静かな山の中
先日、九州出張のついでに大分の九重連山を登山してきた。すごくいい山の旅になった。
ここには年1くらいで登っている。僕のホームグラウンド的な山だ。
ここの良いところは、バリエーション豊かなコース設計できること。しっかりしたテントサイトがあること。山小屋には温泉があることなどなど。1番は熊のいない安心感。これに尽きる。
九州には熊がいない。これはソロ登山愛好家の僕にとっては、すごい安心材料になる。以前から、本州以北の山々でのソロ登山は熊への不安で怖くて仕方なかった。
そこに、ここ数年の熊報道。あれを観てしまった僕は、山中にいる間は、もうすっかり怯え切ってしまっている。
過去に猟師の方々と話す機会があった。僕は熊が怖くて仕方ないので何か熊対策を教えてくださいと言ったら、
熊に会いたくて山に入ってる俺たちでも会えないのに、普通の登山者が会えるはずないから心配するなと諭された。
先日も森林管理の仕事をされてる方から、熊はいますし痕跡はよく見ますが、20年ほぼ毎日山に入ってますけど、熊に会ったことはないですよと言われた。うーん。確かに。
報道とリアルな話にギャップがあるのは仕方ないと思うけど…。
僕のネガティブな妄想力が、山中のわずかな雑音を熊の気配に変換して届けてくる。
本州の山は、もう全然楽しめなくなってしまった。
