名前を呼ばれた。『従業員集めて』。
道の駅の店長などは遠方からの支援のため、『お疲れ様でーす』と言いながら去っていく。
自動ドアから副店長が入ってきて、正社員とパート、アルバイトにこう言う。『○○さんがここから近くに住んでるから、後の片付けは僕と○○さんでします。他の人は帰って大丈夫です』。
シーンとなる。私は初耳だ。正社員は唖然としている。
正社員『あのー、これは正社員がした方が良いと思うけど』
副店長『でも、**さん、家遠いじゃないですか』
従業員『いや、近い遠いじゃなくて、準備もしてないのに片付けなんてできひんよ。それにこの量、2人で、片方女の子でできると思う?』
副店長『今、店舗にいる従業員に手伝ってもらいます』
正社員『いや、今日のシフト、あなたが組んだけど、店舗の従業員もかなり少ないから。少人数でやっと回してるのに、引っ張り出すの?』
副店長『でも、○○さんならできますよ』
正社員『だから!』
5分近く「ループ」している。これはひどい。
私『すみませんけど、私、今日副店長に指示たくさん受けて疲れているので帰りたいです。電車で30分を近いと言われて片付けを手伝わなアカンのですか?言ったらやるから、そう言ってるだけやないですか?』
正社員『そうよ。言いやすいからって、引き合いに出しちゃダメ。私が手伝うから、黙ってなさい』
引っ張られていく副店長を見送る。
従業員①『危なかったですね。日本酒とか備品がパンパンに詰まった段ボール運べって言われるところでしたね』
私『この前から、なんか扱い雑なんですよね…予兆ですかね?』
従業員②『気に入られてると思いますよ。お休みの日にも話題出るときありますもん』
私『え、キモ。店長に相談しようかな』
【その予兆は現実に変わる】
その日を境に私への扱いが180度回転する。
次のシフトを見て『あれ?』と思う。夜のシフトが半数を占めている。私は先述した通り、面接時に「朝からの勤務」をお願いしている。しかも、「週3回」が4回に増えている。時間も「6時間」から30分ほどオーバーしている。
これは由々しき事態だ。すぐに苦情を言う。
私『副店長、すみません。私のシフトなんですけど。これ契約時に「1日5~6時間、週3回、朝から」のお願いしているんですけど…どれも約束と違うんですけど』
副店長『多少の残業は良いって前言ってたやん』
私『必要ならします。ただ、最初からシフトに組み込むのは違うじゃないですか。それに、時間も日数も多いです』
副店長『○○さん、シフト組んだことないんやね。他の従業員の希望聞いてたら穴だらけなの。で、○○さんの登場。良い案でしょ?』
日本語が通じないと思った。
私『シフト作成の経験はあります。いずれも従業員の希望を聞いた上で、それでも穴ができたときは「事情を説明してお願い」します。そうじゃないとクレーム出ますから、「いや、なんで私なんですか?」って』
副店長『だから、お願いしてるやんか』
私『正式なシフト発表のときに画面上で「お願い」されても、予定とか入れてしまってる可能性は考えないんですか?他の従業員だって希望出してて、それは通じるのに、なんで私はダメなんですか?』
副店長『○○さん、何度も同じこと言わせないで。穴があるの。出られるの○○さんだけなの。俺もいろいろ手を尽くしてこのシフト作ってるんやから、我が儘言わんで』
マジでこの人ダメだと思った。他の正社員が口を出す。
正社員①『え、○○さんの勤務条件知ってますよね?それ無視しちゃダメでしょ。他の人は良くて、○○さんならダメ・言うこと聞くと思ってる?ちゃんと公平に作らないと』
副店長『分かってますよ!分かっててこうしてるんです。初めてシフト作るようになったんで、あんまり口出さないでください!』
え、初めて経験するんかよ。それで上手くいかないからって私を宛がうのか…さすがに神経を疑う。
気がつけば、私はその場で意識が飛び、膝から崩れ落ちた。膝の強打で意識が戻る。
正社員が駆け寄ってくる。
正社員『大丈夫?シフトの話は私がしておくから、今日は帰りな』
私『…すみません』
その日の寝る前、再度シフトが送られてきたが夜シフトが3回入っていた。
どういう風に言えば「これが異常なことだ」とわかってもらえるんだろう。
私は、店長に相談することにした。
店長『シフトのことは任せちゃってるからね…ちゃんと勤務条件も伝えてあるんやけど。たぶん、「残業OK」を広く捉えてるんかなぁ…僕もわからへんねん。なんで、そうなるんか。やっぱりあのシフトじゃ、厳しい?』
私『あんなん聞き始めたら、また身体壊します。最近だって、副店長の我が儘に付き合って、正社員がするような仕事までしてるのに』
店長『そうやんね…正社員が少ないから。質悪いのが、他の正社員がおらんとこでお願いするでしょ?断りにくいよね』
私『そうです。正社員の**さんには相談させてもらってて、変われる仕事は変わってもらってますけど…どうにかできませんか?』
店長『うーん…シフトに穴が開いてるのは事実やしなぁ』
私『え、私が悪いってことですか?言う通りにしろと?』
店長『まさか。でも、ちょっと考えてみてほしいなって思ってる』
私『もういいです』
私は言われた通りに入って、すべてのシフトを熟したあと体調を崩した。また立てない状況に陥った。それでも頑張って1度出勤しては帰るを繰り返し、店長から『一旦「休職」みたいな感じで休もうか』と言われた。
【親の勘】
まさに休職が始まった日。母から連絡があった。
母『そろそろ引っ越しできる時期じゃない?』
私『よくわかったね』
母『仕事どう?』
私『(かくかくしかじか)、もしかしたら「また」かも』
母『そうか。最初は楽しそうに働いてたのにね』
私『引っ越しの準備始めるよ、今度実家の掃除に行くね』
パートナーが実家の自室の片付けを手伝ってくれた。1日掛けて、捨てられるもの、売れるもの、譲れるもの、残すものを分けて、床まで磨いた。
カーテンなどは母が洗ってくれていたが、長年放置していたので下の方はカビていた(現在も使ってるなんて言えない)。
母が、玄関に出した薬学部のときに使っていた参考書を指でなぞっている。
母『捨てるとなると淋しいね、あんだけ頑張ったのに』
私『カリキュラムが変わってるし、役に立たないから捨てる他ないよ』
母『そういうもんか』
もう見積りも済んでいたので、パートナーが定期的に私の家に来て、段ボールに荷物を詰めてくれた。
ここでも、かなり断捨離をした。そのせいだろうか、海外製の柄シャツが何着か見当たらないのは、もう今となってはどうしようもない話だ。
引っ越しの日、実家には私の冷蔵庫・洗濯機・電子レンジも運び込まれた。実家が一軒家で、それぞれ上手く置けるスペースがあったので助かった。
そして、荷解きもその日のうちに終えた。
これからは両親と、また暮らしていく。自分だけでは「どうしようもなかった」ことを、3人でなら解決・対処できるかもしれない。
そう思うと自然と安らぎを感じていた。
【1ヵ月間、考えに考え抜いた】
シフトが送られてきたが、すべて週4日の6時間の夜シフトだった。
店長にメールを送る。
『今、副店長からシフトが送られてきました。状況が変わらないようなので、申し訳ありませんが「退職」させていただきます。また後日、制服などを持参し、「退職願い」「退職届」を渡しに行きます。その際は副店長が居ない日を選びますので、その点はご了承ください』
私は店長以外の誰にも挨拶できず、そのまま「退職」となった。
数か月経った頃、従業員の1人が連絡してきた。
従業員『近状報告を兼ねて、ごはんしませんか?』
私『今、無職なので、何もネタないですよ?』
従業員『○○さんが辞めたあと大変だったんで、ぜひ参加して、聞いてほしいです!』
私『わかりました』
そこで私はとんでもない話を聞く。
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今回はここまで。
いやぁ…大波乱ですね。私の人生は、しみじみそう思います。
それにツイてない、とことん。
悲しいかな、これが私の人生です。
『自分はマシだ』と思いましたか?
昔もそうだったんですが、『薬学部って大変よね?』と言われるのが心底嫌いでした。とくに他の学部と比べたりするのが。学生当人が言う分には、まぁ許せますが、「大変な度合い」って個人それぞれでしょう?それを自分の「物差し」ではかるって、なんだか「嫌な奴」だと思ってました。今もそうです。
こう赤裸々に自分の人生を書いていますが、『大変ですね』『おツラいでしょう』なんて、定型文・フォーマット通りすぎて、反吐が出ます。
いろんな人がいて良いと思うんです、世の中。全員が「同じ」なんてつまらない。「型」や「枠」にハマって、「普通」を目指す。
「普通」ってなんですか?「幸せ」はその先に待っていますか?
皆さん、どう思いますか?
続きはまた次回。
