『cocoon ~ある夏の少女たちより~』戦後80年特集アニメ
cocoon ~ある夏の少女たちより~(2025/NHK)
原作 今日マチ子『cocoon』
声の出演:満島ひかり(マユ)、伊藤万理華(サン)
監督:伊奈透光
音楽:牛尾憲輔
ある少女達の一群を通じて、戦争は何が愚かしくて、何をぶっ壊し、どんな醜悪を生み出すのかを描く。
敵味方も戦況もまったく関係なく、少女たちの目線で。
前半の幸福に満ちた愛らしいやり取りがあるだけに、後半のヘビーな描写がしんどい。。



自分の意見もろくに言えなかったサンが、集団自決を促す同調圧力に異を唱え岬に駆け出す様は凛として美しい。
またその後の悲しい出来事を乗り越え、「生きて」次の世代に繋ぐ繭となる決断をするのが尊く...👏
戦争の闇を伝える作品でありつつ、ある少女の成長譚。


「沖縄戦」を基にしつつ創作した"フィクション"とのことだが、逃亡中のサンに力づくで抱きつき心と身体に傷を負わせる日本兵と、怯まず毅然と立つサンに向けた銃口をスッと下げる米兵...の意味ありげな対比はちょっと興味深かった。
↓(追記8/30)
そういう側面もありつつ、見直して思ったけど…
マユは兵役逃れのため女性に成りすましていた男性であることが終盤分かるんですが、一方サンを撃とうとした米兵も少年兵ですね。
日本やアメリカに関わらず、「少年までも駆り出されなければいけない戦争なんて狂ってるね」というメッセージなのかもしれません。
(太平洋戦争の沖縄戦にアメリカの少年兵が従事したという事実はないと思うので上記の通り"フィクション"であり、そうなっていく可能性への"警笛"かなと思います)


主要キャラ二人の声優を伊藤万理華と満島ひかりが担当。
素晴らしいので「必見」とだけ!


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