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【プレビュー】徳島ヴォルティス VS RB大宮アルディージャ


前節の徳島 (VS モンテディオ山形)


この山形戦を含めた第6節終了時点で、徳島は2勝1敗3分の7位。特筆すべきは6試合で失点数が僅か2でリーグ最少!ただ一方で得点は6試合で4で、これはリーグで下から2番目…。この結果から見ると、守備偏重の戦い方で、中々前線で得点を決められてない感じが伺える。失点数の少なさは前から知ってはいたけど、徳島の試合自体を見てなかったので、どんな戦い方をしているか興味あったチームでもあった。

基本陣形は大宮と同じ3-4-2-1。トップに初先発のLバルセロスが入り、WBは左に高木、右に川崎時代にやられた(←懐かしい!)エウシーニョ。

攻撃時は3-4-2-1の陣形のまま、WBのサイド攻撃で中央へクロスか、後方からのロングボールでLバルセロス収めてくれ!ってパターンが多く、1トップのLバルセロスの働き具合が大きなウェイトを占めている感じを受けた。Lバルセロスは恐らく屈強なポストプレー系FWだとは思うんだけど、山形の西村(元大宮!)らDFとのバトルの勝率はそこまで高くはなく、決定的な仕事までは持って行けていなかった。

徳島の3CBの攻撃参加はそこまで許されていなく、特に試合序盤は、攻撃時は必ず3枚後ろに残っている感じだった。この辺は山形の幅を取る3トップへの備えってのがあったのかもで、別の試合ではどうなのかわからないけど、やっぱり守備に重きを置いてるのかなぁという感想を持った。
試合が進むと、途中からは左CBのカイケの攻撃参加がある程度許されていたけど、重心が重くさせ過ぎないためにも、もう少しシステマティックにCBの攻撃参加があってもいいのかなぁとは思った。

一方の守備。基本陣形からそのまま5-4-1のブロックを引くのかと思ってたけど、最終ラインを3CB+1WBの4枚で形成し、もう1枚のWBは一つ前に入る、4-5-1ぎみのような形が目立った。勿論両WBが最終ラインに吸収されることもあったが、可変で守備の方を4バックにするといった形は中々見ないので、非常に興味深い守り方だった。
ボールサイドによって最終ラインに入るWBは変わっていたが、主に右WBのエウシーニョが入ることが多かった。最終ラインより前目に陣取った左WBは山形のSBを、同サイドのCBカイケが山形のWGをケア。この辺りは強力なWGにカイケをぶつけるための山形対策だったのかな?

ちなみに試合途中で守り方を徳島は結構変えてて、後半開始ぐらいからは4-4-2のブロックにチェンジし、更に終盤は0-0の状況でありながら5-4-1に変更し、守備固めに舵を切っていた。スコアレスの終盤であっても、攻撃ではなく守備の方にテコ入れすることからも、やっぱり負けない戦い方をするんだなーって感想を持った(*山形戦以外の試合は知らないんだけど…)。

試合全体的にも、じゃんけんの後出し合戦みたく、それぞれお互いがやり方をこまめに変えていたが、互いの中央は硬く、両者決め手を欠いたままスコアレスドローでタイムアップ。



徳島注目選手 (というか元大宮選手)


4カイケ
2023年、大宮どん底シーズンの夏に長崎からレンタルで加入。190 cmの長身と身体能力の高さが特徴のCB。大宮でも高い打点でことごとくロングボールを跳ね返したり、長い手足を使って相手FWからボールを刈っていた。ボールを持った持ち上がりも得意で、1枚ぐらい相手を剥がすテクニックも持ち合わせていた。なんか去年徳島では、最後のパワープレイで1トップやってたのは知ってる(←やられると確かに怖い)。

15 山越
大宮でキャリアをスタートさせた対人が強いCB (右SBもできるよ!)で、川崎所属の瀬川(元大宮)と明治大で同期。大宮のユニフォームで6年間戦ってくれた思い出深い選手。大宮では不動のレギュラーというわけではなかったが、毎年コンスタントに出場はしてくれていた。内に熱い物を秘めるタイプで、特に当時甲府のドゥドゥとの熱いマッチアップは、(レッドカード貰ったけど)大宮サポの心をがっちり掴んだ。その後千葉でそのドゥドゥとチームメイトになっていたが…。

24 高田
大宮ユース出身のMF。ボールが足から離れずに、ぬるぬるっと相手をぬっていくドリブルが特徴の生粋のドリブラー。大宮でもそのポテンシャルが高く評価されていたが、前十字靭帯負傷など怪我ばかりで、中々試合には絡めなかった。その後2023年に徳島にレンタル移籍し、更に昨年サンデーとトレードのような形で完全移籍に移行。徳島では主に、試合終盤に高い位置で勝負させる、ジョーカー的な役割を与えられている。


大宮展望


どちらも守備が硬いチーム同士の対決。

徳島のデータを見るとスルーパス成功率がリーグ1位だったんだけど、これは5節までのワントップがラインブレイカーの渡で、彼を活かすために多用していたからだったのかな?Lバルセロスをスルーパスで活かすという攻めの印象は、山形戦では感じなかった。
徳島の1トップはその渡か、ポストプレイヤーのLバルセロスかだけど、大宮の3CB相手にはパワー系のLバルセロスで来るんじゃあないかな。強靭なワントップは吏音がいつものように封じてくれるはず。

徳島は山形相手に結構特殊な守り方をしていたけど、ミラーゲームになる大宮相手にはそこまで陣形を変形させてはこなく、そのまま3-4-2-1で来るんじゃあないかと予想。もし山形戦みたいに後ろ5枚を並べてくるのでなければ、左CBのカイケなどは結構釣り出す事はできるはずなので、徳島のWBとCBの間を健勇と豊川の両シャドーでうまく使っていきたい。

3CBが最終ラインに残る傾向にあり、また裏のスペースもあまり無い徳島に対してのワントップは、水戸戦で大活躍だったサンデーより、まずは藤井から入り、いつものようにプレスをかけまくってほしい。あ、サンデーは後半から出てきて、恩返し弾をぶち込むのがベスト★

前節水戸戦で、もも裏を痛めたっぽいシルバの出場は難しめか…?代わりの第1候補は中山になるかと思われる(ルヴァンのいわき戦も温存されてた)。ここまでポジショニングや前進で強みを見せてくれていたが、対人守備を見る機会はあまりなかった。流石にシルバほどの対人強度は難しいかもだけど、1試合通してどこまで中盤のフィルターになれるか大いに期待。

ルヴァン杯 (VS いわきFC)

2025/3/26
大宮VSいわき 3-3 (PK 7-6)
得点: 16分:石渡 40:サンデー 58分:石渡 89:浦上 99:富山 102分:加瀬
@NACK5スタジアム
*Lemino観戦*

スタメン総取っ替えで挑んだいわき戦。村上への厳しすぎる判定から、多くの時間を10人で戦いきった。二度追いつき、一度はリードを得たものの、最後は追い込まれてからのPK戦で、辛くも勝利。
あ、Leminoで後追い視聴だったんだけど、シークバーの残り時間からみて、PK戦まで行ったんだろうなーって先が見えてしまった…。

雑感
・カプリーニの攻守のレベルが一人飛び抜けていた
・コフィーに競り勝ったラッソの折り返し◯
・安光の左右の足からのクロス◯
・石川と和田さん両ボランチ、頑張った!お疲れです
・全体的にCBとWB(SB)の間が空き過ぎてて、うまい具合使われた
・中盤で奪ってからの、いわきのポジトラは強力だった (*大宮は自陣で奪われ過ぎた)
・チームとしては一体感が増して、結束が固まるような熱い試合だった

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