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短歌#86

 アカギレが 地味に痛くて 手を止める
          鈍色の空 憂鬱が舞う

指先の小さなアカギレが何をするのにもキズを主張するかのようにイタイ。
絆創膏を貼ってもすぐにはがれてしまうし、ゴム手袋をすると思うように作業ができない。
掃除も片付けもはかどらない。
手を止めて窓の外を見ると鈍色の空からヒラヒラと雪が舞ってきた。
憂鬱な雪もある。

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