【プレビュー】RB大宮アルディージャ VS レノファ山口
前節の山口 (VS北海道コンサドーレ札幌)
中盤がボックス型のオーソドックな4-4-2。2トップは高さの有田と俊敏さの奥山。
基本的な戦い方としては、相手にボールを持たせて自陣に引き込ませる感じ。前線からのプレスは2トップが行くぐらいで、2列目以降が連動してプレスに来ることは少なかった。2トップがプレスをかけて時間を稼いでいる間に、最終ラインはしっかり帰陣し、相手を引き込む準備を整えるようなやり方だったため、FWとDF間には大分距離が生じていた。
相手を引き込んだ守備時には4-4-2のブロックを組み、SBも中に絞ってDF4枚で中央を人数で埋めていた。そのため片側サイドに寄って攻められた時、逆側サイドはがら空きでもあった。
一方の攻撃。相手を自陣に引き込んで低い位置で奪った後に、無理に繋ぐことなく前線にロングボールで送り込む形。ロングボールによるFW有田のポストプレーでのセカンドボール回収か、FW奥山に裏を抜けさせるという使い分けで、一気に陣地を回復させていた(奥山は何で前半で交代だったんだろ?)。
あと全体的に180cm超えの選手も多いので、CKなども迫力があった。
山口の注目選手
55岡庭
オカニー・オカニー
大宮が下り坂だった2022年夏、FC東京とのコネを持つ原(博実)さんの「オカニー貸してよ」の一言でレンタルで来てくれた運動量豊富なSB。大宮では右だったけど、山口では左SBをやってるのかな?体は大きくないけど、縦突破に何度もチャレンジする姿勢や、アーリークロスをバンバン上げてくるのが特徴。特に2023年のどん底シーズンでは、オカニーのアーリークロスか、泉澤の個人技でしか得点パターンが見当たらない状況だった中、孤軍奮闘してくれていたので、個人的には大好きな選手。あ、札幌戦見たけど、なんかロングスローの威力が上がってない!?
1マルスマン
オランダ一部から謎コネクションでやって来た長身GK。長崎戦の最後の方と札幌戦しか見てないけど、キャッチング能力が高く、札幌の外国人の強烈シュートなどを難なくキャッチしていた。ハイボールの処理であったり、パトンキックの精度だったりもレベルが高く、いいGKだなーと思った。
9有田
山口のロングボールを収めるFW (*裏抜けもできるよ)。彼を起点に始まるポストプレーをどれだけ跳ね返せるか!?
大宮展望
3-4-2-1は継続すると思われるが、同じ4バックだった第1節の山形よりも山口はロングボール主体なので、あまり左CBの下口は上がっていかないのかと予想。中央CBには濱田が出るか、帰ってきたリオンが入るかわからないけど、有田のポストプレーを自由にさせてはいけない。
大宮と山口、どちらもがボールを握らなくてもいいチーム同士なんで、片方が運ぶけど攻めあぐねる、もう片方も運ぶけど攻めあぐねるといった時間が、最初は続くんじゃあないかな。
山口は引いて守る時、4バックが中央に絞ってきて、逆サイドの大外が必ず空くので、大宮としてはそこをうまく突いていきたい。特に泉が仕掛けて左サイドに山口を引き込んでおいてからの、中央にクロス→逆WBの茂木がフリーで中央に飛び込んできて仕留める!といった形が理想的。
あとDFが中央に絞ってくるので、サイドチェンジでスライドが間に合わなかったり、シャドーかWBの選手が外に開くことで、最終ラインのSBとCBの間が空くことも札幌戦では散見された(68分の札幌のチャンスとか)ので、大宮としてもこのようなサイドでの崩しも狙っていきたい。ともあれ個人的には、大宮のシャドーの動きや立ち位置が山口攻略の鍵になるのかなと思った。
