戦略①:父親が最初から「言われずに動ける」なんて絶対に無理。〜指示待ち夫を責めないマインド〜
こんにちは!結婚10年、2児のママです。
前回の初投稿では、我が家の「めちゃくちゃイクメンな夫」の背景には、私が10年間仕掛け続けた戦略があるとお話ししました。
今回は、その具体的な戦略の第1弾をお届けします。
テーマは、世の多くのママが一度はぶつかる壁。
「うちの旦那、言わないと何もやってくれない…」という指示待ち問題についてです。
妊娠中、保健師さんに言われた「忘れられない一言」
実は私、長女を妊娠している時から、心に固く決めていたことがありました。
それは、「夫には絶対に口うるさく言わない、怒らないようにしよう」ということ。
初めての出産と育児。
きっと私の思い通りにいかないことだらけで、いっぱいいっぱいになるだろうという予感はありました。
でも、それは夫にとっても「初めての育児」です。
お互いゼロからのスタートなのに、私ばかりがイライラをぶつけてしまっては、夫婦のチームワークが崩れてしまうと思ったのです。
そう心に決めたのには、ある大きなきっかけがありました。
役所で母子手帳をもらった時のことです。
担当してくれた保健師さんが、私にこんな言葉をかけてくれました。
「お母さん。これから赤ちゃんが生まれたらね、旦那さんのことは『大きな長男』だと思ってね」
え? と一瞬耳を疑いました。
赤ちゃんが生まれるのに、夫まで子ども扱いするの?と。
不思議そうな顔をする私に、保健師さんは優しくこう続けました。
「男の人は、お腹で赤ちゃんを育てるわけじゃないから、生まれてくるまでなかなか実感が湧かないものなの。そして、生まれたからといって、すぐに『父親』にはなれないのが男の人。
これから生活が始まると、なんで気づかないの!?ってイライラすることもたくさんあると思う。でもね、そこはグッと堪えて。『この人は、私が産んだ覚えのない大きな長男だ』と思って、
『すごーい!上手にオムツ替えられたねー!』
『手伝ってくれてありがとうー!』
って、子どもにするように声掛けしてあげてね」
この言葉が、その後の私の育児、そして「夫育て」のめちゃくちゃ大事な軸になりました。
「言われなくても気づいてよ」は、ファンタジー
保健師さんの言葉通り、育児が始まるとタスクは一気にパンクします。
泣き叫ぶ赤ちゃん、山積みの洗濯物。
そんな時、リビングでスマホを見ている夫の姿が目に入ると、心の底から「見ればわかるでしょ!?少しは自分で考えて動いてよ!」と言いたくなります。
でも、そんな時こそ、あの言葉を思い出すのです。
あ、そうだった。この人は「産んだ覚えのない、経験値ゼロの長男(新人パパ)」なんだ、と。
父親といっても、最初からすべて言われずに動ける人なんて、絶対にいません。
たとえ夫が本職の保育士さんだったとしても、自分の家、自分の我が子の育児を、初手から空気を読んでノーミスで動くなんて無理なんです。
「気づいてよ」と期待するから、気づかない夫にイライラする。
だったら、期待するのをやめて、「最初は指示待ち人間になるのが当たり前」と割り切ることにしました。
「言って動いてくれるなら、上出来!」の精神
このマインドセットに変えてから、私の行動は変わりました。
世の中には、言っても動かない、言ったら不機嫌になるというパパもたくさんいます。
そんな中、我が家の夫は「言ったら動いてくれる」優しさは持っていた。
これって実は、ものすごいアドバンテージです。
「大きな長男なんだから、言って動いてくれるだけで100点満点の上出来パパ!」
そう割り切ってから、私は感情をいっさい乗せず、マニュアルのように的確な「指示出し」を徹底しました。
具体的にやったルールは3つだけです。
① 主語と目的をハッキリさせる(×「何か手伝って」⇒ ◯「15分くらい子どもとリビングで遊んでてほしい」)
② 数字(時間や量)を入れる(×「ミルク作って」⇒ ◯「120mlのミルクを、40度くらいに冷まして作ってほしい」)
③ やってくれたら、その場で大げさに褒める(「すごーい!助かった!ありがとう!」をセットにする)
指示待ちの段階をすっ飛ばして、いきなり「自分で気づいて動くイクメン」にはなれません。
まずは旦那さんを責めるのをやめて、「言って動いてくれたら満点!」の割り切り指示出しから、2人でステップアップしていきませんか?
次回は、この指示出し期をさらに加速させ、夫が自ら進んで動きたくなる魔法の心理戦。
戦略② 「『俺って育児の才能あるかも?』と勘違いさせる褒めちぎり作戦」についてお話しします!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
