「つながる気持ち」を大事にしたい|不登校支援のいま
「オンラインゲームの世界はどこか価値が低いところと思っていませんか?今の子は友だちは友だちなんです。共感的な姿勢で関わってください」
先日思春期のゲーム依存の研修の冒頭、講師から言われた言葉である。内心ドキッとした。
わたしとしては、疎い分野だからだ。
現在子どもと直接支援する機会は少ない。
だが、この研修は非常に身になるものであった。
それをnoteにすることも意味があることのように思ったので書いてみた次第である。思春期の子どもに直接関わる方もそうでない方も読んでもらえると嬉しい。
尚最後の項だけセンシティブな内容なため有料となっている。ただ、大人にも当てはまる大切な内容のため是非目を通してもらえたらと思います。
現代の子どもたちにとって自由な遊び場ってどこにあるんだろう?
自由な遊び場は時代と共に変化している。昔は裏山や校庭、公園だったが、だんだんとオンラインゲームの世界に移ってきた。
昔は秘密基地は管理が届かないところにあった(実は親や近所の人に把握されていたけど)。大人から隠れた秘密の場所で仲間関係を作り、自分を確立していった。
でも今は個の時代で、公園で自由な遊びはできないし、子どもは塾などで忙しい。代わりにオンライン上に仲間と一緒に作る秘密基地のような居場所ができているというわけだ(マイクラのような)。
「居場所」回復のプロセス
ゲーム依存の支援は不登校の支援を基本とする。大切なことは不登校や引きこもりをこじらせないことだという。
不登校には段階があるといわれている。
①不登校:学校に行かないけど家庭では元気
②社会的引きこもり:学校に行かないし人の目が気になって出かけないけど家庭では元気
③家庭内引きこもり:学校に行かないし出かけない、部屋からも出ない
同じ行かないにも状態像が違うということ。
家庭内引きこもりは、家の中の居心地をよくしていくことが基本となる。そのために親子のコミュニケーションのあり方を話し合っていく。
子どもは行かないと決めているわけではない。「行かなきゃいけないけどないとわかっているけど、行けない」ことが多い。この場合多くは行けない自分を強く責めている。この気持ちは投影され親へと向かっていく。自分のことを責めていると思い苦しんでしまう。親子関係へも影響する。
家庭内の居心地を良くして、「居場所」を回復させることでチャレンジしやすくすることが大事となる。
ではチャレンジとはなにか?相談室へ行くこと、再登校すること、プラモデルを買いに行くことなどである。子どもが外へ行くには移動手段や、費用がかかる。ひとりでチャレンジすることは難しい。大人のサポートが必要である。
学校という居場所はなくなっても好きなことは残っているのは大きな救いとなる。やみくもにゲームを取り上げることはよくない。好きなことは肯定し、応援していくことが大切だ(それはゲームじゃなくても良い)。
そして、
「あなたが元気でいてくれることが大事だよ」
「元気になるためのチャレンジを応援しているから」と伝えて寄り添っていけると良いだろう。
最後に、親御さん自身のケアも大事である。
専門家に相談すること、周りの大事な人に話を聞いてもらうこと、自分のための時間を持つことなど、自分のこともどうか大切にしてほしい。
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