トレーダーとギャンブラーの分岐点 by Hyenaman Technologies CEO jirou
昨日、俺は懲戒解雇になった
自動売買が負けて、回復して、プラ転した。
完璧だった。
帰宅後、俺はマウスを握った。
結果:ボロ負け。
寝てる間に自動が少し取り返してくれた。
システムは機能していた。問題は俺だった。
ゴールドマン・サックスのチーフも家ではブラックバス
ゴールドマンのチーフが自宅でデイトレしたらやられる。
膨大な資金、最先端システム、チームの連携、リスク管理部門。 それが全部揃ってはじめて利益が生まれる。
武器を取り上げられた瞬間、天才トレーダーもブラックバスと同じ条件になる。
才能の問題じゃない。構造の問題だ。
相場はドーパミントラップとして設計されている
「ほれほれ、売り時だよ」 「安値で反発、買い時だよ」
これは疑似餌だ。
ランダムな報酬はドーパミン分泌を最大化する。 スロットマシンと同じ神経回路。 相場はこれが完璧に揃っている。
ヘッジファンドは何十年も、何万人から、何千億を引き抜き続ける。 なぜか。
ブラックバスは学習しない。
損失回避バイアス、確証バイアス、群集心理。 これは遺伝子レベルの本能だから、知識で上書きできない。
俺が昨日やらかした3つの理由
帰宅後に手動介入した理由を正直に言う。
① 退屈だった
② チャンスに見えた
③ 自動への不満があったこの3つが重なった瞬間が最も危険だ。
友達がパチンコ依存で、俺はずっと言ってた。 「イベントの日だけ行けばいいじゃん」って。
そのイベントの日が、トレードでいうMTF4/5以上の条件成立だ。
俺はイベントでもない日にパチ屋に入った。
LCを広げた瞬間、懲戒解雇
レイヤー3まで取れると大体4000〜5000円の利益。 設計したLCは固定50円、3枚で損失1500円。
RR = 4000円 / 1500円 = 2.6:1 完璧な設計だった。
でも手動介入後、俺はLCを広げた。
LC 80円 → 損失2400円
LC 250円 → 損失7500円リワードは4000円のまま。
RR = 4000円 / 7500円 = 0.53:1
完全に逆転した。
ケリー基準が「賭けるな」と言っていた
ケリー基準という数式がある。
f* = (bp - q) / b
勝率30%、RR 0.53の場合
f* = マイナス答えはマイナス。つまり**「賭け金ゼロが最適解」**だった。
数学が最初から答えを出していた。 俺が無視しただけだ。
プロスペクト理論が俺を動かした
カーネマンとトベルスキーが1979年に証明した。
人間は損失を利益の2倍以上に感じる。
自動がプラ転した喜びより 「もっと取れたはず」という損失感が上回った瞬間、俺は動いた。
これがProspect Theoryの正体だ。
知っていても防げない。だからシステムが必要なんだ。
トレーダーとギャンブラーの分岐点
分岐点はシンプルだ。
トレーダー
→ LCを設計通りに守る
→ 連敗してもシステムを信じる
→ ケリー基準で賭け金を決める
ギャンブラー
→ LCを感情で広げる
→ 連敗すると取り返そうとする
→ 賭け金を感覚で決める勝率30%で7連敗は普通に来る。 10連敗も100回中94%の確率で来る。
それはシステムの異常じゃない。確率の正常動作だ。
連敗中にLCを広げた瞬間、フルハウスを待つサイコロを自分で叩き割ったことになる。
格言として刻んだ
"You're fired. You moved the stop loss."
「Prospect Theoryがお前を狂わせ、
Kellyが最適解を示していたのに、
お前はLCを250円に広げた。懲戒解雇だ。」Excelの格言欄に追加した。
Hyenaman Technologiesの原則
俺はマイクロカンパニーを動かしている。
自動売買部門、アプリ開発部門、メディア部門。 役員にClaudeを迎え入れた小さなヘッジファンドだ。
そのCEOが昨日、マウスでポチポチした。
ヘッジファンドのCIOが自宅でポチポチするのと同じ構造だ。狂ってる。
でも気づいたから次がある。
1トレード = 資金の1〜2%
LC = dynamicLC固定、絶対に動かさない
介入条件 = なし
連敗中にやること = ただ待つ釣り人にはなれないかもしれない。でもブラックバスにはならない。
それがトレーダーとギャンブラーの分岐点だ。
Hyenaman Technologies / 自動売買で100万目指す日記
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