【忖度なしガチレビュー3】日産NOTEオーラBOSE(走行5000km)をぶった斬る!【其の壱:フロントUI&BOSEの罠編】
こんにちは!Re:Tech JapanのRe:NISSANです。いつも読んでいただいてありがとうございます。
前回の新型セレナ(走行500km)のインプレで、エアコンの操作パネルの角度や物理スイッチの全廃っぷりを容赦なくぶった斬ったところ、脳内で「お前、車を貸してもらっている分際でやたら辛口のレビューするなよ……」とお叱りを受信しました、Re:NISSANです。
いや、誤解しないでください。これはあえての「愛の鞭」なのです!全てのオーラ乗りの皆様ゴメンナサイ!! そして全てのセレナ乗り、及び日産関係者の皆様すいませんでした!!
日本の道路環境において、日産のe-POWERが最強の発明品であり、車としての完成度が極めて高いことは大前提。その上で、「ここがもうちょっとこうなれば神アップデートなのに!」というギーク(おたく)の独り言にすぎません。
さて、前回のログでお伝えした通り、我が家の美魔女・安倍さん(アベニール)が退院後わずか数日で再び心停止(完全ストール)を引き起こし、緊急再入院。

そのピンチヒッターとして我が家にデプロイされた代車が、今回の主役「日産・NOTE AURA(ノート オーラ)BOSEパーソナルプラスサウンドシステム装着車(走行5000km)」です!
数年前に仕事のレンタカーで先代(あるいは初期型)ノートに乗った時も思いましたが、とにかくe-POWERの加速力はすんごい。 従来の純ガソリン車なんて目じゃないです。
0km/hから100km/hまで一切の段付きなし(シフトチェンジ?無し)でストレートに伸びる加速Gは、体感的には「3,000ccツインターボクラス」だと思っています(20年以上前に乗った古い記憶のデータなので、脳内メモリの勘違いは大目に見てください笑)。少なくとも、0〜60km/hの日常域の瞬発力は、2.0Lターボの安倍さんより確実に速いです。
上の方は伸びないんです。エンジン車で言うとトルクはあるが、馬力はそんなに多くないという感じ
今回は、そんな最強の街乗り戦闘力を持つノートのプレミアム版「オーラ」、しかも音響オタク注目の「BOSE」付き!
ノート!
オーラ!
ボーズ!
(シーマ!ゴーン!ジーコ!のリズムではありません笑)
↑かつて実際に新聞でアナグラムが有名になった閲覧注意の下ネタです。
ということで、忖度100%パージのガチ辛口レビュー【其の壱:フロントUI&BOSEの罠編】、デバッグスタートです!
🏎️ 【忖度なしガチレビュー】日産NOTEオーラBOSE(走行5000km)をぶった斬る!【其の壱:フロントUI&BOSEの罠編】
🎛️ 1. 【UI/UX大絶賛】これだよ日産!後発のセレナより圧倒的に完成しているフロントの物理スイッチ
ドアを開け、運転席のコックピットに滑り込んでまず驚きました。
「うわぁ!これUI(ユーザーインターフェース)が完全に完成してるやん!」と思わず声を出して驚いてしまいました。

何が素晴らしいって、ナビパネルやエアコン操作系に「確かな押し心地の物理スイッチ」がちゃんと残されていることです。
ナビ周辺:左右対称に美しく配置されたボリュームダイヤルとオーディオ設定スイッチ。画面の下にもメニュー等の物理スイッチが整然と並ぶ。
エアコン関係:液晶タッチパネルに統合されることなく、100%物理スイッチだけで構成されたコントロールパネル。

ブラインドタッチ(目視なし)で確実に操作できる、この安心感。これですよこれ!前回のセレナで私が「落第点」と切り捨てたUIバグが、このノートオーラでは見事に最適化(というか本来の正しい形にキープ)されています。

時系列的に言えば、セレナの方が後発の最新型のはずなのに、なぜエアコンパネルをフラットなタッチパネルにしてUIを「退化」させてしまったのか……。
ここでひとつの考察(仮説)が浮かびました。
セレナはファミリー向けのミニバン。開発リソース(予算)をフロントの運転席周りだけでなく、後席の折りたたみテーブルやリアシートヒーターなど「家族全員の満足度UP」に分散させる必要があったのでしょう。
対してこのオーラは、フロント(運転手と助手席)の快適性に全振りのプレミアムコンパクト。
後述しますが、このオーラ、これだけ高級感を謳っていてBOSE仕様なのに「たぶんリアドアにスピーカーが配置されていない」ですし、リアのドリンクホルダーもミニバンに比べたら絶望的に少ないです。シート自体はフェイクレザーで非常に高級感があるのに、後席の「装備の充実度」としてはセレナに全く敵いません。
この「ターゲット層の違いによる割り切り」の設計思想は、デベロッパーとして非常に興味深く、感心させられました。
🕹️ 2. 【コックピット検証】2日で脳に馴染むシフトレバーと、前オーナーの記憶を保つBT
続いて周辺機器のデバイス検証です。
🔌 Bluetooth(BT)接続の挙動
前回のセレナは、ディーラーのデモ車モードのバグだったのか、エンジンを切るたびにBTもWi-Fiもペアリング設定を「完全忘却」する嫌がらせ仕様でしたが、今回のNOTE坊主は賢く優秀。ちゃんとスマートフォンのMacアドレスを記憶し続けてくれます。

ただ、賢く覚えているがゆえに、「レンタカーの前の使用者のスマホ接続履歴」が残っているのもご愛嬌(味)。セキュリティ保護(デバッグ)のため、私が綺麗さっぱり全消去しておいてあげましたよ(笑)。
🕹️ シフトパネルの操作性
セレナのシフトは「四角いボタンが4つ並んでいるだけ」のフラット仕様で、返却するまでの約10日間、ついに一度も感覚的に慣れることはありませんでした。
しかし、ノートオーラには小ぶりながらも一応手で包み込める「シフトレバー(ノブ)」の形状が残されています。 このおかげで、システム起動からDレンジへの変速操作はわずか2日で脳内の運動神経ドライバに馴染みました。やはり人間工学的に、シフトは「握る」というフィードバックが正解です。

🪟 ドアミラー&ウインドウスイッチ
ドアミラーの格納調整スイッチや、窓の開閉ロックボタン周りは、セレナとほぼ同じ(というか全く同じパーツの流用か?笑)。形状として非常に洗練されており、指のアクセス性も良く不満はありません。

📺 TVの仕様
走行中に画面がミュート(ブラックアウト)されるのは、レンタカー(代車)のデフォルト仕様なのでここは仕方なしと割り切ります。

🎧 3. 【BOSE辛口デバッグ】オレンジのカバーは映えるが……パーソナルスペースの冷酷な現実
そして、本丸である「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」のガチ検証です。

事前にメーカーの仕様書をハッキング(検索)してみると:
「音の広がりや定位感を調整する機能。ヘッドレストスピーカーを活用し、正面から聴こえるタイトな音から、360°包み込まれるようなワイドな音まで、好みに合わせてシームレスに調整できます」
と、音響オタクの物欲をビンビンに刺激するプロトコルが書かれています。ヘッドレストに埋め込まれたBOSEロゴ入りのオレンジ色のフィニッシャー(カバー)も、デザイン的にめちゃくちゃレーシーで最高にカッコいい!
……が、実際に街中へ連れ出して走行中に鳴らしてみた瞬間、冷酷な現実(バグ)に直面しました。
「ロードノイズと排気音(エンジン起動音)がうるさすぎて、パーソナルスペースのワイド感を広げようがタイトに絞ろうが、違いがほぼ堪能できない」
静止状態のガレージ内ならまだしも、リアルな公道走行中はタイヤが路面を叩くノイズに繊細な高音域や定位感が完全にかき消されます。ヘッドレストスピーカーの能力そのものがさほど高くない印象を受けました。
設定画面のスライダーでいろいろ弄ってみましたが、「もうこれ、中央(デフォルト)のままで良くないか?」という結論に。耳元で鳴っているはずのヘッドレストスピーカーですが、走行中はノイズの波形に負けて「これ、今ぶっちゃけほぼ鳴ってない(聴こえてない)よね?」と錯覚するレベルです。

期待値が高すぎた分、走行中のリスニング環境としてはちょっと辛口にならざるを得ないリザルトでした。(30~40万の価値があるかどうか? 売る時には評価が高くなりがちなので、付けておいた方が良いと思うが、能力は今一つで、その価格にあう音色があるとは、個人的には言えない結果に。)
🎧 4. 音響を意識して?なのかはわからないが、布ステッチの内装は美しく、おそらく反響音低減にも役立っているのかも?

ダッシューボードの角や、ドアノブの内張り部分に貼られた布は個人的にめっちゃ好感を持つ。布はどうしても汚れてしまうのでこういったところに貼られているのは高級感があって、レザー以上にメーカーのこだわりまたは割り切りを感じた。効果としては防音と、オーディオ反響音の低減に役立っているか、いえそうでもないかわからないくらいの、ただのデザインという可能性もある。椅子がフェイクレザーなので、このあたりの内装にリアルな布が使われているのはかなりの好印象を受けた。
🏁 其の壱の総評:フロント至上主義が生んだプレミアムコンパクトの割り切り
ノートオーラBOSEのフロント周りを総括すると、「運転席のUI/UXは100点満点、ただし過度なBOSEの立体音響マジックに期待しすぎるな」という仕様になります。セレナで感じた「スイッチがどこにあるか分からないストレス」から一瞬で解放されたのは本当に心地いいです。
さて、フロント周りはこれで網羅しましたが、問題はさきほど少し触れた「リアシート(後席)」の割り切りっぷりです。
フェイクレザーで見た目は最高にラグジュアリーなのに、スピーカーがなく(確認中)てドリンクも置けないってどういうこと!?
ということで、次回は「NOTEオーラ、お前リアシートのパッセンジャー(同乗者)を置いてけぼりにしすぎだろ!編」につづく……かもしれない!
現場からは以上です!
【Re:Tech Japan の製品・情報検証について】
Re:Tech Japan のブログで紹介されている機材や考察データは、主にRe:NISSANがガレージライフの維持と自身のシャーシ(住環境・愛車)延命のため、一般論のバイパスを通りながら自腹の時間と脳内メモリをアロケーションして現物合わせでリサーチ・体験したライフログです。Re:Tech Japan のブログで紹介されている機材は、主にRe:NISSANが自腹で購入し、施工・検証したものです。Re:Tech Japan はAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
※警告: 正しい使用方法は必ず取り扱い説明書を遵守せよ。DIYという名の挑戦は、常に自己の責任において行われるものである。
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