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shinsukesugie
今年最後の満月
なんだかんだ言って、月はよく見るほうなのだが。今年最後の満月なんて、言うて変わらない。でも「最後」なんて言われたら、つい、見たくなってしまうものだ。
とっても明るかった。そこらへんの照明より明るかった。
僕は千歳飴をなめながら思う。12月にもなって、なぜかと言われても、あったから以外に言いようがない。あったんだもん。
ついこの前もらってから食べているが、全然減らない。もしかしたら知らない間に増えてるのかもしれない。
手を伸ばしたら中指の先が少し触れた。勢いが良かったせいか、少し遠くに飛んでいってしまった。
それから月が小さくなった。
