《国常立尊》霊視録──国常立尊を霊視する──
以前の記事で、出口なおのお筆先に現れた《艮の金神》を霊視したのであったが、《艮の金神》は人類登場以前のこの地上の旧神ないし旧支配者というラヴクラフトのクトゥルフ神話のようなトンデモな霊視内容で、霊視した私も驚くと同時に、《艮の金神》は大本教のお筆先では国常立尊と同体とされていたわけであるが、私の霊視では別体という結論が出たので、それを踏まえて、今回は《国常立尊》を実際に霊視してみることにした。
結跏趺坐して、5分ほど、瞑想に入る。呼吸を意識したりなどもすることなく変性意識に入る。その後、幾つかの過程を経て、第三の目付近にある特殊な方法で、霊界へと続くポータルを形成し、その先にターゲットとしての「国常立尊」を念ずる。──そして視界が開ける。
神々しい雲海の上に登り、光の世界に上昇する
これまでの霊視経験から言ってもかなり高い領域である(分析判断)
そのようなヴィジョンであっても国常立尊には接触とならない
もっと高度な所に存在するらしい
ブラフマンに近い領域(分析判断)
神格としての形態もなく、無色界の存在であるようである(分析判断)
ガイドのMDを呼び出すが、「非常に高い境域の存在である」という説明のみ
埒が明かず、意識の集中が続かなくなりそうなので、霊界参入のハブ(中継点)として利用しているインドラ神の所に退避する
インドラ神に「国常立尊」について訊ねると、「プラジャーパティ」であると説明される
思いがけぬ回答であったが、すぐに合点がいく(分析判断)
ある種のレベルの創造主のようである(分析判断)
再度、雲海と光のヴィジョンを経由して「国常立尊」との接触を試みる
雲海と光のヴィジョンを超えて、国常立尊の存する領域に到達する
MDに通訳を依頼するが、MDは通訳不能という回答
世界創造のヴィジョンが目まぐるしく現れ、ほぼ無念無想の瞑想状態に移行する
会話は不能であり、非常に高度な神格であり、コミュニケーションをするようなメッセージを有する神格ではない(分析判断)
非常に高度な意識存在である(分析判断)
だいたい把握できたので、元の意識状態に戻る


《国常立尊》の霊視の分析研究
以前霊視した《艮の金神》が神界の下方に暗い蟠りとして存在していたのとは全く別で《国常立尊》は非常に高次の意識存在であり、完全に神々しい存在であった。対話する相手というより、瞑想の対象とすべきような存在である。インドラ神の解説で「プラジャーパティ」であるという思いがけぬ説明がすぐに私には腑に落ちるものであった。プラジャーパティ神とは、ヴェーダ神話においては創造主である。しかし、ブラフマンなど、より高次の存在との関係性から、私はこれまでプラジャーパティ神についてはあまりはっきりとした明瞭な理解をしていなかったのであるが、《国常立尊》と同体であると考えることで、プラジャーパティ神の立ち位置が今回の霊視によって明瞭になった。日本の神話では《国常立尊》よりも高位に《天御中主尊》などがいるが、次回、《天御中主尊》を霊視する予定であるが、今の私の予想では《天御中主尊》がブラフマンなどに相当するのだと予想され、それよりも下位のデーミウールゴスとしてプラジャーパティ神=国常立尊が存在するのだと考えられる。また霊視の体感から言うと、色界と無色界の境域に存在し、色界の創造に関わった神格なのだと私は推論する。ブラフマンが無色界の中心に存在する神格とするならば、プラジャーパティは色界の創造主であり、それが日本神話では《国常立尊》なのだと考えられる。
国常立尊は非常に神々しい存在であり、私のように過去世以来、ヴェーダに親和性が強い人間を別とすれば、日本人として、帰神鎮魂をしたうえで、《国常立尊》の言霊と共に念想するのは非常におすすめな存在と言えそうである。彼は願望成就などの現世利益的な神格ではないが、「浄明正直(浄く明るく正しく直し)」を養成するにはもってこいの神格であると言えるであろう。
なぜ《艮の金神》が《国常立尊》を騙ろうとしたのかは、動機は本人にインタビューでもしないと分からないが、無色界から色界の経路に自己をさし挟むことで、無色界への経路を塞ごうとしていると邪推することも可能である。以前霊視した《稲荷大神》は穀物神であり、印象としては高慢な神であった。彼女は非常に人間的な高慢さを有する感じであったが、それに比べると《国常立尊》は、存在自体が単純に高次元なので、感情レベルでの高慢さもなく、ただただ高次元の清々しい存在であり、稲荷大神や艮の金神に祈るよりは《国常立尊》に無心に祈ることこそが日本人の霊格を高める為にはおすすめであると私は結論する。
結語
《国常立尊》は、無色界と色界の境域に存在する非常に高度な神格であり、「浄明正直」の権化のような存在である。また彼は《艮の金神》とは全く別存在であり、ヴェーダ神話におけるプラジャーパティ神に位置づけされる存在である。またヴェーダ神話において、プラジャーパティ神の位置づけがこれまで曖昧で解像度が低く、ブラフマー神ないしブラフマン(梵)とどういう関係にあるか、私には曖昧であったが、今回の霊視結果から、《天御中主尊》と《国常立尊》との関係から類推することで、プラジャーパティ神の位置づけが明瞭になったのは思いがけぬ副効果であった。
