初心者ライダー・新米モトブロガー・編集素人の道。【納車前夜編①】法人でバイクを買い、業務としてモトブログを始める
教習日記は、6/13の卒検合格をもって完結した。
ここから新シリーズが始まる。タイトルは——
「初心者ライダー・新米モトブロガー・編集素人の道」
長い。だが、これが現状を正確に表す肩書きだ。
バイクは免許取りたてで、当然初心者ライダー
これから業務としてモトブログを始めるので、新米モトブロガー
動画編集ソフトを買って初めて触るので、編集素人
42歳、3つの「初心者」を同時に抱えて、SV650と一緒に走り始める。本シリーズは、その記録だ。
そして今回はその第1回——【納車前夜編①】。納車を週末に控えたタイミングで、ここまでの準備の全貌を書く。
なぜ「業務として」モトブログを始めるのか
教習日記の中では触れなかった話を、ここで初めて書く。
私のキャリアは、会社勤めのITエンジニア → フリーランスのITエンジニア → 法人化という流れで進んできた。
今は、役員として私1人だけのマイクロ法人を経営している。従業員も他の役員もいない、いわゆる「ひとり社長」スタイル。気楽だが、自分が動かなければ会社は1ミリも進まない、そういう体制だ。
そんな自分が、4月にふと思った。
「バイクに乗りたい。」
42歳、唐突な思いつき。これが教習日記の出発点だった。
そこから免許取得は個人で進めた。教習所への支払い、卒検費用、すべて個人の財布から出している。これは当然、運転免許が「個人の資格」だから。
しかし、バイク本体——SV650——を法人名義で買うという選択肢が、自然と浮かんできた。
法人で買う、その合理性
バイクや車を法人で買うことは、何ら珍しくない。経費として計上できるし、減価償却もできる。ただし、絶対条件がある。
「業務上の理由」が必要。
ここがクリアできないと、税務上、法人購入は否認されるリスクがある。趣味のものを法人で買って遊ぶ、というのは通用しない。
ということで、自然と次の問いに辿り着いた。
「業務として、何かをしなければ。」
そして、それが、
「会社名義でモトブログを始めよう」
という結論に繋がった。
個人の趣味を、業務として成立させる
これは節税スキームではない。ちゃんと事業として運用するつもりだ。
YouTubeでの広告収益、企業案件、グッズ紹介などのアフィリエイト——これらは法人収益として成立しうる。チャンネルを育てて、業務として成立させるには、それなりの覚悟と投資が必要だ。
個人の「乗りたい」が、法人の「事業」に転換した瞬間。
ここから先のすべては、法人の業務として進める。当然、税務署にも経理上もちゃんと記録を残す。免許取得は個人、バイクと配信機材は法人、走るのは私という個人、コンテンツの収益は法人——少しややこしいが、線引きは明確だ。
配信機材:先に揃えた3点セット
「業務として始める」と決めた以上、機材から本気で揃える必要がある。納車前にすでに購入済みのものをリストアップする。
撮影機材:Insta360 Ace Pro(中古)
Insta360 Ace Proを中古で購入。GoProと並ぶアクションカメラの代表機種だ。
4K撮影対応
手ブレ補正が強力(バイク撮影の必須機能)
中古で予算を抑えて入手
新品ではなく中古を選んだ理由は、まだ業務として収益が立っていない段階での投資だから。最初から新品で揃えるよりも、まずは「使える状態」を作って、業務として回り始めたらアップグレードする方針だ。
編集ソフト:Wondershare Filmora
Filmoraを購入。動画編集ソフトとしては入門〜中級者向け、テンプレートやエフェクトが豊富で、編集素人にとっては取っ付きやすい選択肢。
DaVinci Resolveの無料版や、Adobe Premiere Proも候補だったが、
Filmoraは直感的UIで初心者でも触りやすい
買い切りライセンスがあって、サブスクの呪縛がない
法人経費としても処理しやすい価格帯
という理由で選んだ。まずは1本動画を完成させることが最優先目標なので、習得コストの低さを優先した。
音源:audiostock契約
BGM・効果音はaudiostockで月額契約。著作権フリーの音源を業務利用するなら、商用利用OKのストックサービスが必須だ。YouTubeのコンテンツIDマッチでチャンネルがBANされる、という事故を避けるための先行投資。
グッズ爆買いリスト:Amazonでひたすらポチった
ここからが本日のメインディッシュ。納車前の今、Amazonで買いまくっている装備・グッズの一覧だ。YouTubeとSNSで諸先輩方の情報を漁って、必要そうなものを片っ端から購入している。
夏の冷却系:修行を快適化する
夏のバイクは修行、と諸先輩方から口を揃えて言われている。それを少しでも快適にするための装備。
RANVOO ネッククーラー:首元を直接冷やす電動デバイス。夏のフルフェイス+プロテクタージャケットの蒸れ対策の最終兵器。
コミネ AK-351 CMAXサマーバラクラバ:首の後ろの日焼け対策。フルフェイスの隙間から首後ろが焼ける問題への対策。
「人間の側を冷やす」方針は、5月の記事でKOMINE水冷ベストを物色していた時から変わっていない。ただ、実際に試すならネッククーラーの方が手軽という判断に至った。
撮影周辺機材:カメラだけでは撮れない
Insta360 Ace Proを買っただけでは、モトブログは撮れない。マウントと音声が問題になる。
Insta360 Ace Pro 2/Ace Pro/Ace マイクアダプター:本体に外部マイクを接続するための専用アダプター。
ウエアラブルカメラ 顎マウント:ヘルメットの顎部分にカメラを固定するためのマウント。視点が一番リアルなので、モトブログの定番位置。
サンワサプライ クリップ付きPCマイク MM-MC24:アナログマイク。安価でしっかり拾ってくれるとの評判。本格的なバイク用マイクは数万円するので、まずは入門編としてこれで音声収録を試す。
編集素人なので、まずは「素材を撮る」を成立させる。
凝った構成や効果は、編集を覚えてからだ。
防犯系:盗難対策は3段構え
バイクは盗難リスクが高い。SV650は人気車種なので、対策を怠れない。
Homwarm バイクカバー:自宅にガレージがないので、屋外保管が前提。バイクカバーは必須中の必須。
Homwarm バイクロック:自宅保管時に使う本格的なロック。
コミネ LK-114 リマインダーディスクロック(イエロー):外出先での停車時に使う。コンビニ・道の駅・観光地に停めるたびに装着する想定。
「自宅は重め、外出先は軽め」と2段構えで、利用シーンに合わせて使い分ける。
ヘンリービギンズ デイトナ ワイヤーロック ヘルメットロック:ヘルメットの盗難防止用。SUV650はヘルメットホルダーが弱いという情報もあるので、別途ワイヤーロックを用意した。
ヘルメット単体で1万円以上するKAMUI3 ACROBATを路上で盗まれたら泣くに泣けない。ヘルメット盗難はバイク盗難より頻度が高いという諸先輩方の証言を、素直に信じる。
装備系:プロテクションと快適性
コミネ 2026モデル エニグマG2フルメッシュジャケット
ジャケット選びでは 「インナープロテクター」と「フルメッシュジャケット」のどちらにするか でかなり悩んだ。
インナープロテクター:好きな普段着の下に着られる、見た目自由度高い
フルメッシュジャケット:通気性最強、夏のバイクに最適
結論、フルメッシュジャケットを選んだ。理由は——
夏優先。
7月納車で、当面は真夏ライダーになる。通気性 > 見た目で判断した。冬に向けては別のジャケットを揃えればいい、と割り切る。
その他:音楽・ナビ系
ヘルメットヘッドセット(安いやつ)
インカム(B+COMやDJI)も検討したが、ペアでツーリングする予定もまだないので、まずは音楽再生+ナビ音声を聞くための安価なヘッドセットで様子見。
将来的にツーリング仲間ができたら、本格的なインカムに更新する。段階的な投資を意識している。
納車予定:今週末(土曜 or 日曜)
肝心の納車日は、まだ確定していない。
電話で確認したところ、今週末の土曜か日曜のどちらかで納車予定とのこと。整備完了のタイミング次第で当日決まる流れだ。
そして、納車および初の公道走行は、すべて撮影する予定。
モトブログの第1回は、納車Vlog。
これは決定事項として動いている。Insta360 Ace Proを顎マウントに装着して、バイク屋からの納車手続きと、自宅まで(あるいは近所のコンビニまで)の初公道走行を、全部撮る。
緊張と興奮でおじさんの絶叫だけの動画になるかもしれない。挙動がガクガクで見せられる映像にならないかもしれない。それでも、 「初心者の最初の1本」 として記録に残す価値は十分にあると信じたい。
法人購入×事業立ち上げ、ここから始まる
教習日記までは、純粋に個人の挑戦だった。
ここからは違う。
法人の業務として、
配信機材を投資し、
コンテンツを継続的に作って、
収益化を目指す。
42歳、初心者ライダー、新米モトブロガー、編集素人——3つの初心者が同時に走り始める。
個人の「乗りたい」を、法人の「事業」に変える。
これが、本シリーズのコンセプトだ。
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