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ハローいらっしゃいphase one その②

お疲れ様です、いそはちです。 前回は「Phase One IQ180」を見つけたところで力尽きたので、今回はその②として、見つけた日のお話から書かせていただきます。

いつものように仕事が終わり、家に帰ってご飯を作り、嫁と二人でご飯を食べ、終わった後に日課の巡回作業。 「この日も特に何もないんだろうなぁ……」なんて思いながらヤフオクを見てみると、

――ありました。

ヤフオクで探してきた中で、初めて見る「IQ180」の文字。 しかもIQ180にしては少ないシャッター回数と、予想していたくらいの金額です。

実際、私が狙っていたのは「IQ160」というグレード的には一つ下のものだったのですが、これを目にした瞬間、もはや勝手に運命を感じてしまいました。 散財人間あるあるですよね、勝手に運命を感じてしまうのは。「お前の人生、何回運命の出会いがあるんだよ」って話ですが。

真っ先にウォッチリストにぶち込み、定期的に入札状況を確認する時間が始まりました。 予算的には足りるものの、レンズを諦めないと買えない金額。……すでに手元に「80mm F1.9」があって、本当によかったと心から思いました。

嫁の冷ややかな目と、深夜のデッドレース

まぁ金額が金額ということもあり、最初は入札が入っていない様子。 「これなら終了時間ギリギリに入札を入れれば買えるかなー」なんて考えておりました。

しかし、そこはオークションサイトですから、他に欲しいという方はもちろんいらっしゃいました。 自分以外ともう一人の方(でしょうか?)とのチキンレース。 隣で嫁に冷ややかな目で見られながら、デッドレースを繰り広げておりました。

嫁:「本当にそれ、必要なの?」

いや、まさにその通りなんでございますけれども……! でも、男には「ロマン」というものがあるのでしょう? (最終的に許してくれてありがとう、頑張って働きます。嫁の方が稼ぎ多いけど……)

そんな小言を隣で言われながらも、予想予算より少しオーバーするくらいの金額で見事落札! もうウキウキです。

と同時に、「本当にこんな高いもの買ってよかったのだろうか……」という疑問も押し寄せてくるのですが、そこはいったん無視。 「ありがとう数ヶ月分の私の労働。ライカとか買った人の気持ちって、きっとこんな感じなんだろうなぁ」なんて考えながら、届くのを待った数日間でした。

ついに着弾!ファーストインプレッション

そして何日か後、ついに我が家へ着弾。 初のデジタルバック、初の645フルフレームです。

初めて手にした感想としては、「塊感(かたまりかん)がすごい」「センサーがでかい」という、何ともチープなものしか出てきませんでした。

このセンサーですが、一枚の大きなセンサーというよりは、何枚かのセンサーを繋ぐ形であのサイズにしているのでしょうか?センサーの部分に光を当ててみると、うっすらと線が見えました。

ファーストショット
生活感がすごすぎますね
あと我が家の愛猫可愛すぎますね、親バカです

求めていた立体感求めていたピント面より後ろになだらかにぼけていく感じ。カメラを触り始め段々と求めるようになった中判の独特の立体感がそこにはありました。
実際中判フィルムのあの立体感は、圧縮効果とセンサーの対角線が長いことで生まれる焦点距離の違いでできるものだと、色々と調べているとでてきたのでなるほどF値だけでないもので生まれるものなんだな、と思っております。
現状6×7サイズのセンサーはないためデジタルであの立体感を求めるなら645フルフレームのデジタルバックになってくるわけです。
あぁ……めっちゃいい……楽しい。ってなっておりました。
もちろんこんな微々たる差とこの感覚なんてものは使っているからこそ起きるものだとはおもっておりますが。写真見せられて何が違うの?と言われても自信をもってここが違う!って言える自信ないですし。
しかし道具が変われば感じるこの感覚だとも思っています。
弘法筆を選ばず、と言いますが、弘法じゃない人間は筆を選んだっていいわけです。能書は好筆を用うということわざだってあるわけです。
私の場合は下手の道具調べで間違いないですが。
さてここからは近所だったり少し離れたところの散歩の写真を貼っていきたいと思います。
その①に関しては写真すら貼っていないという始末ですし。

現像の耐性がすごいですね特に暗部
持ち上げても問題ないですね、ISO高いとノイズが見えますが


ISO800とかで撮った写真
ノイズ感はありますが、個人的にはすごく好み
ISOは35か50くらいしか使い物にならないとあったのでうれしい誤算でした


個人的に買ってよかったと思った写真
この立体感が求めていたものでした、そして自分だけが好きな写真かなとも思います。


実際に使ってみて思うこと ――不自由さを楽しむ贅沢

こうして実際に使ってみると、「CCDだから劇的に素晴らしい!」といった世間で言われるような良さは、個人的にはそこまで過剰には感じていない、というのが正直な感想です。

ただ、写りの「線の細さ」みたいなものは確かに感じています。

あとは何より、現現像(RAW現像)がしやすくて楽しいです。 今のカメラは、撮って出し(JPEG)でも最初から素敵な写真が撮れる優秀さがあります。そんな中で、「RAWでしか撮れない楽しさ」みたいなものが、このカメラにはある。

最近は世の中的にも、あえて「不自由さを楽しむ」という傾向がありますよね。 このデジタルバックでの撮影は、まさに「デジタルとフィルムの体験を掛け合わせたハイブリッド」のようなものかな、と思っています。

カメラに詳しい偉い人に、こんなこと言ったら怒られますかね?

もちろん、フィルム撮影ならではの「エモさ」や「現像の手間」とはまた違います。しかし、現代のデジタルカメラとも少し違う、独特の感覚があるのです。「あぁ、一眼レフって本来こんな感じだったなぁ」という懐かしさもあるとは思いますが。

どんな人におすすめか

  • 現在の便利になりすぎた、圧倒的オールマイティーなカメラに飽きた人

  • スマホとは確実に違う「撮影体験」を感じたい人

そんな方には、自信を持っておすすめできるものだと思っています。

noteを書き始めた理由

いかがだったでしょうか。

そもそもは「買って自分で使い倒そう」とだけ思っていたのです。しかし、いざ調べてみると、ネット上にはデジタルバックで撮られた写真や情報が意外と少ない。 私個人としても「もっとその機材で撮った写真が見たい!」と熱望するタイプなので、「だったら自分がnoteを書いてみよう」と思い立った次第です。

今後ものんびりと更新を続けて、このnote自体も一つの趣味にしていければいいな、と思っております。

何卒、今後ともよろしくお願いします。 いそはちでした。

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