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「世界一大きな花」を見上げた夏|孫と青島で初めての体験

こんにちは、凸凹おばばです。

みなさんは、「世界一大きな花」と聞いたら、どんな花を想像しますか。

大きなヒマワリのような花でしょうか。
それとも、人の顔ほどもある豪華な花でしょうか。

わたしがテレビで見たのは、その名も――

ショクダイオオコンニャク。

名前からして、ただ者ではありません。

テレビでは、宮交ボタニックガーデン青島で「もう咲きそうです」と紹介されていました。

世界一大きな花として知られ、めったに見られないというショクダイオオコンニャク。

「これは見ておかなくては!」

家族みんなの気持ちがひとつになり、孫たちと一緒に出かけることになりました。

世界一大きな花に会いに行こう


中が見えるように穴が開けてある

「どれくらい大きいんだろう」

「本当に臭いのかな」

車の中でも、初めて見る花への期待が膨らみます。

写真やテレビで見るのと、実際に自分の目で見るのとでは、きっと違うはず。

孫たちだけでなく、わたしも遠足に出かける子どものようにワクワクしていました。

いくつになっても、「初めて見るもの」に会いに行く日は心が弾みます。

少し遅かったけれど、間に合った

宮交ボタニックガーデン青島に到着すると、ショクダイオオコンニャクは、すでにしぼみ始めていました。

満開には少し遅かったようです。

それでも、目の前に立つと驚くほどの大きさ。

「うわあ、大きい!」

思わず、みんなで見上げました。

いわゆる一枚の大きな花びらではなく、小さな花が集まった「花序」なのだそうです。正確には、世界最大級の花序として知られています。

難しいことはさておき、実物を目の前にすると、その迫力に圧倒されます。

「これが、あの世界一大きな花なんだ」

テレビで見た花が、今、自分たちの目の前にある。

それだけでワクワクしました。

孫たちも前から後ろから


穴の開いた部分を覗きたくなるのはみんな同じ

孫たちも興味津々です。

前から眺め、横に回って見上げ、今度は後ろへ。

後ろ側には、中のめしべやおしべの様子が分かるように穴が開けてありました。

孫たちは、まるで大きな秘密の扉をのぞき込むように、代わる代わる中を観察していました。

わたしも一緒になって、後ろからのぞき込みます。

花の中を裏側から見るなんて、そうそうできる体験ではありません。

初めて見るものを前にすると、大人も子どもも関係ありませんね。

みんな同じ顔をして、夢中でのぞき込んでいました。

うわさのにおいは……


ウニのような部分がおしべ、下の突起部分がめしべ

ショクダイオオコンニャクは、開花すると「肉が腐ったようなにおい」を放つことでも知られています。

いったい、どれほどのにおいなのか。

見たい気持ちはいっぱいですが、嗅ぎたいかと聞かれると、少々考えてしまいます。

覚悟して近づきましたが、幸い、そのにおいは感じませんでした。

しぼみ始めていたからでしょうか。

珍しいにおいを体験できなかったのは、少し残念なような、家族全員で嗅がずに済んでホッとしたような……。

花は見たい。
でも、においは遠慮したい。

人間とは、なかなか勝手なものです(笑)。

青島は夏のにぎわい


向こうに青島、手前は水遊びを楽しむ人たち

宮交ボタニックガーデン青島のすぐそばには海が広がり、その向こうには青島神社の鳥居が見えます。

目の前では、大勢の人が楽しそうに水遊びをしていました。

温泉を利用した無料シャワーも設置されているので、水遊びのあとも安心です。

さすがお盆の時季。

駐車場には県外ナンバーの車がたくさん並び、青島は夏休みらしいにぎわいに包まれていました。

世界一大きな花を見たあとは、近くのカフェでかき氷。

珍しい花を見上げたあとのかき氷は、いつもより少し特別な味がしました。

初めては、いくつになっても楽しい


「金魚鉢」という名前のかき氷

ショクダイオオコンニャクを見たのは、孫たちにとっても、わたしにとっても初めてでした。

満開には間に合いませんでしたが、しぼみ始めた大きな姿を見上げたこと。

花の中を後ろから観察したこと。

においがするかどうか、少しドキドキしながら近づいたこと。

その一つひとつが、夏の思い出になりました。

孫たちは大きくなったとき、この日のことを覚えているでしょうか。

「世界一大きな花を見た」

それとも、

「ばあちゃんと、かき氷を食べた」

覚えているのは、案外かき氷のほうかもしれません(笑)。

それでも、この夏、家族みんなで同じ花を見上げ、「大きいね」と驚き合えたこと。

そして、初めて見るものに一緒にワクワクできたこと。

それが、わたしにとって何よりうれしい初体験になりました。

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