#02|人生で初めて知った痛み。『後編』
こちらの作品は『前編』『後編』の2部構成になってます。
よろしければ、こちらからご覧ください。
『前編』より一部抜粋。
大変ながらも幸せな生活。
祖父の病気でバラバラだった家族がひとつになり、幸せな時間でした。
しかし、幸せな時間はそう長くは続きませんでした。
問題が発生。
母へ詳しく聞く勇気を持てなかったのですが以前、叔母から聞いた話を書きます。
父は働く事が出来ない人でした。
毎日パチンコへ行き、収入は母が働いて稼いでいました。
更に追い討ちをかけるように、私が1歳の頃祖父が亡くなりました。
そんなある日、パチ屋の店長から仕事を与えてもらい仕事を始めるも、父はひとりで職場に通うことが出来ず、毎日母が送迎。
ここまで聞くと、父はとても情けない姿しかありません。
ですが、母は幸せだったそうです。
ここで、私が感じた問題は
当人は幸せを感じていますが、弟妹である叔父、
叔母は父の姿が大切な姉に寄生する害虫のように
見えています。そう思う理由は
以前、叔父達に聞いた父の話は悪口しか聞いた事がありません。
相当、悪感情で見ていたと思います。
確かに間違いではありません。俗に言う「ヒモ男」だと子どもである私も思うから。
叔父は高校生、叔母に至っては中学生。
父親を病気で亡くしこのままでは姉も亡くしてしまう。
そう感じたのでは無いのでしょうか?
そうした姿のせいで、父は母の実家でも居場所を
無くし私が産まれて3年後第2子の弟も産まれ生活は更に疲弊。
さすがの父も仕事を頑張ったみたいですが、
なんせ不器用な男。幼い私たちに手を挙げる姿が度々あり、叔父と叔母が激怒し家から追い出したそうです。
母は父を庇い姉弟喧嘩の原因に発展し、両親は私たちを連れて父方の家に向かいます。
そこでは、父の妹と折り合いが悪くやはり出ていく羽目に。
そして離婚。
子どもは母が引き取り実家へ帰るも、そこは母にとって大切な人を奪った敵の総本山に見えていました。
叔父、叔母は結果的に母を守った。と捉えていましたが母の心はこの頃から壊れ始め現在も修復していません。
大切な物は本人にしか分からない。
詳しい事は今回省略しますが姉弟関係も崩壊しました。
私も離婚に対して過剰に毛嫌いをしています。
私の家族は誰もまともな結果を得ることは出来なかった。
それから現在まで約30年間。私の心には
「私が要らない子で、不幸の象徴だったのか?」と
傷を残しました。
今回の企画で私は母と真正面から向き合い
「記事のため」を建前に離婚した経緯と私が産まれて良かったのかを聞きました。
すると、母は「あなたが産まれたお陰で、私の人生が幸せで満ち溢れた。確かに父と離婚する結果になったけど、それは“環境が悪かった”だけ」と教えてくれました。
「環境が悪かった」この言葉にどれ程の意味があるのか私には理解できません。
今回の話はみんな心に傷がつきました。
私も完治するまで30年以上苦しみ、今回の企画がなければきっと、母が死ぬまで向き合うことは無かったと思います。
私の話はもう過去の出来事のため、後悔してもどうすることができないんですが、当時の私に会うことが出来るなら「あなたは皆に愛されているよ。それだけは信じて」そう告げたいです。
ですが、私は父や母を含め叔父、叔母、祖母に対して現在は恨みの感情は持っていません。
父に対しては「どうして自分たちを置いて行ったの?」と思って居ましたがいつの間にかその感情ごと記憶から消え去り、今回母から話を聞いて持っている情報を合わせ私も「環境が悪い=誰も悪くない」の答えにたどり着きました。
父は働く勇気もなく家族に手を挙げてしまう弱い人でしたが、それは生まれ育った環境のせいでそのやり方以外を知らないのです。
何度も書きますが当時はみんな10代。
そんな、環境で私も弟もこの歳まで生きて今では幸せな家庭を築いています。
私も時々カッとなり手を挙げそうになります。
ですが、寸前で止める勇気を持てました。
これは、父と母が後悔した気持ちを受け取っているからだと思います。
親が成長すれば子も自然と成長する。
私の体験に基づき「子どもを叱る前に自分を律する」とても難しいけど心掛けていることです。
私の話はこれで終わります。
最後までありがとうございました。
もし、読まれた方に私の父や母と同じような境遇にいて、まだ修正が出来る状況なら私の経験を活かし不幸な未来を選ばないでください。
私のような経験がない方は、このような世界がある事を知っていただき、あなたの周りで苦しんでいる方へ手を差し伸べてもらえたら幸いです。
今回の企画のお陰で、人生の根本を綺麗にする事が出来ました。noteと出会えてよかった。
そして、いつも私の記事を読んで、スキやコメント、フォローまでしていただいてる方々へ
あなた方の支えで私は立ち上がれました。
私の姿でひとりでも多くの方が救われることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ハムカツ。
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