おやつの時間にかっこいいポーズを【ぬいぐるみたちのやさしい物語】ファンタジー
ある日のおやつ時のこと。
魔女と四匹のぬいぐるみたちは魔女の家で『手作り濃厚ぷるぷる塩プリン』を食べていました。
「ねえ、みんなレディーポジションって知ってる?」
ヒグマが得意な顔で言いました。
みんなは何のことかわからず、顔を見合わせました。
「あのね、昨日読んだ音楽ものの漫画に出てきたんだけど、スネアドラムを叩き始めるときにこんな感じでスティックを構えるらしくて、そのポーズをレディーポジションっていうんだって」

「そうなんだ。なんかレディーポジションっていう響きがかっこいいね!」
と、シロクマ。
「みんなは今の自分凄くかっこいい!と思うポーズってある?」
と、ヒグマ。
シロクマは、しばらく考えた後に、
「わたしのかっこいいポーズは……

これ!!泡立て器でホイップを作るポーズ!」
次にフクロウが、
「僕だったら……

こう!!本を読むポーズ!」
次にウサギが、
「僕は絶対に……

これ!!鍵を開けて忍び込むポーズ!」
次に魔女が、
「私は……

これでしょ!!株の利益を確定するクリックのポーズ!」
魔女の迫力にぬいぐるみたちはドン引きしつつも、その後もみんなでわいわいがやがやと、お互いにかっこいいポーズを披露しあうのでした。

【お知らせ】
魔女の森に住むぬいぐるみたちがトートバックになりました!
物語から飛び出したみんなを是非チェックしてください。
