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夫にゾンビと言われて、顔色だけ良くなった。

夫にゾンビと言われた私。
どうやら、かなりひどいことを言われているらしい。

と気づいたのは、義理の妹との会話だった。

「最近、疲れが取れなくて…夫にゾンビって言われたんだよね」

最初にゾンビと言われたとき、
正直、ちょっと納得してしまっていた。

目の下には、クマ。
化粧が落ちると、くすみ。
気づけば、重力に負けたような顔。

「え、それって、ひどくないですか?」

その一言で、なぜか遅れてイライラがやってきた。

……たしかに?

育児と家事をほぼ全任せで、
そっちがもう少し手伝ってくれたら、
ゾンビになる前に防げたのでは?

と、思ったけれど。

私は、それを言わなかった。

代わりにこう言った。

「私も若々しくいたいので、いい化粧品、買わせていただきます!」

内心、ちょっと思っていた。
……ラッキー。

そして試した、ちょっといいやつ。

結果。

顔、真っ赤。

そうだった。
私、肌、弱めだった。

思い出す。

結婚式前、人生初のエステ。
翌日、見事にかぶれて皮膚科通い。

あのときも、今回も。

「ちょっといいもの」は、だいたい私に強すぎる。

結局、戻ってきたのは、いつものやつ。

オルビス
いわゆる、プチプラ。

派手さはないけど、ちゃんと合う。

肌も、たぶん、生活も。

私は、
高級住宅に出るゾンビではなく、
ごく普通の家庭に出るゾンビ。

だから、
プチプラでちょうどいい。

せめて顔色だけは、
人間色に。

#なんのはなしですか

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