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ハローいらっしゃい phase one その①

はじめまして、いそはちです。

皆様初めまして、私いそはちと申します。 ここでは、あまりの欲しさに勢いで買ってしまった「Phase One IQ180」について書いていければと思っております。

まずは、私いそはちの簡単なプロフィールから。 私は中小企業の営業という名の雑用と、簡単な図面を書くことを生業としている31歳の、カメラが好きなただのサラリーマンです。

カメラ自体は大学時代から触り始めまして、バイト代で買ったキヤノンの70Dが初めてのカメラでした。 毎日意味もなく持ち歩き、大学の講義の終わりや、時にはサボりながら、何もない定期圏内の駅で降りては写真を撮っておりました。

キットレンズでぶれまくり、ピントを外しまくりの写真たち。 しかし今見返しても、「カメラが趣味でよかったな」と思う瞬間がたくさんあります。そんな体験をしてしまったばかりに、ずるずると緩やかに沼にはまり、現在に至ります。

なぜデジタルバックという「業務機」に手を出したのか

では、どうしようもない欲にまみれた人間が、なぜこんなデジタルバックという業務機を買うことになったのか。

実はカメラはFUJIFILM GFX50Sで一旦終わり、次にカメラ本体を買うのは、今持っているカメラが壊れたりしない限りはないだろうと実感しておりました。

では、なぜデジタルバックに手を出してしまったのか。 ――ロマンです。

CCDセンサーの、ほぼ645判サイズのカメラ……。これをロマンと言わずして何と言うのでしょうか。大バカ者が見るロマンというのは、どうしてここまでもどうしようもないものなのでしょうか。

しかし、「無駄こそ人生だ」が格言の私。こうやって自分を正当化しながら、今も生きております。

そもそも、このカメラというかデジタルバックを知るきっかけになった理由は、フルサイズのCCDセンサーを調べ始めたからというものがありまして。

「最近、CCDがなんだか流行っているなぁ。CCDのフルサイズってまずあるのか?」 「CCDセンサーはライカのM9とCONTAX Nくらいなのかぁ」

なーんて調べていると、CCDセンサーにはフルサイズを超えた「フルサイズ以上のCCDセンサーを積んだデジタルバック」なるものがあるということを知ります。これに気づいてしまったのがいけなかった。

センサーサイズへのこだわりと、メーカー選び

44mm×33mmサイズのCCDセンサーがあることは知ってはいたのですが(PENTAX 645Dなど)、さらに大きいサイズはもはや一般人には到底手が出ないものなのだろうと思っていました。しかし調べてみると、めっちゃ高いけれど「一般人が貯金すれば買えないものではない」ということを知ります。

すでに44mm×33mmセンサーのGFXを持っている自分としては、それよりも大きなセンサーが欲しくなっていきます。さらに大きいセンサーには二つあり、48mm×36mmセンサーのもの、そして「645フルフレーム」と呼ばれている約53.7mm × 40.4mmです。

当然ロマンを見てしまうような男ですから、大きい方が欲しくなってしまいます。あとは、おそらく一回り小さいセンサーの方を買っても、後から53.7×40.4の存在が気になることは明確でしたので、最初に買うときの候補からは外した、というのもあります。

では、そのセンサーを採用している製品を作っているメーカーはどこなのか。

1. ハッセルブラッド(Hasselblad)

最近だとデジタルバックにもカメラにもなる粋な製品を出している、老舗の有名メーカー。そこの「Hシリーズ」というのが大型センサーを採用していると。 しかしまぁ高い。デジタルバックというよりは、ボディとレンズが高いのです。いくら貯金すれば買えるといっても、ランニングコストは安いに越したことはありません。

2. Phase One(フェーズワン)

調べていくうちに知ったのですが、デジタルバックでは超有名なメーカー。マミヤという、昔あった日本のカメラ会社を吸収したりしているみたいです。 さて金額は、デジタルバック単体だとハッセルとそんなに変わらないお値段。しかし、ボディとレンズに関しては「Mマウント(マミヤ645マウント)シリーズ」であれば、結構現実的なお値段でした。

値段やその後の汎用性(フィルムカメラに取り付けたり等)のことを考えると、Mマウントシリーズで探すことが方針として決まりました。

機材の構成を考える

Mマウント用デジタルバックを付けるボディは、645DF、645DF+、XFというものが一般的です。

さらに言うと、フィルムバックと併用できる(フィルムカメラのボディにデジタルバックを付けられる)ものもあるのですが、「AFが迷いまくる」ということがネットに書いてあったため断念しました。また、その汎用性もあってか、中古市場では645DFや645DF+より高いです。現行機であるXFは、シンプルに高い。

レンズに関しては、80mmが所謂標準になるのですが、意外と安い。安いといっても「レンズとしては」ですが、大体5万円くらいからあります。

なので私は、

  • ボディ: 645DF か 645DF+

  • レンズ: すでに持っている「80mm F1.9」に加えて、AFが使える「F2.8」を追加するか

という形で方針が固まりました。

そして肝心のデジタルバック。 645フルフレームのMマウントのものだと、Phase One P65+、あるいはIQシリーズが現実的。あとはLeaf Credoというものがあります。 調べると、Credoは内部処理だったりUI(操作画面)が違うだけで、センサー自体はPhase Oneと同様らしい?

ニッチなものの、さらにニッチなものというのは憧れるのですが、Leaf Credo自体が市場にほぼ出ないので、大人しくPhase Oneで探していくことにしました。

煩悩と誘惑、そして運命の出会い

さて、方針が決まり、ここからは貯金をしていく日々が始まります。 しかし、貯金をしながら眺めるヤフオクやメルカリは、中々誘惑が多い。お金を貯め終わってから見ればいいのですが、そんな我慢ができないわけです。なんて煩悩の塊なのでしょうか。

もちろん、お金がまだ貯まっていないのに眺めているため、悔しい思いを勝手にすることもあります。レンズとボディのセットが現実的な金額で出品されたり、お目当てのデジタルバックが出たり。一番悔しかったのは、「IQ160」が出たときですね。

しかしまぁ、そもそもの値段が高い業務機ということもあり、毎日出てくるわけでもなく、新しい出品が何もない月なんかもありました。

これのおかげ(?)か、先人たちのありがたい知識たちに助けられ、巡回するサイトがどんどん増えていきました。いわゆる海外通販やオークションサイトですね。 eBay(イーベイ)なんかは流石海外オークションといったところで、日本で探すよりよく見つかります。しかし、あまりに高額なものなので中々勇気が出ず、逃してしまうこともしばしば。結局ここで買ったのは、645DF用のバッテリーチャージャーくらいです。

そして探すこと数ヶ月。お金も順調に貯まっていき、もはやサイト巡回も日課になりつつあるそんな時。

目の前に現れたのは、狙っていたIQ1シリーズの最上位――「IQ180」なのでした。

(その2に続く……)





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