【詩的短編】もう一度…#3つのお題に空想のひらめきを【第27回】
あの日、僕は、君の香りに
誘われたんだ――。
別れてから2ヶ月。
言葉足らずのまま終わった恋が
再び動き出す。
それは、凍りついていた
時間がほどける朝だった。
寂しがり屋の“ひろちゃん”。
普段、鎧を纏って生きる僕を、
からかうように君はそう呼んでいた。
君以外、誰も呼ばなかった名前だ。
君を失ってからの僕は、
二度とは帰らない光を
ただ見つめる日々を送っていた。
けれど今、僕の隣には、
奇跡のように君という光が戻っている。
またまた、片桐みかんさんの
『3つのお題に空想のひらめきを 第27回』
に参加させていただきました。
お題はこちら。
第27回 3つのお題
お題①:「時間がほどける朝」
お題②:「誰も呼ばなかった名前」
お題③:「帰らない光」
ありがとうございました😊
