夜中に片付けてしまうのは、わたしが弱いからじゃなかった
夜中に片付けてしまう。
眠いのに。
明日早いのに。
昨日は「明日の用意しよ」から始まって
脱ぎかけの服を畳み、洗濯に回し、
ゴミをまとめ、ブーツをしまった。
たぶん15分。
…いや、たぶん30分。
朝はちゃんと眠い。
でもやめられない。
考えてみたら、
夜中に片付けるときの私は少し静かだ。
誰も何も言わない。
仕事も動いていない。
LINEも来ない。
世界が止まっている。
その中で、
「自分の意思だけで動かせるもの」を整えている。
服は畳めば畳める。
ゴミはまとめれば消える。
ブーツはしまえばスッキリする。
やった分だけ、確実に整う。
仕事はそうはいかない。
人間関係もそうはいかない。
相場も、体調も、全部は思い通りにならない。
だから夜中に、
確実にコントロールできる小さな世界を整えているのかもしれない。
眠いのに片付けるのは、
意志が弱いからじゃなかった。
「安心したい」だけだった。
今日もきっと、
眠くなったら横になる。
でももし立ち上がってしまったら、
それはきっと、
わたしが今日もちゃんと頑張った証拠だ。
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