産後、自分を見失いかけていた時に、偶然、耳にした曲。
昨日、たまたまテレビをつけると、高畑充希さんが出ていた。
どうやら、「とと姉ちゃん」が、5/5〜が再放送されるらしい。
その宣伝のために出ていた。
だが、そのドラマより、後ろに流れた曲に私は反応した。
それが、宇多田ヒカルさんの「花束を君に」だった。
「あ、このドラマの主題歌だったんだ」と。
そう、このドラマが、初回放送されていた時、私は、第1子を産んで、ちょうど半年が過ぎた頃だった。
他の方との接触は、ほとんど持たず、娘と2人、家にいても、TVは付けず、手遊びしたり、絵本の読み聞かせをしたり、娘の様子を眺めたりして日々を過ごしていた。
外に出ても、公園と商店街に買い物に行く程度で、外の情報があまり入らない状況であった。
それでも、この曲だけは知っていた。
それは、娘をベビーカーに乗せて、ほぼ毎日歩いた大阪の商店街で、頻繁に流れていたからだ。
夫の転勤先で、知り合いもおらず、慣れない環境での育児。
1人の子の母として、完璧でなければならないと思って、自分の気持ちを押し殺して生活していた。
この頃の私は、よく、実母や夫に「私って、子ども産む前って、どんな性格だったっけ?」と質問していた。
それほどまでに、元の自分を思い出せずにいた。
そんな時に、ふと、耳にしたのが、この曲だった。
最初、あまり聞いたことのない感じだったので、「新しいアーティストさんが、出てきたのかな?」と思っていた。
だが、家に帰って調べてみたら、
「なんと、あの!宇多田ヒカルさんの曲だったのだ。」
「あれ?こんな歌い方だったっけ?」
と、衝撃を受けた。
そして、昼寝をしている我が子を見ながら、この優しく穏やかな曲調を聴いて、私は、原っぱで、そよ風に当たっているような気持ちになり、自然と涙を流したのを覚えている。
自分自身を見失いかけて、完璧な母親であろうと必死だった私。
私らしさの記憶はなく、ぽっかりと穴が開いたような時に放送されていた「とと姉ちゃん」。
「花束を君に」がスキなのもあるが、男性社会の中で、女性が活躍する姿を見るのも好きなので、「とと姉ちゃん」見て見ようかなと思った。
本日も、最後まで読んでくださって、誠にありがとうございました。
