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ありきたりなもの #159

朝、散歩をしている途中。

道端に咲いている花が綺麗で、
思わず足を止め、写真を撮った。

朝日が昇った空が綺麗で、
空の写真も撮った。

この綺麗な花を、空を、
この景色をたくさんの人と共有したい。

そう思って、
noteの記事の画像にしようとした。

でも、いざ載せて見てみると、
何ともありきたりな写真に見えた。


noteには、
今日もたくさんの素敵な写真が並んでいる。

その中では、私の写真は、
よくあるありきたりな写真に見えた。

森の中に植えた一本の木のように、
景色の中に溶け込んでしまう。

私が動かされた心の温度を、
そのまま伝えることはできないのかもしれないと思った。

写真には写らないものが、そこにはあった。


人の目に留まるためには、
何か他のものとは違う、
抜きん出ているものが必要なのかもしれない。

キラッと輝いて、
目を惹かれるような特別さが。

でも、ありきたりなものだとしても、
私が見たあの花もあの空も、綺麗だった。

その美しさに、思わず足を止めた。

あの花の美しさも、あの空の美しさも、
いつまでも心に留めておきたいと思った。

私の心は動いた。

誰かにとっては、
ありきたりなものだったとしても。

私にとっては、
世界でたった一つの景色だった。


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