🔷サミュエル・バーバー 弦楽のためのアダージョ
どこかで聴いたことがあるかもしれない曲。
映画「プラトーン」で随所に流れていた曲と言えば
ピンと来るだろうか。
ジョン・F・ケネディの葬儀で流れた曲。
弦楽四重奏曲第1番 ロ短調 Op.11の第2楽章を後に編曲したものが、この管弦のためのアダージョと呼ばれる。
個人的な感想だが、
この曲は音の重なりとその揺らぎが波形のように迫ってくる感がある。非常に倍音の重なり方と増幅が綺麗なのだ。
揃ったボーイングでさえ、その効果を倍増して見せる。
バーバーと同じアメリカ人同士、何か思うことがあるのか。
音源だけでも慟哭や懺悔が見える気がする。
アニュス・デイ
管弦のためのアダージョを合唱にした曲。
アニュス・デイは神の子羊という意味で
ミサ曲では平和の祈りに。
レクイエムでは死者の安息を祈る意となる。
バーバー自身がバリトンの歌手であるためか、低音の作りがとても良い。テノール偏重に聞こえるかもしれないが、そうではない。グレゴリオ聖歌に通ずる低音の基礎が目立ち過ぎずに全体を支えている。
是非、倍音の広がりと深さを楽しんでもらいたい。
そんな曲。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!
いただいたチップはクリエイターの活動費、およびスクール開講の準備・運営の補助に使わせていただきます。
誰もが自分の楽しいを見つけられるように、活動を頑張りますのでよろしくお願いします🍀🍀🍀