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いきどまり と やさしさ

待ちに待った大好きな「星野源」がそこにいた。
別に古参ファンではない。
ただ初期の苦しみを耐えながら、
もがきながらも生み出されていた頃の彼の曲が
どうしようもなく好きだっただけで。
最近の曲は心から楽しんで作っているのだろう
けど、わたしには眩しすぎて聞けずにいた。
LIVEにも行かなくなってしまった(今の人気じゃあチケット取れないけど)

彼は暗い曲ばかり書いてたと言うけれど、
確実にその曲のおかげで
救われているひとたちがいると思う。

移植を終えて・・・

気がついたら、移植はあっという間に終わっていた。採卵と違い、局所麻酔もせずに実施前の緊張で疲れすぎてぼんやりしながら左側のモニターを
みながら自分の体の中に移植されてゆく・・・。

不思議な感覚だった。
本当にわたしの中に「いる」のだろうか。

怖さはあったけど、
やはりここの先生はいい人だなぁと
しみじみ感じた。
採卵時に、わたしの腕にふれながら、
落ち着かせてくれた彼女が、移植してくれた。

ふと、彼女だったら失敗してもいいやと
思ってしまったんだな。
それほど、移植してくれたのが彼女でよかった。

午前中に移植が済み、
どうしてもすぐに自宅に戻りたくなくて、
ランチに行った。
大好きなサラダをたくさん食べて、
3回目にしてはじめて、レジ中に
お店の方とここのランチがすきだと
話した。
少しだけ会話をして、おいしかったと
伝えられたことが嬉しかった。

その後、叔母の誕生日プレゼントや兄夫婦のお歳暮を探したり、購入したり・・・。

なんだろう。
移植も不妊治療もはひどく他人事のように
感じる瞬間がある。

それに集中してしてしまうと、
ひどく自分を傷つけやしないかと
無意識に考えてしまうのかもしれない。

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