観戦記 第7節 徳島ヴォルティス VS RB大宮アルディージャ
概要
2025/3/30
徳島VS大宮 1-0
得点: 57分:鹿沼
@ポカリスエットスタジアム
*現地観戦*
大宮フォーメーション

水曜日のルヴァンに出なかった面々。前節負傷交代のシルバのところには中山が初スタメン。シルバのような守備強度で、中盤のフィルター役になれるか!?
徳島の印象
システムは3-4-2-1で、大宮とはミラーゲームに。
1トップは前節のバルセロスから、渡に戻した。ラインブレイカーの渡ということで、ボールを繋いだサイド攻撃が主体の攻め方だった (ただ得点は渡のポストプレーから)。
また左CBには対人に強いカイケではなく、機動力がある(←多分)青木に替えてきた。
色々なビルドアップをしてきていたが、目立ったのがその左CBの青木を組織的に上がらせ、空いたスペースをボランチでカバーするやり方。特に鹿沼が最終ラインをカバーすることが多く、後ろ3枚はなるべく維持してカウンターには常に警戒しつつ、大宮がスペースを空けていた(=徳島が空けさせていた)、左(大宮の右)からの攻撃を活性化させていた。
*4バックぎみで、CB2枚だけ残す時間も当然あった
右は一人である程度なんとかできるエウニーショから、左はWBと、SB化した左CBの組み立てから攻めてきていて、特に左からいい形を何度も作っていた。この辺りは青木の左CB起用の狙い通りだったのかと。
ボランチ2枚も児玉と鹿沼とで縦関係になる事が多く、この二人がビルドアップに絡むと大宮は捕まえきれず、また攻守のバランスを調整するオフザボールの動きが巧みで、非常に厄介だった。
あ、守備はとにかく固かった!
以上!
試合の流れ
コイントスの結果、前半は徳島が風下を選択。とにかくこの日は風が強く(現地は超寒かった!)、このコイントスで負けたのが大宮にとっては後々効いてくる事に…。
ボールを繋いでくる徳島に対し、大宮はハイプレスで対応。前線での奪い合いは見ていて楽しかった。
一方の徳島はそこまでプレスには来ず、前節のようにブロックを構築。そして噂通り徳島の中央は非常に硬く、大宮が左サイドなどからいい具合いに崩しても、最後の決定的なパスが中で繋がらずに、シュートまであと一歩で跳ね返される場面が続いた。
*DAZN視聴後追記:徳島、前から結構来てた・・・。マンマーク気味のプレスで、特に大宮のボランチへの配給を制限していた。寒くて集中して見てられなかったみたいです、すみません
そして徳島の強固なブロックによりパスコースが限定され、最終ラインから前線3枚に結構無理矢理ねじ込むような速いパスが多くなってしまった。ただそのパスの成功率は高くなく、効果的な対抗策とは言えず、逆に奪われてカウンターを食らう場面も目立った (失点シーンも)。
大宮としては、風上の利点を活かしたロングボールで狙いたいとこだったが、中々風を味方にしたような攻撃を展開できず、藤井の裏抜けもあまり見られなかった。
一方の徳島もサイド攻撃を中心に、多くはないが、大宮のゴールを脅かしていたが、クロスに対して中央の迫力はそこまでなかった印象。ただ、どちらかというと徳島ペースの前半だった。
大宮失点
マンマークでパスコースがなく、苦し紛れだった大宮の縦パスをCBの山越がワンタッチで一気にひっくり返し、渡がポストプレー。鹿沼が受け取り、ここしか無いというコースへのミドルシュートがゴール左に突き刺さった。
一連の流れは本当に一瞬のネガトラ/ポジトラの空白のような時間で、マークが外れてたり、ラインを上げられなかったり、普段の守りの形が整ってない状況での失点だった。ペナ外からのシュートだったので、そこまで守備としてまずかったというわけじゃあないんだけど、いいところに飛んでしまったなー。
とにかく高難度(低成功率)のプレーを三連続で成功させた徳島の攻撃と、マンマークで大宮のパスコースを切りまくっていた徳島の守備が素晴らしかった。
失点後の展開
得点が必要になった大宮は、一気に3枚替え。ルヴァンでお疲れのサンデーがトップ、カプリーニがシャドーに入り、中山と交代でボランチの位置に谷内田が初めて入った。その後、更に安光を入れて4バックに変化。健勇(最後はラッソ)とサンデーという、前で収まる2トップの4-4-2で押し上げて、ゴールを狙う。
ただここで大きな強敵が。大宮としてはサンデーの裏抜けを積極的に使いたいとこだったんだけど、後半は強い風下であったため、ロングボールがことごとく押し戻されてしまい、相手の裏に配球することがほとんどできなかった。
ちなみに途中出場のラッソもロングボールの落下地点に入るのに結構苦労していた。笠原も何度か低弾道のキックで、風を切り裂こうとはしてたけど、低弾道のボールは点で合わせるのは中々に難しい、、、。
この辺りは大宮のベンチメンバーを見た上で、前半風下を選択することに成功した徳島の作戦通りだったかと思われ。ぐぬぬ。
水曜のナビスコで大活躍していたカプリーニは、この試合でも気を吐き、受けたボールを自ら前進させていたが、こちらも徳島の最後の壁に跳ね返されてしまい、決定的なシュートまでは持って行けず。
ただガブリエウなどもボールを持って頭上げた時には、まずカプリーニを探していた感じだったし、後半の起爆剤としてカプリーニを使うといった点は、チームの共通認識になっているかと。
そして最後まで徳島の中央の厚い壁を崩しきれずに、スコアレスドローで敗戦。
雑感
寒かった・・・・
気温一桁に加えて非常に強い風で、細かくプレーに集中して見てられないほどに寒すぎた、、、。去年のA相模原並だったかな。
そして風。大宮が風をうまく利用できた試合っていうのがあんまり記憶にないんだけど、今日も残念ながら味方にはできなかった。もしコイントスに勝って、後半風上に立っていれば、サンデーを使って色々カオスを作り出せたんじゃあないかなーと、もしくはサンデーが先発だったらなーと、たられば&たらればを考えてしまう。
そして徳島はとにかく硬かった。パスコースも見当たらないし、中央は締められてるしで、観戦していて中々攻め入る隙きが見当たらなかった。決定機も豊川のぐらいだったかな。
また左CBの上がりも効果的であり、プレビューでシステマティックにCBを上げた方が〜みたいに生意気な事言ってまして、大変失礼いたしました…。
ともあれ恐らく今年のリーグ戦では、初めて内容でも上回られた試合だったと思われる (*しゃあない)。
大宮視点からはまず安光。左WBでの泉との併用だけだと、出番が限られて勿体無いなーとはずっと思ってたんだけど、4バックでのSB起用によって、泉との共存をちゃんと用意していたのは何より何より。恐らく4バックの引き出しもこれ以外にも色々準備してるんだろうけど、今後も観戦の楽しみの一つになった。
後は多分しばらく離脱するシルバの代わりの中山。事前の着目ポイントであった対人守備については、スタンドからピッチが若干遠く、よく判断できなかったです、すみません (*DAZNで見返す予定)。ただ何回か抜かれてたシーンも、、、。
おまけ

徳島空港で降りる予定が、寝過ごしてしまい高知空港に着いてしまった。。。

仕方ないので250 kmほど室戸回りで自転車で走って、ポカリスエットスタジアム到着!

陸上兼用のスタジアム。観客席に高さがあるのでそこまで見づらいわけではないけど、逆サイドでの出来事は判別しづらかった。

試合終了
とにかく風が強く、寒かった・・・
