光の下へ、自分を連れ出す #153
夏になってから、“暑い”という理由で、
太陽の下に出る機会がめっきり減った。
陽の光を浴びるのは大好き。
もちろん、日焼けが嫌だから夏でなくても
浴び放題というわけにはいかないけれど。
それでもやっぱり、
陽の光が恋しくなったりする。
夏休みに入った朝。
最近寝坊続きだった私は、
久しぶりに早く起きられた。
カーテンを開け、窓を開ける。
まだ優しい朝の太陽の光。
夏の朝の風の香り。
ああ、外に出たい。
光を浴びたい。
思い立って、
急いで身支度を済ませて外へ出た。
自分を、光の下へと連れ出した。
ギラギラと照り付ける真夏の太陽ではなくて、まだ昇り切る前の、優しい朝日の光。
光の下で、深呼吸をする。
朝日に照らされて、
久しぶりに心が呼吸できたような気がした。
光の下へ、自分を連れ出す。
それだけでも意外と、
心はあたたまるのかもしれない。
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