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娘を持つ父親必見!映画「ワーキングマン」は「ビーキーパー」ではない!

新年、明けましておめでとうございます!

さて、新年一発目の映画といえば、昨年の「ビーキーパー」に引き続き、今年もジェイソン・ステイサム映画がやってまいりました!

というわけで、初日の朝イチから(そんなに楽しみやったんか・笑)、デヴィッド・エアー監督、ジェイソン・ステイサム主演最新作「ワーキングマン」を、イオンシネマ茨木で観てきました。


イオンシネマ茨木・スクリーン5のベストな座席は?

初日初回のイオンシネマ茨木の上映館は、スクリーン5番。映画館のお気に入りの座席をシェアするウェブアプリ「シネファボ」で見てみると、F列の前が通路で、前後距離もちょうど良さそう。左右のセンター位置が9、10あたりのようでしたが、どちらも埋まっていたので、F列8番で予約しました。

イオンシネマ茨木はイオンモール茨木内にあり、営業時間外は通常の入口が空いておらず、朝イチの上映の入場やレイトショーの帰り口が少し遠回りになります。今回も、入り口からさらに奥まで進み、駐車場用のエレベーターより劇場のある5階に進みました。

上映までは少し余裕がありましたが、終演後はすぐに昼食の時間になるので、コンセッションではフードは買わず、飲み物だけ買って劇場に向かいました。また、私の場合、朝の上映時間はトイレが近くなってしまう体質なので、ドリンクもSサイズに。

入場時には、特典としてお年玉のポチ袋に入った、お札を模したステッカーがついてきました。昨年の「ビーキーパー」ではおみくじを配布してバズっていましたが、こうやって配給会社も遊び心を持って楽しんでいることがわかると、観る側としても本当に嬉しくなりますね。

座席位置は、若干右に寄っていた感じですが、偏った印象を受けず、ほぼセンターと言っても良いぐらいの場所でした。スクリーンの高さ、前後距離もちょうど良し。新年一発目から、良い席で鑑賞できました!

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単なる脳筋映画ではない?!

さて、作品について。監督と主演が「ビーキーパー」と同じで、上映タイミングも同じだった上、あらすじを読んだ人全員が「いつものやつだ!」と思ったこともあり、「ビーキーパー」的なものを求めて観に行った人が大半だったと思います(私も含めて)。確かに、「現場」から足を洗ったジェイソン・ステイサムが無双する作品としては同じですが、意外にも毛色が大きく違う作品になっていました。

他に同じところと言えば、「せっかくの設定が冒頭5分ぐらいで関係なくなる」「負けない」ぐらいのもので、「ビーキーパー」のように戦闘シーンや「面白い悪人の殺し方バリエーション」はわりと添え物のようになっていました。

冒頭から、現場に乱入してきたチンピラを現場のものを駆使して追い払う(現場監督っぽいバトルが見られるのはここだけ。あとはただのグリーンベレー・笑)のですが、それも仕方なしにやったことで、劇中で彼は「暴力的なことはやらない」ように努めて行動しています(まあ、逡巡して5分ぐらいすると「やっぱ殺る」みたいになるんですが・笑)。「ビーキーパー」の場合はどこへ行くにも正面突破でひたすら破壊していきますが、本作での主人公レヴォンは、偽装や追跡、取引を行なった上で、相手から手出しをしてきた際に返り討ちにする、というパターンが多く、結構頭脳派で、冷静沈着です(とは言え、詰めが甘くてすぐに足がついてしまうところが「無理してる」感じがして微笑ましい・笑)。

では本作の見どころは何でしょうか?どのような作品として観るべきなのでしょうか?
本作は、ステイサム無双を堪能するド派手なアクション映画としてではなく、「娘を持つ父親の苦難の物語」として観るべきなのです。

「お前に娘はいるか?」

レヴォンは、一人娘の父親。彼が救うべき使命を負っているのは、彼の上司である夫婦の一人娘。そして彼の妻は自ら命を絶っており、彼女の父親は主人公をいまだに許すことができず、孫の親権を与えず、面会時間も減らそうと画策します。

対するロシアンマフィアの連中は、バカ息子を抱えたバカ親とバカばかり。

劇中、レヴォンは悪役に対して何度か問いかけます。「お前に娘はいるか?」。女性をモノ扱いする彼らには、娘などいるはずがありません。つまり「悪」。

あるバカが「娘ひとり助けて何の意味があるんだ?」と問いかけ、レヴォンは「お前に娘はいるか?」と質問で返します。「いない」と答えた彼を「じゃあ分からん」と殺します。

娘を助ける理由がわからない理由は自分に娘がいないからでは絶対ないですが、一人娘を持つひとり親であるわたしは「その通り!」と一瞬ブチ上がってしまいました。

レヴォンは、手がかりを探し回りながら、命がけで上司の娘を探します。彼には、娘を失うことがどれだけの恐怖であり絶望であり悲しみであるかがわかるからです。しかしそのことが、彼の娘にも危険が及ぶリスクを抱えることになってしまい、義父も事件に巻き込まれることになります。

物語の冒頭からの義父との確執は、明快に解消される描写は最後までありませんが、娘を失う辛さはお互いよくわかっています。本当に失ってしまった義父の方がわかっているでしょう。父親にとって、娘の命はほぼ自分の命でもあるのですから。だからこそ彼は、レヴォンが恩人の娘を命懸けで救おうとしていることも理解できるはずです。

上司の娘・ジェニーは、「ランボー ラスト・ブラッド」のガブリエラを彷彿とさせつつ、「ワン・バトル・アフター・アナザー」のウィラのような強さ、さらには「ザ・スーサイド・スクワッド」でのハーレイ・クインさながらの活躍すら見せてくれるので、この辺りも女性の描き方へのオリジナリティを出そうとする意図が伺えます。本作の脚本・製作にシルヴェスター・スタローンの名前があることも興味深い点ですね。

というわけで、「ビーキーパー」的な脳筋映画を期待すると物足りなさを覚えるかもしれませんが、「カッコいいお父さん」が活躍する映画ですから、わたしは大満足です。レヴォンが学校で娘をピックアップするときに、普段より声が半音高くなってるところがめっちゃリアルで良かったです!


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