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ナースが退職したら、お金はどうなる?

ナースが退職するとき、知らないと損するお金の話。

行政は、何も教えてくれません。
自分で調べて、自分で申請しなければ、
傷病手当金も、失業保険も、障害年金も、
1円も振り込まれません。驚きます。

そこで、私が実体験した
5つの数字を、ぜんぶ公開します。


■ まず結論。私が体験した5つの数字

・住民税:1回 約1.7万円(年4回)
 → 退職しても前年の所得で請求が来る
・休職中の社会保険料:約24万円
          この金額は痛い
 休職の間、雇用側が立て替えてる
 ので、給与ゼロでも返済義務がある。

・傷病手当金:月 約18万円
 → 給与の約2/3。最長1年6か月
申請してから翌月から支給。(私は、退院してから申請したので、かなり時間がかかりました)

・失業保険:月 約15万円
 → 退職後に切り替え

・障害年金:申請は初診日から 
      1年6か月後
 → それまでは申請できない
(障害年金の申請は、余裕があれば、社労士さんにお願いした方が早いです。
1人でやると、審査が通らない確率が上がります。障害手帳を持っていても、判断基準が別なので、審査に落ちたら、再審請求となり、また1からやり直しになります。

「働いていないのに、こんなに払うの?」
「療養しているのに、こんなに支えてくれるの?」
両方が同時にやってきます。


■ 一番伝えたいこと:「正職員のうちに動く」

雇用形態で、もらえる金額が何倍も変わります。

・正職員 → 標準報酬月額が高い → 傷病手当金も多い
・パート → 標準報酬月額が低い →
傷病手当金も少ない
・社会保険に入っていないパート →
傷病手当金はゼロ

「もう限界…パートに切り替えてから辞めよう」は、一番損する選択です。
私のまわりのナースで、これを知っていた人はほとんどいませんでした。
退職前にパートから正職員になるのは大変ですが、傷病手当をもらうなら、一年だけ正職員という手もあります。

■ 退職前にやるべき4つのこと

体調が悪いときに書類仕事をするのは、本当にしんどい。
だから、今のうちにやっておいてください。

1. 健保(協会けんぽ/健康保険組合)に「傷病手当金の申請書類」をもらう
 「離職票が必要」
2. 主治医に「就労不能の診断書」を依頼する
3. 退職前に「社保に1年以上連続加入」しているか確認する
 → 退職後も傷病手当金が続く条件
4. ハローワークの「受給期間延長」制度を調べておく
 → 失業保険の権利を守る

この4つを押さえておくだけで、後の数か月が全然違います。
(他にもありますが、主に重要なものに絞りました)

■ 最後に、伝えたいこと

ナースは、患者さんには「無理しないで」と言うのに、
自分には絶対に言わない仕事です。

でも、辞めても、あなたの価値は
1ミリも下がりません。
看護師資格は逃げません。
戻りたくなれば、戻れます。
自分が今どのくらいお給料をもらっていて、どのくらい税金が引かれているのかだけでも、確認しましょう。
偉そうな事を言ってますが、私も、今国がどんな政策でどんな給付金があるか、現役時代は、ほぼ無頓着でした。

休んでいいんです。
辞めてもいいんです。

―― 制度を知ることは、
   自分を守ること。

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