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【プレビュー】RB大宮アルディージャ VS 北海道コンサドーレ札幌


札幌の主なデータ

17位 4勝0分6敗

得点13位
チャンスクリエイト数: 6位
シュート数: 6位
枠内シュート数: 15位
シュート決定率: 18位
クロス数: 19位
パス数: 5位
ボール支配率: 2位

失点: 18位
被シュート数: 18位
被枠内シュート数: 19位

タックル数: 3位
空中戦勝利数: 3位
空中戦勝率: 1位
1vs1勝利総数: 3位
  
*順位はいずれもいい方から

長年守ってきたJ1の座から落ちてしまった札幌。前評判は高かったが、開幕から波に乗れず、降格圏ギリギリから中々浮上できないでいる(ただし勝ち点は、そこまで上と離れてはいない)。
第2節:熊本戦と第3節:山口戦を視聴していたのだが、どちらの試合でもCBの裏を取られて、似たような失点をしていたのが印象に強く残っている。

特に失点の多さがいただけなく、監督も試行錯誤しながら最適解を模索している印象を部外者ながら持っていた。とにかくシュートを撃たれ過ぎており、それが失点に繋がっている感じのデータに。

攻撃面のデータからは、ボール保持を目指した、後ろから繋ぐパスサッカーであることが読み取れる。
空中戦や1対1の強さが目立つが、クロスが少なく、クロスからヘディングによるゴールパターンを活かせてなさそうでもある。

また、シュートまで持ってけてはいるが、シュート決定率の低さも気になるところ (遠目からのシュートが多いのかな?)。


前節の札幌 (VS 藤枝MYFC)

札幌のフォーメーションは、ボックス型のオーソドックスな4-4-2。開幕直後の3バックから試行錯誤して、今は4バックに辿り着いたみたい。

また開幕当初からも大分メンバーが入れ替わっている模様。

CBの一角には海外帰りの高嶺が入り(ボランチじゃないだと!?)、家泉とコンビを組む。高嶺の足下はやっぱり上手で、独力でプレスかわしたり、最終ラインからの長短のパスの起点になっていた。足下のある高嶺のCB起用は、後ろから繋いでいきたい監督の意思なのかな、と。

ボランチには本来CBの西野と、これまた本来は前目の青木(元大宮)が入った。守備の西野と攻撃の青木といった役割分担っぽく、西野が下がってアンカー気味の仕事をする時間もあった。
監督曰く、ボランチからの組み立てのため、青木をボランチで使いたくなったらしい。

2トップは190 cmの強靭系FWバカヨコと、ちょこまか動く系FW田中のコンビ。バカヨコがトップの位置にどんと待ち受ける一方、田中は1.5列目を自由に動きまくり、ボールを受けたり、OMFとポジションチェンジしたりして、藤枝の守備陣を翻弄しまくる事が多かった。
ただ1対1が強い(と思われる)バカヨコにロングボールを当てて、田中で回収というようなシンプルな形はあまり使っていなかった(もう少し使ってもいい気がしたが…)。

上記の高嶺、西野、青木、田中は、今シーズン初めてそのポジションを守る感じだったっぽく(←間違ってたらゴメンナサイ)、この辺りも岩政監督の試行錯誤感が伺える。

藤枝が1トップ気味であったため、札幌のビルドアップはCB2枚から始まっていた。その際、両SBはボランチの高さまで上がり、中盤をDMF2枚を加えたフラットな4枚で形成。更に近藤とスパチョークの両OMFがWGのように高い位置に幅を取って開く事で、結果、2-4-4のような形を狙って作っていた。
他にもFW田中が2列目に落ちてきた2-4-1-3の形や、DMFが縦関係になる2-1-3-4のような形も見られたが、とにかく近藤とスパチョークを、サイドの高い位置で勝負させたいだろう意図は見て取れた。

しかし、藤枝がCBを絡めた右肩上がりの攻撃を見せていたためか、スパチョークの左からはあまりよい攻撃は見せられず。
一方の右からは、近藤が藤枝の裏を取りまくり、高嶺からのロングボールを高い位置で収めて攻撃の起点になり続けていた。またこの事により、藤枝の強力WBシマブクを抑える事にも貢献していた。

試合的には、札幌・藤枝共に、自身の右サイドから崩していくような展開であった。

得点は全てセットプレーから。札幌は田中の直接FKと、バカヨコの高いヘディングから二点。
何にせよセットプレーは、空中戦勝率が高い札幌にとっても大きな武器の一つだと思われる。特にこの試合では藤枝がCKを与え過ぎて(11本!)しまい、札幌にその強みを発揮する場面を献上してしまった形に。

試合はバカヨコのゴールを守りきり、札幌が勝利。シュート数やゴール期待値は互角の、拮抗したゲームだった。



札幌注目選手

11青木
元大宮のアタッカー。細かいタッチからのドリブルで相手DFと勝負してたイメージが強い。
2020年、シーズン途中に名古屋からレンタルで高木政権の大宮に加入し、シャドーの位置での攻撃活性化を期待されていた。しかし、レギュラーとなり切るまではいかず、半年で10試合出場0得点に終わっていた。
その後、札幌に移籍してポジションを確立。活躍は耳に届いてはいたものの、札幌がJ1だった事もありプレー姿を見ることは殆どなかった。だけどまさか、ボランチの位置で再会する可能性があるとは…!

14 田中
2トップの一角で、1.5列目を自由に動き回って相手の守備を混乱させていた。左足からのキックも正確。元々はMFで、FWでのスタメン出場は今年初だったっぽいっすね。

33 近藤
攻撃時はWG化し、右サイドの高い位置で縦突破を仕掛けるOMF。大宮戦でもキープレイヤーになりそう。


大宮展望

2週間で5試合を戦う、GW大連戦祭の第1戦目。今後の事も考えて、メンバーのやりくりを気にしながらの戦いとなる。
*大宮の怪我状況(憶測も含む) :シルバ 濱田?ラッソ?マーク?福井?

吏音のコンディションも万全かどうか不安の中、前節怪我で退場の濱田は無事なのだろうか?怪我は筋肉系ではなく打ち身系っぽかったので、痛みが引けば大丈夫そうだけど、連戦という事で無理はさせないか。そのため中央CBには吏音が入ってくると思われ、バカヨコ退治の任を受けることになる。

FWはこの一週間音沙汰が無いラッソの安否が不明。
ただ札幌はビルドアップ時に2SBを上がらせて、最終ラインが2CBのみになるため、個人的にはサンデーの裏抜けが決まりやすいのではと期待しているんだよねー。一瞬の隙きを狙ってほしい。
藤枝戦はラッソみたいなポスト型のディアマンカ相手だったため、サンデー相手だと、札幌が守り方を変えてくる可能性もあるけど、まぁこの辺りの攻防は非常に楽しみな試合になるかな、と。

藤枝戦では左WBシマブクを、近藤で低い位置に押し込んでいたが、大宮戦でも泉に対して似たような感じにしてくるのかと思われる。泉を押し下げさせ過ぎないためにも、近藤のマークを左CB下口に預けて泉が前に出るなど、臨機応変に対応してほしい。

札幌もシーズン序盤のつまずきからの立て直しの試行錯誤中であり、藤枝戦では各ポジションに初めて立った選手も多く、大宮戦でもまた大きく変えてくる事も十分考えられる。

まずはじっくり札幌のやり方を見極めて、適切な対応で立ち向かっていってほしいっすね!

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