日本グランプリ分析(上位編)
予選
結果

第一セクターはフェラーリ勢が速いが、第二セクター以降はメルセデスとマクラーレンのメルセデスPU勢が速かった。ラッセルは直前のセッティング変更が悪い方向に出てしまい、第二、第三セクターでアントネッリに圧倒される形となってしまった。
IF ルクレールの最後のラップがミスなくまとまった場合
皆さんが今回の予選で気になるのはルクレールの最終アタックが成功していた場合にどのくらいのタイムを叩き出したのかということだろう。



ルクレールの予選でのセクターベストを並べてみたところ、1:29,178でした。このタイムでも実は4番手という結果で変わらないということがわかる。また、ミニセクター(独自にコースを21分割したもの)で見るとセクター2では自己ベストは出ていません。スプーンカーブ後のバックストレートのためにエネルギーを貯めていたとも考えられますが、大きなゲインはなかったのではないだろうか。仮にゲインできていても最大でコンマ2秒程だったのではないかと推測します。つまり、1:28,778のアントネッリによるポールタイムには届くことはなかったということになります。
決勝
結果
決勝結果は
1位:アントネッリ(メルセデス)
2位:ピアストリ(マクラーレン)
3位:ルクレール(フェラーリ)
4位:ラッセル(メルセデス)
5位:ノリス(マクラーレン)
6位:ハミルトン(フェラーリ)

まずスタートで今回も順位が大きく変動した。ピアストリ、ルクレール、ノリス、ラッセル、ハミルトン、アントネッリで1周目を終えた。ラッセルは4周目には2位まで上がり、ピアストリに迫っていった。アントネッリはハミルトンはすぐにオーバーテイクしたものの、ノリス、ルクレールには手間取り、17周目の頃にようやく3位に浮上した。22周目にセーフティーカーが入り、その時にピットストップを行っていなかったアントネッリとハミルトンが得をした形になった。アントネッリ、ピアストリ、ラッセル、ハミルトン、ルクレール、ノリスという順番になった。そこからはアントネッリが一周コンマ5くらい速いペースで差を広げていった。ピアストリは3位との差を2秒前後で保つような走りを続けた。それ以降のハミルトン、ラッセル、ルクレールはバトルが10周以上続いた。一方、一番最初にピットに入ったノリスはそのバトルから2~3秒程間隔をあけて走行していた。最後はルクレールがラッセルとのバトルを制し、ノリスがハミルトンとのバトルを制した。

今回のレースで見えてきたのはマクラーレン勢のレースペースがフェラーリ勢と対等なレベルにあるということ。メルセデス勢はコンマ5は速い。または、もっと速いペースで走れるポテンシャルも秘めているのかもしれない。抜きしていコースであり、抜き返すポイントの位置によってはメルセデス勢でも簡単には前に出ることができないということも分かった。
IF セーフティーカーが入らないでレースが続いた場合
アントネッリのピットタイミングは変わらず22周目終わりなると推測される。なぜなら、前の週にラッセルが入っているため、メルセデスは戦略をずらしてこないと考えられるからである。
メルセデスがコンマ5秒程速いと仮定するならば、2~3周でラッセルが、5~8周程度でアントネッリが追いついてくることになる。ピアストリとラッセルの第一スティントのバトルを考えると5~10周後ろにとどめ置くことが出来ればオーバーテイクされることはないだろう。
一方のアントネッリはこの2台よりも確実に速く走るポテンシャルがあるのは分かっている。第一スティントではオーバーテイクをしながらでもタイムが落ちることなく、スティントの後半ではラッセルにも近づいていっていた。順当に行けば40周目あたりにはアントネッリが首位に立つことが考えられる。しかし、同じメルセデスというマシンの中でオーバーテイクが難しい可能性がある。抜くことができたとしても、ある程度の時間を要すると想像できるのでピアストリが多少のマージンを作ることができると思う。
また、メルセデスがチームオーダーを出すことも考えられる。実際マクラーレン程にチーム内バトルを許すとは考えづらいため、ポジションを変えずにレースが終わる可能性も大いに考えられると思う。
つまり、セーフティーカーが入った場合はアントネッリの優勝確率が下がり、ピアストリの優勝確率が大きく上がるという結果になるだろう。ラッセルはマシンコンディションや他との兼ね合いを考えると中々優勝する可能性はあまり高くないのではないだろうか。
日本グランプリ現地感想
今年の日本グランプリは金曜日から観戦してきました!自分と同じ世代の人がかなり増えていてびっくりしました。自分が初めていった2012年とは大きくファン層や人数が変化してきましたね。インタービューされている人の声を聞いていると2~5年のファンが多かった印象です。大学生で17年目のファン歴の僕はかなり特異なのかもって感じましたね。現地だとエネルギー差が見えなくてスピードダウンもわかりにくいため、今回のレギュレーションは現地観戦には大いにエンタメ性もあって良かったのかなと感じました。個人的には甲高い音が戻ってきてほしいなと思ったり、予選でドライバーが全力で攻めれる状況であったりしてほいなと感じました。去年のマックスのスーパーラップは凄く息を呑みました。
今年は推しのノリスがまともにフリー走行を走れなかったので、ちょっと悲しかったですね笑
これからもF1楽しみましょう!また次回!
