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保育士だって新学期は怖い。みんなで一歩ずつ乗り越えよう!!

4月。新学期、新生活が始まった方々、おめでとうございます。

このnoteでは、保育園の新学期を保育士がどんな心持ちで過ごしているかを書いてきます。

保護者目線で慣らし保育を乗り切る心構えなどが書かれた記事はあるかと思いますが、私は、保育士目線で書いていこうと思います。

大事なお子さんをドキドキしながら預けている保護者のみなさま。
大丈夫です。
保育士もドキドキしています。

みんながドキドキ。
保護者だけがドキドキしていて、保育士はドーンと構えて余裕に過ごしているわけではありません。

みんな同じ。
緊張しながら慣れていくのです。

「私だけがドキドキ不安で」という方に向けて、「みんな同じですよ〜」という気持ちを届けていきたいと思います。


ちょこっと自己紹介

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元保育士。
いまは親として子どもと向き合う日々。
視覚障害児とそのきょうだい児を育てる母です。
子どもと見つけた小さな気づきや、心が動く瞬間を言葉にしています。
子育ての「あたりまえ」に潜むやさしさを、 読む人にもそっと持ち帰ってもらえるように書いています。
大切にしたいものを、大切にできるように。
みなさんへのお手伝いができるように。

慣らし保育のスケジュール

保育園には「慣らし保育」という文化があります。

少しずつ保育園に慣れるために、少しずつ保育時間を長くしていくことです。

私がいた保育園では、「慣らし保育」ではなく、「出会い保育」に名前を変えようかという提案をされたことがありました。

長い保育園生活のはじめの一歩、良い出会いになりますようにと願って。

しかし、世間一般の呼び方「慣らし保育」が定着しすぎて、なかなか浸透せずに今でも「慣らし保育」と読んでいるように思います。


私が初めて0歳児クラスの担任をするとなった時、慣らし保育のスケジュールをそれまでのものとは少し変えさせてほしいと提案しました。

具体的には、1時間単位で刻ませてほしいとお願いました。

もちろん、保護者のご予定もありますから、無理にはお願いできませんが、特に要望のない方にはこんなご提案をしました。

育休明けの初出勤が3週目の月曜日に設定されている企業さんが多くありましたので、その方には最長2週間で慣らし保育をスケジュールさせてもらいました。

《火曜日が入園式だった場合》
水曜日(第1日目) 9:00 〜 10:00
木曜日(第2日目) 9:00 〜 10:30(11:00)
金曜日(第3日目) 9:00 〜 12:00(給食終了まで)

土日はお休み

月曜日(第4日目) 9:00 〜 12:00(11:00)
火曜日(第5日目) 9:00 〜 12:00
水曜日(第6日目) 9:00 〜 15:00(お昼寝チャレンジ)
木曜日(第7日目) 本来の登園時間 〜 15:00
金曜日(第8日目) フルタイム  

保育園でのハードルは、大きくは3つあります。

  • 朝、保護者と別れること

  • 給食(お家とは違う味の料理)を食べること

  • お昼寝

生活の部分が大きなハードルとなります。
なので、2週間かけて、ハードルに一つずつ挑戦できるスケジュールを組んでいました。

もちろん、「せっかく最後の育休期間だから、子どもなしでランチしようと思ってたのに〜」とおっしゃる保護者さんには、リフレッシュ可能なスケジュールを再提案させてもらっていました。

また、4月初日から出勤しないといけない方もいますので、そのご家庭にはハードル全部乗せのハードモードで挑みます。


保育士だって怖い春

初日をたった1時間だけの保育で、とお願いしたいというと、大抵の方は

「ほへ?1時間?9時に行って10時にお迎え?」

とキョトンとされます。

でも、私は強気でこう答えます。

「本当に短いです。でも、入園式の日、みんな一緒にニコニコと登園した保育園に、次の日、自分だけ置いて行かれた子どもの気持ちを思うと、1時間が限界です。
これから長い保育園生活の初日、置いて行かれるんだと知る日は、短ければ短いほど良いです。
忘れてしまうくらい短い方が良いです。
あっという間にママが来てくれた。その経験が大切です。」と。


でも、実は、保育士である私も慣らし保育の間ずっと緊張していますし、怖いです。

プロなのに、と叱責されるかもしれませんが、大事なお子さんをお預かりするのは本当に怖いです。

初めましてのお子さんは尚更、緊張します。

泣くのかな?
泣いたらどうなるのかな?
泣き過ぎて吐いちゃわないかな?
歌は好きかな?
お外は好きかな?
楽しいものを一つでも見つけさせてあげられるかな?
好きな抱っこの体勢はあるかな?
ゆっくりが良いかな?
激し目がお好きかな?

様々などうかな?を想像しながら受け入れます。

恐る恐る関わります。


「はぁ〜 ママ来た〜〜〜〜!!!」

子どもと同じく、大きく息が漏れます。


安心が楽しい場所に変わる

2週間かけて、「保育園ってこんなところか〜」とわかる子、「なんか最近毎日ここに来るな〜」程度の子、いろんな子がいますが、少しずつハードルに出会うことで、少しずつ慣れていくことができます。

「今日は食べるかな?」
「今日は寝れるかな?」

保育士も一つひとつ気構えます。

生活が安定してきたら、遊びの中に笑顔も出てきます。

安心した場所でないと、楽しいところにはなりません。

保育士は、保育園が安心した場所になるようにお手伝いしていきます。

保育士自身も、そのクラスで安心して生活できるようにまでは、緊張しています。


まとめ

慣らし保育真っ只中の方、細かいスケジュールだなと思ったり、ハードモードだなと思ったり、いろいろあると思いますが、今はみーーーんな緊張モードです。

毎日が初めての出会いに子どもも保護者も保育士だってドキドキです。

慣らし保育の2週間、みんな緊張しながら頑張った結果、育休明けの3週目に熱が出るのは、まさに「保育園あるある」です。

前途多難すぎて落ち込むこともあるかと思いますが、少しずつ、一歩ずつ乗り越えていきましょう!!!

「朝の用意が全然進まなかったら、とりあえず、お母さんが自分の用意をして、子どもはボサボサのパジャマのまま登園していいよ。
絶対それが毎日になることはないし、ずっと続くこともない。
いつかその必死さに笑える時が来るから、ぜひ、パジャマのまま登園もしてみてくださいね」

と毎年言ってきました。
本当にパジャマで来た子はいなかったし、
「そんなんで良いんだ〜」と保護者が笑ってくれたら、それが安心に繋がっていっていたかなと思います。

保育士だって新学期は怖い。
だからみんなで乗り越えよう!!!


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