宝登山神社 奥宮へ登拝|蝋梅の香りに、変わった自分を知った日
何度も訪れている秩父・宝登山神社。
火止山(ほどさん)とも呼ばれ、大山祇命を祀り、神の使いである「大口真神(御神犬)」が守るこの場所は、私にとってご縁深い場所です。
今回はじめて、ロープウェーを使わずに歩いて登ってみました。


ロープウェーを使わず、歩いて奥宮へ
今回のテーマは、自分の足で、奥宮まで登ること。
(標高:497m)
駐車場脇から登山口に向かいます。

最初は、舗装された広い道が続きます。


舗装路ではなくなりますが、整備されていて歩きやすい道です。


ところどころで、ショートカットできる細い道がありましたが、登りはあえて広い道を選び、一歩ずつ踏みしめるように進みました。




宝登山小動物公園の建物が見えてきますが、そちらへはいかず、左手に鋭角に曲がります。



奥宮には、最後に階段を登ってたどり着きます。






神犬(ニホンオオカミ)

登山口から、1時間弱くらいで到着しました。
奥宮の左手側にすすむと、山頂です。




山頂には、満開の蝋梅(ろうばい)の景色が広がっていました。






甘い香りと、気づかなかった景色
数年前、偶然にも蝋梅の季節に訪れたことがあります。
でもあのときとは、まるで違って見えました。
「蝋梅って、こんなに黄色いんだ…」
「梅ってこんな優しい甘い香りなんだ…」
以前の私は、どこか枯渇していて、何を見ても感じることができなかったのかもしれません。
山頂で深呼吸しながら、景色を眺めていると、心が静かに満ちていく感覚がありました。

下山は、ショートカットの脇道へ
帰りは、行きに気になっていたショートカットの脇道にも入ってみました。
もし少し負荷をかけたいときや、山道の足慣らしをしたいときは、登りからショートカット道を使ってみるのもいいかもしれません。

春が怖かった、あの頃のこと
私はずっと、春の訪れが怖かった気がします。
桜の開花予想を聞くたびに、「何かしなければ」と焦り、春なのに何もできていないことに自己嫌悪に陥り…。
気ばかり焦って、気がつけば桜が散っている。
そんな春を、何年も繰り返していました。
50代になってから、ずっと「終活」を意識しています。
子どもを自立させること。
自分の仕事を全うすること。
それさえ終われば、後は何があってもいいように——と、整理することが、心の平穏を保つ術だったように思います。
断捨離を進めて、実用のものだけに絞っていって、財布も10年近く同じものを使っていました。
終活からの春財布
今日、宝登山の頂上で蝋梅の香りを感じられた自分に気づいて——
そんな自分が、ちょっと嬉しくて。
久しぶりに「春財布」なるものを買ってみました。
好きな色が差し色に入った、新しい財布。
久しく忘れていた、春が待ち遠しいという気持ちが戻ってきました。
そういえば、前回お気に入りだと紹介したタオル、蝋梅カラーでした♪
どんな状況の時も見守ってくださっていた宝登山の神様に感謝しながら、新しい自分を楽しんでいこうと思います。

お読みくださり、ありがとうございました。
