新連載! 企画採用から書籍が店頭に並ぶまで、著者が知っておきたいこと13「Amazonキャンペーン」について
22年ほど前から始まった、新刊の「Amazonキャンペーン」。
現在でも一つの宣伝方法として活用されています。
ただ、キャンペーンは、出版社の許可を得てから行ってくださいね。
詳細は省きますが、まずは「予約注文」を取る場合、手っ取り早い方法でしょう。
Amazonに書誌データがアップされたら、著者は様々な方法を駆使して、新刊を宣伝することで、数百冊からの販売が確保できます。
また、これにより、初版の刷り部数が変わる場合もあります。
多くの事前注文によって、「この本はこれからも売れる!」と判断した出版社は、当初予定していた初版部数を増やすことができるのです。
著者にとってはうれしい話です。
このとき、出版社にとって、一つの問題が生じます。
Amazonキャンペーンで、初版を増刷したはいいものの、その後に著者の新刊販促があまりなかった場合、本の売り上げがガタッと下がるのです。
そうなると、書店からの注文はなくなり、さらに返品も重なって、出版社は多くの在庫を抱えることになります。
まさに、売れる見込みがなくなった書籍の在庫、「不良在庫」というやつです。
著者が、初動を上げようとAmazonキャンペーンを行なうのは結構なのですが、そうした販促が単発で終わると、想像以上の在庫を出版社は抱えてしまうのです。
ココだけの話、「単発でキャンペーンをやるなら、やらないでほしい!」というのが、出版社の本音ではないでしょうか。
ここでも散々申し上げているように、「一つひとつの販促は小さくても、継続することが大事」なのです。
Amazonキャンペーンのように身内向けの販促ではなく、「あなたを知らない読者への新しい販促方法を考えることは、これからの著者の必須能力」と言えるかもしれません。
ただ、この問題は、著者にだけ負わせるのではなく、出版界全体で考える問題なのは間違いありません。。
