ロケット祭り 2011
ヤソートーンの空に咲く炎
タイ東北部、イサーン地方の乾いた土に雨を呼ぶため、古くから人々は空を見上げてきました。ヤソートーン県の「ロケット祭り(ブン・バンファイ)」は、そんな人々の切実な祈りと、爆発的なエネルギーが混ざり合った、この地で最も熱い伝統行事の一つです。
豊作を祈る「雨乞い」の儀式
この祭りは、毎年5月の雨季が始まる時期に行われます。天上に住むとされる雨の神「パヤーテーン」を驚かせ、雨を降らせるように促すための、いわば神様へのメッセージ。

ロケットが空高く飛べば飛ぶほど、その年の雨に恵まれ、豊作になると信じられています。
祭りは数日間にわたって開催されます:

パレード:初日は、精巧な彫刻が施された華麗な山車や、伝統衣装に身を包んだ踊り子たちのパレードが街を彩ります。
熱狂の打ち上げ:最終日、いよいよ手作りの巨大ロケット「バンファイ」が発射台へと運ばれます。



点火とともに轟音と白い煙が立ち込め、ロケットが空を突き抜ける瞬間、会場の興奮は最高潮に達します。もし不発に終われば、制作者たちが泥の中に投げ込まれるという、ユーモアたっぷりの手荒い祝福が待っているのも、このお祭りならではの光景です。
なぜロケットを打ち上げるのか?

ヤソートーン県への行き方
バンコクから約530km離れたこの街へは、いくつかの方法でアクセスできます。
バスで行く バンコクの北バスターミナル(モーチット)から長距離バスが毎日運行しています。
所要時間:約7時間〜9時間。
ポイント:夜行バスを利用すれば、早朝にヤソートーンに到着でき、祭りの熱気を朝から楽しむことができます。
飛行機とバスを組み合わせる ヤソートーン県には空港がないため、近隣のウボンラーチャターニー空港、またはローイエット空港を利用します。
ルート:バンコク(ドンムアンまたはスワンナプーム)→ ウボンラーチャターニー/ローイエット → ロットゥー(乗合バン)やバスでヤソートーンへ。
所要時間:フライト約1時間 + 地上移動約1.5時間〜2時間。
車で行く 国道2号線(ミトラパープ通り)を北上し、サラブリー、ナコーンラーチャシーマーを経由して、国道202号線に入ります。
所要時間:約6時間〜7時間半。
