【プレビュー】ジェフユナイテッド市原・千葉 VS RB大宮アルディージャ
千葉の主なデータ
1位 10勝2分1敗
得点数:1位
ゴール期待値:3位
チャンスクリエイト数:13位
シュート数:14位
枠内シュート数:2位
シュート決定率:1位 (19.3%)
ボール支配率:14位
パス数:16位
クロス数:17位
失点数:6位
被ゴール期待値:6位
被シュート数:20位
被チャンス構築率:20位
被枠内シュート数:9位
クリア数:4位
空中戦勝利数:19位
こぼれ球奪取数:13位
*12節までのデータ
*順位はいい方から
*その他は10位前後の平均の順位
現在J2を独走している千葉。
チャンスクリエイトとシュート数はJ2平均以下なのだが、脅威のシュート決定率19.3% で得点を量産している。シュート決定率の2位がV・ファーレン長崎の12.2%なので、その高さが突出しているのがわかる
得点も誰か一人に依存しているわけでなく、スタメン級の選手が満遍なく得点を決めているのも大きな特徴。
正直、データからはどのような攻め方をするか判別ができない。
失点数も少ない方から6位と高水準であるが、被チャンス構築率と被シュート数はJ2ワーストなのは意外、というか謎。
枠内シュートはそこまで多くないので、攻め込まれはするけど、中央を固くして遠目から撃たしているのかな?この辺はクリア数の多さからも読み取れる。
空中戦は弱く、セットプレーとかの得点は少ない・・・かと思ったんだけど、今シーズン5点取ってるみたい。こちらも謎。
ともあれ今シーズン、実は巡り合わせで千葉の試合を見たことがなかったので、小林監督(元大宮)がどんなサッカーをするのか観戦が非常に楽しみ。
前節のジェフ千葉 (VS サガン鳥栖)
GW連戦中の千葉。
今季初スタメン2人を含む、前節から7人を替えてくるターンオーバーを実施。椿やカルリーニョス、鈴木大輔等の主力級はスタメンから外して休ませてきた。
布陣は4-4-2で、2トップの林と横山は縦関係になることもある4-2-3-1ぎみでもある。
左OMFには田中が入る。田中は普段右OMFをやり、左OMF椿との同時出場が多いみたいだが、ターンオーバーということで、この試合では左を務めた。
左SBの日高も今シーズン10試合目の出場。前大宮の植田は全くリーグ戦出場できてないみたい・・・。
試合序盤、鳥栖のハイプレスに苦しむ千葉。
いや、鳥栖ってこんなハイプレスしてくるんかってぐらい、前線からGKまで猛然とプレスをかけまくっていた。
そのため千葉は後ろからのビルドアップがうまく行かず、中々ボールを前に運べない。実際そのハイプレスから相手CBのミスを誘い、ペナ前でボールをかっさらわれて鳥栖が先制。
他にも初スタメンのGKとCBのコンビということもあってか、両者のミスからボールをロストし、鳥栖に決定的場面を作られていた。*大宮戦ではこういったミスはなさそう
ハイプレス対策にはやはりロングボール。
という事で千葉は裏抜け狙いで左OMFの田中目掛けてロングボールをどんどん送り込み、サイドの高い位置で起点を作っていた。
千葉の他の試合を見ていないからわからないんだけど、普段はこれを右の田中でやってるのかな?それとも椿を使って左でやってるのかな?
ビルドアップ時はボランチの一人エドゥアルドが中盤で自由に動いてボールを引き出していて、その動きに合わせてもう一人のボランチの品田がバランスを取っていた印象。エドゥアルドの足下の技術は高く、中盤で正確にボール散らしたり、フィニッシュに絡んでいた。自由に動き回るからこそ、自由にさせちゃあいけないキーマンかなと見受けられた。
千葉の同点シーンは26分。ペナ角でマークから若干フリーになっていた右OMFの杉山が縦パスを受けて、カットインから左足のミドル一閃。
ゴールを決めた杉山も今季初スタメン。本当に千葉は色んな選手が点を取ってくる。
守備は(鳥栖と比較すると)そこまで強いハイプレスではなく、4-4-2のミドルブロックをしっかり組んでいた印象。鳥栖もこのブロックを崩すことが中々できず、ブロック外でCBがボール回しをしているシーンが散見された(鳥栖としては千葉にボールを持たせてもよかったぽかったけど)。
4-4-2だとどうしてもサイドにスペースができてしまいがちだが、DAZN見た感じだと、そんなスペースがあるようにも見えず、隙きが無い印象を強く受けた(何でだろ?)。
とにかく千葉は、何かに突出している戦い方というわけではないんだけど、下からパスで繋ぐ事も、ロングボールで中盤飛ばす事も、サイド使う事も、ボランチ使って中央崩す事も、何でも満遍なく高水準で仕掛けていた感じ。
見たのは1試合だけだけど、シュート精度の高さも感じられた。
一方、この試合でも鳥栖にシュートを14本撃たれていて、やっぱり被シュート数は多い結果に。
う~ん、ソリッドなブロック守備は見受けられたんだけど、この辺のシュート撃たれまくるけど勝ってるってとこのロジックは、1試合見ただけではよくわかりませんでした、スミマセン。
ただ、被枠内シュートは2本だけだったのってのは、その理由の一端なのかな、やっぱり。
時間がなくて、後半途中からはながら見だったんであれですが、千葉は椿や石川、カルリーニョスら温存していた主力級を投入して得点を狙ってきた。だけど両者スコアは動かず、結局1-1で終了。千葉はこれで熊本戦に続き二試合連続ドローという結果に。
千葉の注目選手 (鳥栖戦メンバーに限る)
7田中
鳥栖戦では左OMFに入っていたが、本来その位置には椿が入り、田中は右を務めている。大宮戦も恐らくそうしてくるかと。
裏を取るスピードと縦突破を駆使し、鳥栖戦では高い位置でロングボールを収めて、サイドの起点になりまくっていた。
チーム全体のクロス数自体は少ないが、得点内訳だとクロスからの得点パターンが最も多いため、田中と椿のOMFにサイドで起点を作らせたくない。
6エドゥアルド
中盤のボランチ。上記のように中盤で自由に動いてパス受けて散らしたり、ゴール前に入っていって高精度のシュート放ったり、千葉の中盤の中心と見えた。
ターンオーバーもあり、千葉がどんなボランチの組み合わせをしてくるかわからないが、抑えておきたい選手である事は間違いない。
大宮展望
GW連戦祭の第4戦。
怪我人が多数出ていることもあり、ターンオーバーをほとんど行っていない大宮。特に健勇、泉、下口、小島、谷内田ら主力級は出ずっぱりのため、彼らのコンディションが中二日の過密日程でどこまで保てているか。
それにしても富山戦のラッソのレッドからの、千葉戦出場停止はプランが狂うほどに痛い…。
一方、この連戦をターンオーバーをして戦っている千葉。
大宮戦では鳥栖戦で休ませていた主力級も多くスタメンで出てくるはず。これ以上千葉の独走を許してはならない大宮だが、コンディション面では非常に不利な立場に。。。
4-4-2の千葉に対しては、コンサドーレ札幌戦のような可変4-4-2プレスで対応するか?それとも割り切って4-4-2からスタートするか?
相手OMFをマンマーク気味に徹底マークすると共に、泉を高い位置で張らせ、相手SBを低い位置に抑えたいことも考えれば、今シーズン初の4-4-2でのスタートもあるんじゃあないかなぁ?
ただ中二日で準備期間も全くない中、どこまで対千葉戦術を揃えられるのかも不透明。
ともかく泣いても笑っても首位千葉との大事な一戦。
満員の国立が楽しみ!
